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「山梨県の高校入試では、内申点が重要と聞くけど、正確にはどう計算するの?」「中学2年や3年の成績が特に重要って本当?(いいえ、3年間全て重要です!)」「自分の成績だと、360点満点中何点になるんだろう?」
山梨県で高校受験を控える中学3年生や、その保護者の方々は、このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
高校受験の合否は、学力検査の点数と、日々の頑張りが点数化される内申点(調査書点)の総合評価で決まります。
山梨県独自の複雑な内申点計算ルール(中学1年生からの成績が対象で、実技4教科に重みがかけられるなど)を正確に理解している受験生は多くありません。
この記事は、27年以上の指導経験を持つ塾の専門家集団「塾オンラインドットコム編集部」が、山梨県教育委員会の最新の実施要項(令和8年度入試準拠)に基づいて、内申点の計算方法をステップバイステップで徹底解説します。
この記事を読めば、あなたの内申点を360点満点中で正確に算出し、志望校選びや受験対策を最も有利に進めるための戦略を立てられるようになります。
記事のポイント
内申点(調査書点)の満点は360点満点である
計算対象は中学1年生から3年生の全学年の成績である
実技4教科の評定は主要5教科の評定よりも重く(1.5倍)計算される
内申点アップには「実技4教科」の成績を最優先する戦略が有効である
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Contents
山梨県の内申点計算方法ルールの基礎知識(最重要ポイント)

まず、山梨県の公立高校入試(後期募集・一般選抜)における内申点(調査書点)の基本ルールを正確に理解しましょう。
山梨県の選抜方法では、調査書の記録と学力検査の成績を同等に扱うと定められています。
- 内申点の対象は「中学1年生から3年生の全成績」
- 内申点の満点は「360点満点」が基本
- 実技4教科(副教科)の配点が「主要5教科の1.5倍」
内申点の対象は「中学1年生から3年生の全成績」
最も誤解が多い点ですが、山梨県の内申点は、中学1年生から3年生までの3年間すべての成績が評価の対象となります。
学年ごとの評定に重みづけはなく、中1・中2・中3の成績が均等に合否に影響します。
このため、「中3から頑張ればいい」という考えは山梨県の公立高校入試では通用しません。

内申点の満点は「360点満点」が基本
内申点の合計は、原則として360点満点です。
この内訳は以下の通りです。
学年 | 評定の内訳 | 各学年の満点 | 備考 |
---|---|---|---|
中学1年 | 主要5教科×2倍+実技4教科×3倍 | 110点満点 | 各教科の評定を加重して算出 |
中学2年 | 主要5教科×2倍+実技4教科×3倍 | 110点満点 | 同上 |
中学3年 | 主要5教科×2倍+実技4教科×3倍 | 110点満点 | 同上 |
特別活動・校外活動など | 委員会・部活動・ボランティア等 | 30点満点 | 活動内容・態度等を評価 |
合計 | ー | 360点満点 | 内申点の総合評価 |

実技4教科(副教科)の配点が「主要5教科の1.5倍」
山梨県の内申点計算の最大の特徴は、教科による配点の重みづけです。
教科区分 | 対象教科 | 評定の重み(倍率) | 備考 |
---|---|---|---|
主要5教科(学力検査実施教科) | 国語・社会・数学・理科・英語 | ×2倍 | 通常の教科。定期テストや入試科目と同じ。 |
実技4教科(学力検査不実施教科) | 音楽・美術・保健体育・技術・家庭 | ×3倍 | 評定が主要5教科の1.5倍の重み。内申点に大きく影響。 |
実技4教科の評定は、主要5教科の評定の1.5倍(3/2倍)の重みで計算されます。
この配点比率を知らずに実技教科の対策を怠ると、内申点で大きく不利になります。
山梨県の内申点(360点満点)の正確な計算方法

山梨県の内申点(調査書点)を算出する具体的な手順を解説します。
お手元に中学1年生から3年生までの通知表を用意してください。
- ステップ1.各学年の「教科の評定合計(110点満点)」を算出
- ステップ2.3学年の評定合計を合算(330点満点)
- ステップ3.特別活動等の加点(30点満点)を加算
- 【計算例】オール4(平均4.0)の場合の内申点
ステップ1.各学年の「教科の評定合計(110点満点)」を算出
まず、中学1年生、2年生、3年生の各学年ごとに、以下の計算式で9教科の評定合計(110点満点)を算出します。
教科区分 | 計算方法 | 各区分の満点 | 説明 |
---|---|---|---|
主要5教科 | 各教科の5段階評定を合計し、×2倍する | 5教科 × 5点 × 2倍 = 50点 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科が対象 |
実技4教科 | 各教科の5段階評定を合計し、×3倍する | 4教科 × 5点 × 3倍 = 60点 | 音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科が対象 |
合計 | 主要5教科+実技4教科 | 110点満点 | 各学年(中1・中2・中3)ごとに計算 |
この計算を、中1、中2、中3の3学年分すべて行います。
- 中1の評定合計(110点満点)
- 中2の評定合計(110点満点)
- 中3の評定合計(110点満点)

ステップ2.3学年の評定合計を合算(330点満点)
ステップ1で算出した3学年分の評定合計をすべて足し合わせます。
3学年評定合計=中1合計+中2合計+中3合計
330点満点(110×3)が、内申点の大部分を占める点数となります。

ステップ3.特別活動等の加点(30点満点)を加算
最後に、調査書に記載される「特別活動の記録」「校外活動の記録」「その他特記事項」に関する評価を合算します。
- 特別活動等の評定:1〜30の段階で各高等学校長が定めた基準により評価される。
最終内申点=3学年評定合計(330点)+特別活動等の評定(30点)
最終的な内申点の合計は、360点満点となります。
(※ 特別活動等の加点の点数は受験生自身で計算できません。調査書に記載された活動実績を基に、志願先の高等学校長が定めた非公開の基準により1~30の段階で評価・加算されます。具体的な点数を知ることはできませんが、生徒会活動、部活動、各種検定などの実績が評価対象となります。)

【計算例】すべての教科が「4」の場合(平均4.0)
Aさんは中学1年〜3年のすべての教科で評定「4」だったとします。
この場合、山梨県の内申点(360点満点)は次のように計算されます。
【ステップ1】各学年ごとの内申点(110点満点)
区分 | 計算式 | 点数 |
---|---|---|
主要5教科(国・社・数・理・英) | (4 × 5教科) × 2倍 | 40点 |
実技4教科(音・美・体・技家) | (4 × 4教科) × 3倍 | 48点 |
1学年合計 | 40 + 48 | 88点 / 110点満点 |
【ステップ2】3年間の合計(330点満点)
学年 | 合計点 |
---|---|
中学1年 | 88点 |
中学2年 | 88点 |
中学3年 | 88点 |
3学年合計 | 264点 / 330点満点 |
【ステップ3】特別活動の加点を含めた最終内申点(360点満点)
項目 | 点数 |
---|---|
3年間の評定合計 | 264点 |
特別活動・校外活動などの評価(最大30点) | +30点 |
合計 | 294点 / 360点満点 |
(参考:山梨県教育委員会「令和8年度山梨県公立高等学校・山梨県立特別支援学校高等部入学者選抜実施要項」より)
山梨県の内申点自動計算ツール

- 山梨県の内申点を自動で計算してみよう
- 【使い方】
- 【免責事項】
山梨県の内申点を自動で計算してみよう
【使い方】
この自動計算ツールでは、山梨県の公立高校入試で使われる内申点(9教科×3年間)を簡単に計算できます。
各教科の評定(1〜5)を入力すると、主要5教科(×2倍)と実技4教科(×3倍)を自動で集計し、3学年分の合計(330点満点)が表示されます。
使い方は簡単!
- 中1〜中3の各教科に、通知表に記載された「評定(1〜5)」を入力します。
- 入力すると自動で合計点が計算されます(半角・全角どちらでもOK)。
- 「特別活動等(30点満点)」は加算されませんが、最終内申点を知りたい場合は別途30点を加えて計算してください。
【免責事項】
本ツールは、山梨県教育委員会が公表している内申点の計算方法をもとに作成した参考用ツールです。
正確な合否判定や学校ごとの選抜基準を保証するものではありません。
- 内申点の算出基準や特別活動の評価は、各高等学校や年度によって異なる場合があります。
- 計算結果はあくまで目安としてご利用ください。
- 最新の選抜要項や評価方法は、必ず山梨県教育委員会または志望校の公式発表をご確認ください。
- 当サイトでは、本ツールの利用により生じたいかなる損害についても責任を負いかねます。
山梨県の公立高校入試の概要と内申点が合否に関わる重要性

山梨県の公立高校入試は、他の都道府県にはない独自の選抜方法を採用しており、特に「内申点(調査書点)」の扱いが合否に直結します。
入試の全体像と内申点の重要性を把握し、戦略的な受験対策の土台を築きましょう。
- 山梨県の公立高校入試は「前期」と「後期」の2段階選抜
- 前期選抜は学力検査なし!内申点・面接・活動実績で評価
- 後期選抜では学力検査と内申点の合計で合否を判定
- 内申点の比重が高い!中1〜中3までの成績が合否に影響
- 特別活動や部活動の実績も評価対象に含まれる
- 内申点が高いと当日点に余裕ができる仕組みとは?
山梨県の公立高校入試は「前期」と「後期」の2段階選抜
山梨県の公立高校入試は、「前期募集」と「後期募集」の2つの段階で実施されます。
前期は学力検査を行わず、内申点や面接を中心に評価する選抜方式です。
後期は学力検査と内申点を合計して判定する一般的な選抜方式となっています。
区分 | 主な評価方法 | 内容・特徴 | 実施対象 |
---|---|---|---|
前期募集 | 内申書・面接・高校独自検査(小論文・実技など) | 学力検査を行わず、人物面や活動実績を重視した選抜。学校・学科ごとに検査内容が異なる。 | 全日制課程を設置するすべての高校・学科 |
後期募集 | 学力検査(5教科)+内申点 | 学力検査(国語・数学・英語・理科・社会)と内申点の合計で合否を判定する一般選抜方式。 | 多くの公立高校で実施 |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- 前期募集では「内申点+人物評価」、後期募集では「学力+内申点」の両面から評価されます。
- どちらの選抜でも、内申点の重要性は非常に高いのが山梨県入試の特徴です。

前期選抜は学力検査なし!内申点・面接・活動実績で評価
前期募集では学力検査は課されず、調査書(内申点)の記録、学習活動及び生活状況に関する所見、面接、そして高校長が定める検査(特色適性検査、特技、個性表現など)の成績を総合的に判定して選抜が行われます。
学力検査の点数がない分、中学校での日々の学習態度や活動実績が内申書を通じて厳しく評価されるため、内申点の重要性が非常に高まります。

後期選抜では学力検査と内申点の合計で合否を判定
後期募集の一般選抜では、合否は学力検査の成績(500点満点)と内申点(調査書の記録、360点満点)を総合的に判定して決定されます。
後期選抜では、調査書の記録と学力検査の成績を同等に扱うと定められています。
そのため、当日どれだけ高得点を取っても、内申点が低ければ不合格になる可能性があり、どちらも欠かせない評価要素です。
内申点の比重が高い!中1〜中3までの成績が合否に影響

内申点の比重が高い!中1〜中3までの成績が合否に影響
山梨県の内申点(調査書点)計算の最大の特徴は、以下の2点にあります。
- 対象期間が長い:中学1年生から中学3年生の3年間すべての成績が評価対象となります。
- 実技教科の配点が高い:学力検査不実施教科(実技4教科)の評定合計は、学力検査実施教科(主要5教科)の1.5倍の重み(3倍の倍率)で計算されます 。
このため、早い時期から全教科でバランス良く高評価を取ることが、内申点で圧倒的に有利になるための絶対条件です。

特別活動や部活動の実績も評価対象に含まれる
内申点(360点満点)のうち、評定の合計(330点)以外に、30点満点で以下の活動実績が評価されます:
- 「特別活動の記録」
- 「校外活動の記録」
- 「その他特記事項」(各種検定試験の結果など)
これらの実績は、特に前期募集の人物評価や、後期募集の総合判定の参考資料として用いられます 。
継続的な努力やリーダーシップの発揮は、高校側への強力なアピールポイントになります。

内申点が高いと当日点に余裕ができる仕組みとは?
後期募集の合否判定は「学力検査(500点)+内申点(360点)=860点満点」の総合点で行われるため、内申点が高いほど、当日の学力検査で求められる点数が少なくなります。
例えば、志望校の合格ラインが合計750点だと仮定した場合、内申点で満点(360点)に近い高得点を確保できていれば、当日点に100点以上の余裕が生まれ、精神的な負担を大きく軽減できます。
内申点対策は、「当日、合格点を確保するための保険」として非常に重要です。
前期募集と後期募集における内申点の扱い

山梨県の公立高校入試では、「前期募集」と「後期募集」で内申点の扱い方と評価方法が異なります。
どちらの入試でも内申点は合否に大きく関わりますが、評価の比重や使われ方には明確な違いがあります。
- 後期募集(一般選抜)の選抜方法
- 前期募集(特色選抜)の選抜方法
後期募集(一般選抜)の選抜方法
後期募集では、学力検査(5教科・500点満点)と内申点(360点満点)を合計した860点満点で合否が判断されます。
学力検査の比重がやや高いものの、内申点もほぼ同等の重要性を持っています。
評価項目 | 満点 | 比率(概算) | 評価の特徴 |
---|---|---|---|
学力検査(国・数・英・理・社) | 500点 | 約1.4 | 学力重視の要素。得点差が合否に直結しやすい。 |
内申点(調査書:3年間+特別活動) | 360点 | 約1.0 | 定期テスト・授業態度・活動実績など、3年間の努力が反映される。 |
合計 | 860点 | ほぼ同等の重み | 学力・内申点の両方がバランスよく評価される。 |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- 学力検査の点数がやや重い(約1.4倍)とはいえ、内申点で100点以上の差がつくこともあります。
- 「勉強+内申対策」両方を意識した学習計画が、合格への近道です。

前期募集(特色選抜)の選抜方法
前期募集では学力検査を実施しません。
その代わりに、調査書(内申点)・面接・学校独自検査(小論文・実技など)を総合的に評価して合否を決定します。
学校や学科によって、重視する項目や検査内容が異なる点が特徴です。
評価項目 | 内容 | 評価の特徴 |
---|---|---|
調査書(内申点) | 3年間の成績・特別活動・生活態度など | 評定・提出物・授業態度が重要。 |
所見・生活記録 | 授業中の取り組み、学校行事、ルール遵守など | 「主体的な学習態度」や「協調性」が評価対象。 |
面接 | 志望理由・自己PR・将来の目標など | 表現力・意欲・人柄を重視。 |
高校独自検査 | 小論文・実技・プレゼン・適性検査など | 学校や学科の特色に合わせた独自評価。 |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- 前期は「人物重視」の選抜。
- 学力検査がない分、内申点と面接での印象が大きく影響します。
- 生徒会や部活動などの活動実績は「特別活動の記録」として評価対象になるため、積極的な参加が有利に働きます。
プロの専門家が教える内申点アップ戦略

内申点の正確な計算方法が分かった今、専門的な知見に基づいた「どこを頑張るべきか」という具体的な対策を講じましょう。
- 戦略1:実技4教科を最優先せよ!
- 戦略2:中学1年生から「日々の学習態度」を徹底せよ!
- 戦略3:特別活動(30点満点)で差をつけろ!
戦略1:実技4教科を最優先せよ!
山梨県の内申点では、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)が主要5教科より1.5倍の重みで評価されます。
そのため、同じ「評定1ポイントアップ」でも、実技教科のほうが内申点に与える影響が大きいのが特徴です。
比較項目 | 主要5教科(国・社・数・理・英) | 実技4教科(音・美・体・技家) |
---|---|---|
評価の倍率 | ×2倍 | ×3倍 |
「3→4」に上げたときの上昇幅 | +2点 | +3点 |
効果の違い | 通常の伸び | 内申点への影響が大きい! |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- 実技教科は、授業態度・課題提出・制作物などで努力が反映されやすい科目です。
- 提出期限を守り、定期テスト前の暗記や練習を計画的に行えば「5」を狙うことも十分可能です。
- 実技教科で評定を上げることが、内申点アップの最短ルートです。

戦略2:中学1年生から「日々の学習態度」を徹底せよ!
山梨県では、中1・中2・中3の3年間の成績が均等に評価されます。
そのため、「中3から頑張ればいい」という考え方は危険です。
中1のうちから授業への取り組み方や提出物を意識し、コツコツ積み上げることが大切です。
学年 | 評価の対象 | 評価のポイント | 評価確定時期 |
---|---|---|---|
中1・中2 | 学年末の評定 | 主体的に学ぶ態度・提出物・授業中の姿勢 | それぞれの年度末 |
中3 | 2学期(または後期前半)までの評定 | 最終成績が受験資料に反映される | 前期:12月末/後期:1月末 |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- 発言や質問など、積極的な授業参加が高評価につながります。
- 提出物は期限厳守・丁寧な内容を心がけましょう。
- 評価は「知識・技能」だけでなく、「思考・判断・表現」や「主体的態度」にも基づいています。

戦略3:特別活動(30点満点)で差をつけろ!
山梨県の内申点は、教科評定(330点)に加えて、特別活動などの評価が30点満点で加算されます。
この30点は、生徒会・部活動・検定試験など、授業外での取り組みが評価対象となります。
評価区分 | 内容 | 評価対象となる活動例 |
---|---|---|
特別活動の記録 | 学校内での活動 | 委員会・生徒会・部活動での役職や貢献 |
校外活動の記録 | 学校外での活動 | ボランティア・地域活動・コンテスト参加 |
その他特記事項 | 個人の努力や成果 | 英検・漢検・数検などの資格・検定 |
【塾オンラインドットコム編集部からのアドバイス】
- この評価は学校長の基準により1〜30点で決まります(非公開)。
- 特に前期募集では、これらの活動実績が面接や小論文での人物評価にも直結します。
- 学業と両立して活動を継続することが、他の受験生との差別化につながります。
山梨県の内申点の計算方法に関するQ&A

山梨県の内申点の計算方法に関するQ&Aを紹介します。
- Q1. 欠席日数は内申点にどう影響しますか?
- Q2. 特別活動や資格の加点について、より詳しく教えてください。
- Q3. 私立高校の入試では、この360点満点の計算を使いますか?
Q1. 欠席日数は内申点にどう影響しますか?
A. 欠席日数が内申点の点数を直接下げることはありません 。
しかし、年間30日以上の長期欠席者、または欠席が30日未満でも教室での学びが十分にできていない生徒は、「長期欠席者等」として特別選抜の対象となるなど、高校側がその事情を確認します。
病気などやむを得ない事情がある場合は、中学校の先生を通じて「欠席日数の多い生徒に関する事情説明書」(様式28)を提出することで、高校側に理解を求めることができます 。

Q2. 特別活動や資格の加点について、より詳しく教えてください。
A. 特別活動(部活動、生徒会活動、資格等)は、内申点の「特別活動等の評定」(30点満点)の評価に直接影響します。
英検®、漢検、数検などの資格は、調査書の「その他特記事項」に記載され、総合判定の参考資料となります。
特に、前期募集や特定の専門学科の受験では、これらの実績や特技が人物評価で有利に働く可能性が高まります。

Q3. 私立高校の入試では、この360点満点の計算を使いますか?
A. 使いません。
私立高校の入試では、山梨県公立高校入試の計算式(360点満点)は使用されません。
私立高校は学校ごとに独自の出願基準や内申点の見方(例:9教科の評定合計が40以上、など)を定めています。
推薦・単願入試では、この基準をクリアすることが出願の絶対条件となるため、必ず志望する私立高校の募集要項を確認してください。
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まとめ:【山梨県】内申点の計算方法を(自動計算)解説!高校入試対策内申点の上げ方

今回は、山梨県の公立高校入試における内申点の計算方法や、その重要性について解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。
山梨県の内申点の計算方法とは
ポイント
山梨県の公立高校入試において、内申点(調査書点)は合否に大きく関わる重要な要素です。
後期募集では学力検査(500点満点)と内申点(360点満点)が同等に扱われます。
内申点計算の最大の特徴は、中学1年生から3年生までの全学年の成績が対象となり、特に実技4教科の評定が主要5教科の1.5倍の重みで評価される点です。
内申点アップの鍵は、計算比率の高い実技4教科を最優先すること、そして中学3年間を通じて定期テストの点数だけでなく、日々の授業態度や提出物を完璧にすることです。
生徒会や部活動などの特別活動の実績(30点満点)も評価対象となるため、戦略的に活動を続けることが、志望校合格への確かな一歩となります。
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