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「英語ノートを書いているのに、テストの点数が上がらない…」そんな悩みを感じていませんか。
中学生の英語学習では、ノートの書き方を少し変えるだけで、復習のしやすさと記憶の定着が大きく変わります。
塾で多くの中学生を指導してきましたが、英語が苦手な生徒ほど「板書をそのまま写しただけのノート」になっているケースが少なくありません。
英語ノートは、英文・日本語訳・文法ポイントを整理して書くことが重要です。
この記事では、中学生向けに
- 英語ノートの正しい書き方
- 見やすい英語ノートのまとめ方
- 単語ノート・文法ノートの作り方
- ノートを使った効果的な勉強方法
をわかりやすく解説します。
今日から使えるノートの具体例やテンプレートも紹介しているので、英語が苦手な人でもすぐに実践できます。
記事のポイント
英文・日本語訳・文法ポイントは分けて書く
色は3色以内・余白を必ず作る
ノートを閉じて思い出す復習が最重要
授業・単語・文法・予習でノートを使い分ける
Contents
- 1 中学生の英語ノートの書き方【結論】まずはこの3つを意識しよう
- 2 中学生の英語ノートの書き方【まず知っておきたい基本】
- 3 中学生の英語ノートの基本ルール
- 4 見やすい英語ノートの作り方
- 5 中学生の英語ノートのまとめ方【種類別】
- 6 中学生の英語単語ノートの書き方
- 7 中学英語の文法まとめノートの作り方
- 8 英語の予習ノートの作り方
- 9 英語ノートの具体例【実例・テンプレート】
- 10 英語ノートを使った成績が上がる勉強法
- 11 英語の自主学習ノートのネタ|自学に使えるアイデア
- 12 英語ノートは何段がいい?中学生に合う段数と選び方
- 13 【Q&A】中学生の英語ノートの書き方に関するよくある質問
- 14 まとめ:中学生の英語ノートの書き方|まとめ方と成績が上がる勉強ノートの作り方
- 15 執筆者のプロフィール
中学生の英語ノートの書き方【結論】まずはこの3つを意識しよう

塾で多くの中学生を指導してきましたが、英語が苦手な生徒ほどノートの書き方に共通点があります。
板書をそのまま写すだけで、見返したときに何も思い出せないノートになっているのです。
英語ノートは、この3つを意識するだけで大きく変わります。
- 英文・日本語訳・ポイントを分けて書く
- 余白を作って後から書き足せるようにする
- ノートは覚えるための道具として使う
英文・日本語・ポイントを分けて書く
英語ノートは、英文・日本語訳・文法ポイントを分けて書くと、復習しやすくなります。
英文と日本語訳を同じ行に書くと、ノートが見づらくなります。
英文を書いた次の行に日本語訳を書き、さらに次の行に文法の説明を書く形が基本です。
情報を分けて書くことで、テスト前に「英文だけを見て日本語訳が言えるか」という確認ができます。
この確認作業が、英語を覚えるための効果的な復習になります。

余白を作って復習できるノートにする
英語ノートは、余白を作ることで「後から書き足せるノート」になります。
授業中に書いた内容は、その時点では完成していません。家で復習するときに気づいたことや、先生に質問して分かったことを書き足せるスペースが必要です。
余白を作るポイントは次の3つです。
- 行と行の間を1行空ける
- ページの右側または下側に3〜4センチのメモ欄を作る
- 各セクションの終わりに2〜3行の空白を残す
【学習塾現場での出来事】
「先生、ノートをきれいに書くのに時間がかかります」と相談に来る生徒の多くは、多色使いで紙面を埋めることに満足していました。
私はあえて「色は3色まで、余白は3割」という制限を課しています。
なぜなら、余白は、後から自分の「気づき」や「間違えた理由」を書き込むための成長スペースだからです。
ルールを守る生徒ほど、見返した時の復習密度が濃くなり、模試の偏差値も安定して伸びる傾向が見られます。

ノートは「覚えるため」に使う
英語ノートの目的は、きれいに書くことではなく、英語を覚えるために使うことです。
ノートをきれいに仕上げることに時間をかけすぎている中学生が多くいます。
ノートに色をたくさん使ったり、文字を丁寧に書きすぎたりして、肝心の内容が頭に入っていない状態になりがちです。
ノートを書いた後は、次の確認をしてください。
- ノートを閉じて今日習った内容を言う
- 英文を見て日本語訳を言う
- 日本語訳を見て英文を書く
中学生の英語ノートの書き方【まず知っておきたい基本】

英語ノートの書き方を学ぶ前に、ノートを取る意味を理解しておくことが重要です。
なぜノートを取るのかを知ることで、書き方が自然と変わります。
- 手書きは記憶に残りやすい
- 成績が上がるノートは復習に使えるノート
- ノートの目的を理解すると書き方が変わる
なぜ英語の授業でノートを取ることが大切なのか
英語の授業でノートを取ることは、英語を記憶に定着させるための重要なプロセスです。
手でノートを書くと、目で見るだけのときと比べて脳の多くの部分が活動します。
英単語のスペルを手で書くことで、指の動きと文字の形がセットで記憶されるため、タイピングよりも記憶に残りやすくなります。
授業ノートには次の3つの役割があります。
- 授業の内容を整理する
- 英語の知識を自分のものにする
- テスト前に見返すための記録を作る

成績が上がる英語ノートと上がらない英語ノートの違い
成績が上がる英語ノートは、後から見返して復習に使えるノートです。
成績が上がらない英語ノートは、板書を写しただけのノートです。
中学生の英語ノートを見ていると、成績が上がる生徒と上がらない生徒のノートには明確な違いがあります。
| 成績が上がるノート | 成績が上がらないノート |
|---|---|
| 英文と日本語訳が分けて書かれている | 板書をそのまま写している |
| 文法ポイントが自分の言葉で書かれている | 英文と日本語訳が同じ行に書いてある |
| 余白に復習メモがある | 余白がなく書き足せない |
| 間違えた問題に印がある | 全部同じ色で書いてある |

ノートを取る目的を理解すると勉強効率が上がる
ノートを取る目的は「授業の記録を残すこと」ではなく「英語を自分の力で使えるようにすること」です。
この目的を意識するだけで、ノートの書き方が変わります。
板書を全部写すのではなく、「これは覚えておくべきか」「後で使うときに何が必要か」を考えながら書くようになります。
ノートを書くときに意識するポイントは次の3つです。
- 授業中:要点だけを書き、余白を残す
- 授業後:余白に復習した内容を書き足す
- テスト前:ノートを使って確認テストをする
ノートを取るだけでは成績は上がりません。英語の成績を伸ばすには、正しい勉強の順番を理解することが大切です。
中学生の英語ノートの基本ルール

英語ノートを効果的に使うためには、基本的なルールを守ることが重要です。
5つのルールを守るだけで、ノートの質が大きく変わります。
- 英文と日本語訳は1行空けて分けて書く
- 色は3色以内でルールを決める
- 余白を作って書き足せるノートにする
英文と日本語訳の書き方の基本
英語ノートは、英文の直後に日本語訳を書かず、1行空けてから日本語訳を書くことが基本です。
英文と日本語訳を同じ行や直下の行に書くと、テスト前に「英文を見て日本語訳を言えるか」という確認ができなくなります。
正しい書き方の例は次の通りです。
(英文) I go to school by bike.
(空行) ↑ この行を空ける
(日本語訳)私は自転車で学校に行きます。
(空行) ↑ 次の文との間も1行空ける
この書き方にすることで、日本語訳を手で隠して「英文だけを見て意味が言えるか」という確認ができます。

色分けと記号を使った見やすいノートの作り方
英語ノートの色は3色以内にすることで、復習のときに必要な情報をすぐに見つけられます。
色を使いすぎると、どの色が重要なのかわからなくなります。3色に限定することで、色の意味が明確になります。
推奨する3色の使い方は次の通りです。
- 黒または青:板書の内容・英文・基本的な説明
- 赤:最重要の文法ポイント・テストに出る内容・自分が間違えた箇所
- 緑または鉛筆:先生の口頭説明・自分で気づいたこと・補足メモ
1行空けて書くノートの取り方
英語ノートは1行空けて書くことで、後から書き足せるスペースができます。
1行空けるルールには2つの理由があります。1つ目は、構文の記号(S・V・O など)を書き込めること。
2つ目は、家で復習したときに気づいたことを追記できることです。
1行空けて書く具体的な方法は次の通りです。
(英文) She studies English every day.
(空白行) ← ここに構文メモや気づきを書く
(日本語訳)彼女は毎日英語を勉強します。
(空白行) ← 次の文との区切り

板書をそのまま写さないノートの工夫
板書をそのまま写すだけでは、英語の内容が頭に残りません。自分の言葉で書き直すことが重要です。
板書を全部写すことに集中すると、英語の意味を考える時間がなくなります。
以下の工夫をすることで、ノートが「覚えるための道具」になります。
板書をそのまま写さないための工夫は次の通りです。
- 文法の説明は、自分が分かる言葉に言い換えて書く
- 例文は、板書の例文と別に自分で考えた例文も書く
- 「なぜそうなるのか」という理由を一言メモする
余白を作って後から書き足せるようにする
英語ノートに余白を作ることで、授業後の復習や追記ができるノートになります。
余白のないノートは、書いた時点で完成してしまいます。
英語学習は、授業後の復習と書き足しによってノートを育てていくことが大切です。
余白の作り方は次の2つです。
- 右余白方式:ページの右側に4センチ程度の余白を作り、メモ欄として使う
- 下余白方式:各ページの下に3〜4行の余白を作り、そのページのまとめを書く
見やすい英語ノートの作り方

見やすい英語ノートは、復習のときに必要な情報をすぐに見つけられるノートです。
見た目のきれいさよりも、情報の整理のしやすさを優先することが重要です。
- 情報の種類ごとにスペースを分ける
- 記号を使って情報を整理する
- 日付・単元名・まとめを必ず書く
見やすいノートのレイアウトの基本
見やすい英語ノートのレイアウトは、情報の種類ごとにスペースを分けることが基本です。
ノートの左側に英文、右側に日本語訳を書く「見開きレイアウト」と、英文・日本語訳・ポイントを縦に並べる「縦並びレイアウト」の2種類があります。
中学生に特に使いやすい縦並びレイアウトの例は次の通りです。
【日付・単元名】4月15日 Unit 1 / be動詞
【英文】
I am a student.
【日本語訳】
私は学生です。
【文法ポイント】
be動詞(am/is/are)= 「〜です」「〜にいます」
主語が I のときは am を使う
【余白・追記欄】
← ここに後から気づいたことを書く

色分けと記号を使った整理方法
英語ノートで記号を使うと、文法のルールが視覚的に理解しやすくなります。
色分けに加えて、記号を使うことでノートの情報が整理されます。
活用しやすい記号の使い方は次の通りです。
| 記号 | 意味・使い方 |
|---|---|
| ★ | テストに出る重要な内容 |
| ? | 理解できていない・後で確認する内容 |
| ○× | 練習問題の正解・不正解 |
| → | 「つまり」「言い換えると」の意味で使う |
| = | 同じ意味の単語や表現をつなぐ |
復習しやすいノートのまとめ方
復習しやすい英語ノートは、「ノートを閉じた状態でも確認できる」仕組みを作ることが重要です。
復習しやすいノートを作るための具体的な方法は次の3つです。
1つ目は、各ページの上部に日付と単元名を書くことです。
テスト前に必要なページをすぐに開けます。
2つ目は、ページの下部に「今日学んだこと1文まとめ」を書くことです。
授業の内容を一言で言えるかどうかを確認できます。
3つ目は、間違えた問題に赤ペンで印をつけることです。
テスト前に印のついた箇所だけを集中して復習できます。
中学生の英語ノートのまとめ方【種類別】

英語のノートは、使う場面によってまとめ方が変わります。
授業ノート・テスト対策ノート・復習ノートの3種類の使い方を覚えましょう。
| ノート種類 | 目的 | 書く内容 |
|---|---|---|
| 授業ノート | 授業内容の記録 | 英文・日本語訳・文法ポイント |
| 復習ノート | 記憶の定着 | 今日のまとめ・思い出して書いた内容 |
| テスト対策ノート | テスト準備 | 重要文法・頻出単語・間違えた問題 |
授業ノートのまとめ方
授業ノートは、授業中に先生が説明した内容を記録するためのノートです。授業後の復習で使えることを意識して書きます。
授業ノートをまとめるときの手順は次の通りです。
- 授業前:日付・単元名・前回の復習内容を書く
- 授業中:英文・日本語訳・文法ポイントを分けて書く。余白を残す
- 授業後:余白に気づいたことや疑問点を書き足す
授業中に書き切れなかった場合は、空欄のままにしておき、授業後に教科書や友人のノートを確認して書き足してください。
【学習塾現場での出来事】
学習塾で多くの生徒のノートを見てきましたが、成績が伸び悩む生徒は英文のすぐ下に和訳を書き込む傾向があります。
これでは「英語を隠して訳す」練習ができず、暗記効率が下がります。
私が生徒にこの「3分割法」を徹底させたところ、初見の長文に対する拒否感が減り、定期テストの和訳問題で満点を取る生徒が続出しました。
単なるレイアウトではなく、自力でテストできる状態を作ることが成績向上の鍵です。

テスト対策に使える英語ノートの作り方
テスト対策ノートは、定期テストに出る内容だけを集めた専用ノートです。
授業ノートとは別に作ることをおすすめします。
テスト対策ノートを作る手順は次の通りです。
- テスト範囲の授業ノートを見返す
- 赤ペンで印がついている箇所を抜き出す
- 文法ルール・重要単語・よく出る例文をまとめる
- 自分が間違えやすいポイントを一覧にする
テスト対策ノートは、テスト2週間前から作り始めると、テスト直前の確認に活用できます。

復習に使える英語ノートのまとめ方
復習ノートは、授業で学んだ内容を自分の力で思い出すための練習に使うノートです。
復習ノートの使い方は次の通りです。
- 授業ノートを見ずに今日習った内容を書く
- 書けなかった部分を確認する
- 英文を見て日本語訳を確認する
- 日本語訳を見て英文を書く
この「思い出して書く」という作業が、英語を記憶に定着させる最も効果的な方法です。
中学生の英語単語ノートの書き方

英語の単語ノートは、英語学習の基礎となる重要なノートです。
ただ単語を書き写すだけではなく、覚えやすい形式で書くことが大切です。
- 単語・品詞・意味・例文の4点セットで書く
- 単語と意味を離して書いて確認できるようにする
- 英習罫ノートでアルファベットの大きさを意識する
英語単語ノートの作り方
英語単語ノートは、単語・品詞・日本語訳・例文の4つをセットで書くことが基本です。
単語だけを書くノートは、テスト前に意味を確認できますが、実際の文での使い方がわかりません。
例文とセットで書くことで、単語の使い方も同時に覚えられます。
英語単語ノートの基本フォーマットは次の通りです。
【単語】 study
【品詞】 動詞
【意味】 勉強する
【例文】 I study English every day.
【和訳】 私は毎日英語を勉強します。
【追記欄】← 関連語(studying, studied)などを書く

単語を覚えやすくするノートの書き方
英語単語は、書いて・読んで・確認するという3つのステップを繰り返すことで覚えやすくなります。
覚えやすい単語ノートを作るポイントは次の4つです。
- 単語と意味を離して書く:単語を左側、意味を右側に書き、片方を隠して確認できるようにする
- 発音をカタカナで書く:「study(スタディ)」のように書くと、声に出して練習しやすくなる
- 同じ語根の単語をまとめる:「study(勉強する)・student(生徒)・studious(勉強熱心な)」をまとめて書く
- テストに出た単語には印をつける:繰り返しテストに出る単語を把握できる
英単語を効率よく覚える方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
アルファベット・スペルを書くときのポイント
英語のアルファベットとスペルは、英習罫ノートを使って正しいサイズで書くことが重要です。
アルファベットを正しく書くためのポイントは次の通りです。
- 大文字と小文字のサイズの違いを意識する:大文字は4本線の上から下まで、小文字の基本となる部分は中段に収め、文字によっては上や下の線まではみ出して書く(例:bやpなど)
- bとd、pとqを混同しない:向きが逆になりやすい文字は、別々に練習して覚える
- スペルは書き順を守る:ランダムに書くと覚えにくいため、左から右・上から下の順で書く
英習罫ノートは、大文字・小文字のサイズの比率が線で示されているため、アルファベットを正確に書く練習に最適です。
中学英語の文法まとめノートの作り方

文法まとめノートは、中学英語の文法ルールを整理するための専用ノートです。
授業ノートとは別に作ることで、テスト前の確認に活用できます。
- ルール・例文・注意点の3点セットで書く
- 自分で例文を作ると文法が記憶に残る
- テスト前はノートを閉じてルールを書けるか確認する
文法を整理するノートのまとめ方
文法まとめノートは、文法のルール・例文・間違えやすいポイントの3つをセットで書くことが基本です。
文法まとめノートを作るときの構成は次の通りです。
【文法項目】be動詞の現在形
【ルール】 主語によってam / is / areを使い分ける
・I → am
・He / She / It → is
・You / We / They → are
【例文】 I am a student. / She is a teacher.
【注意点】 「〜ではない」は be動詞の後に not をつける
I am not a student.
【確認問題】← ここに自分でテスト問題を作る

中学英語の文法を体系的に理解したい場合は、こちらの記事も参考になります。
例文を使った文法ノートの作り方
文法ノートは、例文を自分で作ることで文法の理解が深まります。
教科書の例文を写すだけでなく、自分で例文を作ることが重要です。
自分で例文を作る練習の手順は次の通りです。
- 文法のルールを確認する
- 教科書の例文を書く
- 自分に関係のある例文を1文作る(例:「I study Japanese every day.」)
- 作った例文が正しいかどうか確認する
自分の生活に関係のある例文を作ることで、文法ルールが記憶に残りやすくなります。
テスト前に役立つ文法まとめノートの使い方
文法まとめノートは、テスト2日前から「ノートを見ないで文法ルールを書けるか」という確認に使います。
テスト前の確認手順は次の通りです。
- 文法ルールを声に出して読む
- ノートを閉じてルールを書く
- 例文を書き出す
- 間違えた箇所を確認する
英語の予習ノートの作り方

予習ノートは、授業前に教科書の内容を確認するためのノートです。
予習をすることで、授業中に理解できる内容が増えます。
- 分からない箇所を明確にすることが予習の目的
- 予習・授業・復習を同じノートにつなげて書く
- 完璧に理解しようとせず「?」印で進める
授業前に作る予習ノートの書き方
英語の予習ノートは、次回の授業範囲の英文と意味を書き、分からない単語や文法に印をつけることが基本です。
予習ノートを作る手順は次の通りです。
- 教科書の次回の授業範囲を開く
- 英文をノートに書き写す
- 日本語訳を自分で書いてみる
- 分からない単語や文法に「?」の印をつける
- 辞書で調べた単語の意味を書き足す
全部完璧に理解しようとする必要はありません。「分からない部分を明確にすること」が予習の目的です。
予習と復習をつなげるノートの使い方
予習ノートと復習ノートを同じノートに書くことで、自分の理解の変化を確認できます。
予習と復習をつなげるノートの書き方は次の通りです。
【予習欄】← 授業前に書く
英文と自分なりの訳・分からない箇所に「?」印
【授業メモ欄】← 授業中に書く
先生の説明・予習で「?」だった箇所の答え
【復習欄】← 授業後に書く
授業で理解したこと・まだ分からないこと・次回確認すること
このノートの構成を使うことで、予習・授業・復習の3段階の学習がつながります。

家庭学習での英語の進め方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
英語ノートの具体例【実例・テンプレート】

ここでは、実際に使える英語ノートの具体例を紹介します。
以下のフォーマットをそのまま真似することで、今日から使えるノートが作れます。
- 単語・文法・授業の3種類のテンプレートを用意する
- フォーマットを決めると毎回悩まずに書ける
- 実例を真似するだけで今日からノートが変わる
単語ノートの実例
単語ノートは、単語・品詞・意味・例文の4列を使ったフォーマットが最も使いやすい形式です。
単語ノートの実例は次の通りです。
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単語 品詞 意味 例文
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study 動詞 勉強する I study math.
student 名詞 生徒・学生 I am a student.
teach 動詞 教える She teaches English.
teacher 名詞 先生 My teacher is kind.
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【今日の確認】単語を隠して意味が言えるか確認する

文法ノートの実例
文法ノートは、文法名・ルール・例文・注意点を縦に並べたフォーマットで書くと整理しやすくなります。
文法ノートの実例は次の通りです。
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【文法名】 一般動詞の現在形
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【ルール】
・主語が I / You / 複数 → 動詞はそのまま
・主語が He / She / It → 動詞に s または es をつける
【例文】
I play soccer.(私はサッカーをします)
He plays soccer.(彼はサッカーをします)
【注意点】★テスト頻出
・go → goes / study → studies(語尾の変化に注意)
・have → has(不規則変化)
【確認】
()He ( )soccer every day. 答え:plays
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授業ノートの実例
授業ノートは、日付・英文・日本語訳・ポイントの4つを1セットとして書くフォーマットが基本です。
授業ノートの実例は次の通りです。
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4月15日(月)Unit 1 / be動詞
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【英文】
I am Ken. I am a junior high school student.
【日本語訳】
私はケンです。私は中学生です。
【文法ポイント】★
be動詞は主語によって変わる
I → am / He,She,It → is / You,We,They → are
【余白・メモ欄】
← 授業後にここに気づいたことを書く
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ダウンロードして使える英語ノートテンプレート
英語ノートのテンプレートは、フォーマットを決めることで毎回悩まずにノートを書き始めることができます。
以下の3種類のテンプレートを用意してください。
単語ノートテンプレート
日付: 単元名:
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英単語 / 品詞 / 意味 / 例文
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(書くスペース × 10行)
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【今日の確認】単語を隠して確認できましたか?

文法ノートテンプレート
日付: 文法項目:
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【ルール】
【例文(教科書)】
【例文(自分で作った)】
【注意点・間違えやすい点】★
【確認問題】
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授業ノートテンプレート
日付: 単元名: 授業回数:
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【英文】
【日本語訳】
【今日の文法ポイント】★
【余白・メモ・追記欄】
【今日の授業で分からなかったこと】?
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英語ノートを使った成績が上がる勉強法

英語ノートは、書いて終わりにしてはいけません。
ノートを使った復習と確認のサイクルを作ることで、定期テストの点数が上がります。
- ノートを閉じて思い出す復習が最も効果的
- テスト2週間前から計画的にノートを使う
- 和文英訳で英語の語順と文法を定着させる
ノートを使った英語の復習方法
英語ノートを使った復習は、「ノートを閉じて思い出す」ことが最も効果的な方法です。
ノートを使った復習の手順は次の通りです。
- 授業が終わったら、その日のうちにノートを5分間見返す
- ノートを閉じて、今日学んだ文法ルールと単語を3つ書き出す
- 書き出せなかった内容をノートで確認する
- 翌日の授業前に、もう一度昨日の内容を書き出してみる
「閉じて思い出す」という作業を繰り返すことで、英語の知識が記憶に定着します。
【学習塾現場での出来事】
授業中、生徒に「今書いた内容を、ノートを閉じて10秒だけ思い出してみて」と伝えると、最初は半分も思い出せません。
「思い出す作業」をセットにした生徒は、単語の定着率が高くなる傾向があります。
ノート作りは準備に過ぎません。私が塾で提唱しているのは、ノートを閉じた瞬間に「脳に汗をかく」時間を作ること。
この一手間で、テスト前の詰め込み勉強から卒業できる生徒を数多く見てきました。

ノートを活用した定期テスト対策
定期テストで高得点を取るためには、テスト2週間前からノートを使った計画的な復習が必要です。
定期テスト対策のスケジュールは次の通りです。
- テスト2週間前:テスト範囲の授業ノートを見返し、分からない箇所に印をつける
- テスト1週間前:文法まとめノートを作る。単語ノートで重要単語を確認する
- テスト3日前:ノートを見ずに文法ルールを書き出す練習をする
- テスト前日:間違えやすいポイントだけを確認する
- テスト当日朝:文法まとめノートを5分間見返す

覚えやすいノートの活用法
英語ノートを覚えるために活用する最も効果的な方法は、和文英訳(日本語を英語に戻す練習)です。
和文英訳の手順は次の通りです。
- 授業ノートの英文を手で隠す
- 日本語訳だけを見て、英文を書き出す
- 書き出した英文とノートの英文を照合する
- 間違えた箇所に赤ペンで印をつける
この練習を繰り返すことで、英語の語順と文法が自然に身につきます。
英語の勉強を効率よく進めるには、参考書や教材をうまく活用することも重要です。
英語の自主学習ノートのネタ|自学に使えるアイデア

自主学習ノートは、授業の内容を超えて自分で英語を学ぶためのノートです。
書くネタが分からない場合は、以下のアイデアを参考にしてください。
- 自分の生活に関係のあるテーマから書き始める
- 毎日10分・同じ時間に書くと習慣になる
- 1行でも書けた日を成功とする
英語の自主学習ノートの作り方
英語の自主学習ノートは、「今日学んだことを1つ深掘りする」というテーマで書くと続けやすくなります。
自主学習ノートを書くときの基本的な構成は次の通りです。
【今日のテーマ】一般動詞のsのつけ方
【調べた内容】 語尾がs, sh, ch, x, o → es をつける
【例】 go → goes / watch → watches
【自分で作った例文】He watches TV after dinner.
【感想・気づき】 studyがstudiesになることを初めて知った
この構成で書くと、授業の内容を深く理解することができます。

英単語学習には、専用の単語帳を使うのも効果的です。
英語の勉強が楽しくなるノートのネタ
英語の自主学習ノートのネタは、自分の生活や興味に関係のある英語から始めると続けやすくなります。
自主学習ノートで使えるネタ10選は次の通りです。
- 好きなスポーツ・食べ物・動物の英語名と例文を書く
- 今日の天気を英語で書く(例:It is sunny today.)
- 自己紹介を英語で書く
- 日記を英語1文で書く(例:I ate pizza for dinner.)
- 教科書の本文を1文選んで、自分に関係のある内容に書き換える
- 好きな英語の歌から知らない単語を調べてまとめる
- 英語のことわざを1つ調べて意味と例文を書く
- 今週学んだ文法を使って3文の日記を書く
- 英語クイズ(問題と答えをセットで書く)を作る
- テストで間違えた問題を解き直してまとめる
自学ノートで英語力を伸ばす方法
自学ノートは、毎日10分続けることで英語力が確実に伸びます。
自学ノートを続けるためのポイントは次の3つです。
- 毎日同じ時間に書く:勉強の習慣を作るために、時間を決める(例:夕食後10分)
- 書く量を決めない:1行でも書けた日を「成功」とする
- 昨日の内容を見直してから書く:前日の内容を確認することで、復習になる
英語ノートは何段がいい?中学生に合う段数と選び方

英語専用の英習罫ノートは、段数によって文字の書きやすさが変わります。
自分の文字の大きさや学習目的に合わせて選ぶことが大切です。
- 段数が少ないほど1段が大きく書きやすい
- 中1は8段または10段から始めるのがおすすめ
- 授業ノートと単語ノートは別々のノートを使う
8段・10段・13段・15段の違いと使い分け
英語ノートの段数は、1段あたりの高さを表しています。
段数が少ないほど1段が高く、大きな文字が書けます。
各段数の特徴・おすすめ用途・向いている学年は次の通りです。
| 段数 | 1段の高さ | おすすめ用途 | おすすめ学年 |
|---|---|---|---|
| 8段 | 約16mm | アルファベット練習・丁寧に書く練習 | 中1 |
| 10段 | 約13mm | 単語練習・英文と日本語訳を交互に書く | 中1〜中2 |
| 13段 | 約10mm | 授業ノート・文法まとめ | 中2〜中3 |
| 15段 | 約8mm | 長文の書き写し・多くの内容を書く | 中3 |
中学1年生で英語を初めて習う場合は、10段または8段から始めることをおすすめします。

中学生におすすめの英語ノートの選び方
英語ノートは、英習罫ノートを選ぶことで大文字・小文字のサイズを正しく書く練習ができます。
英語ノートを選ぶときのポイントは次の通りです。
- 英習罫(4本線)のノートを選ぶ:アルファベットの大文字・小文字を正しいサイズで書けるようになる
- B5サイズを選ぶ:書くスペースが十分にあり、余白も作りやすい
- 無地の表紙を選ぶ:科目名・学年・氏名を書き込みやすい
授業ノートと単語ノートで別々のノートを用意することをおすすめします。
授業ノートは13段または10段、単語ノートは10段または8段が使いやすい段数です。
【Q&A】中学生の英語ノートの書き方に関するよくある質問

授業や家庭学習で多くの生徒が直面する、英語ノートに関する切実な悩みにプロの視点から回答します。
ノート選びから効率的な活用術まで、現場でのやり取りに基づいた解決策をまとめました。
不安を解消して、今日から自信を持ってペンを動かしましょう。
Q.英語ノートは毎日書くべき?
A.英語ノートは毎日書く必要はありませんが、授業がある日は必ずその日のうちに見返すことが重要です。
授業がある日のルールを次のように決めると続けやすくなります。
- 授業の日:授業ノートを書く+5分間見返す
- 授業がない日:単語ノートに新しい単語を5語書く、または前日の復習をする
- テスト2週間前:毎日文法まとめノートを確認する

Q.ノートがきれいでも成績が上がらない理由
A.ノートがきれいでも成績が上がらない理由は、ノートを「書くこと」が目的になっていて「覚えること」に使えていないからです。
ノートをきれいに書くことに時間をかけすぎると、次の3つの問題が起きます。
- 1ページ書くのに時間がかかりすぎて、復習の時間がなくなる
- きれいに書くことに集中して、内容が頭に入らない
- 書き終わった後に「覚えているかどうか」を確認しない
ノートを書いた後に、「ノートを閉じて内容を思い出せるか」を確認する習慣をつけることが重要です。

Q.ルーズリーフでも大丈夫?
A.英語ノートはルーズリーフでも問題ありませんが、綴じノートの方が管理しやすいためおすすめです。
ルーズリーフのメリットとデメリットは次の通りです。
- メリット:必要なページだけを取り出してテスト対策に使える・順番を入れ替えられる
- デメリット:ページをなくしやすい・授業の流れが見えにくくなる
授業ノートは綴じノート、テスト対策用のまとめはルーズリーフという使い分けがおすすめです。

Q.中1の最初はどこから始めればいい?
A.中学1年生の英語ノートは、最初にアルファベットの練習ページを作ることから始めてください。
中1の英語ノートを始める手順は次の通りです。
- 英習罫ノート(8段または10段)を1冊用意する
- 最初の2ページにアルファベットの大文字と小文字を書く練習をする
- 3ページ目から授業ノートとして使い始める
- 別のノートに単語ノートを作る
アルファベットを正しく書ける状態にしてから授業ノートを始めると、その後のノートが書きやすくなります。

Q.授業中に書き切れない場合はどうすればいい?
A.授業中に書き切れない場合は、空欄のままにして授業後に書き足すことが正しい対処法です。
授業中に書き切れないときの対処法は次の通りです。
- 英文だけ書いて日本語訳は空欄にする
- 要点だけをメモして、詳しい内容は後から書き足す
- 先生に「板書を消す前に少し待ってください」と伝える
- 友人のノートを授業後に確認して書き足す
全部書こうとするよりも、重要なポイントだけを確実に書く方が効果的です。
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まとめ:中学生の英語ノートの書き方|まとめ方と成績が上がる勉強ノートの作り方

この記事では、中学生の英語ノートの書き方について、基本ルールから種類別のまとめ方、勉強法までを解説しました。
最後に、今日から実践できる3つのポイントをまとめます。
ポイント①:英文・日本語訳・ポイントを分けて書く
英文と日本語訳を同じ行に書くのをやめて、1行空けて書くようにしてください。この1つの変化だけで、ノートを使った復習ができるようになります。
ポイント②:色は3色以内にする
黒・赤・もう1色の3色に限定することで、復習のときに重要な部分がすぐに分かるノートになります。
ポイント③:書いた後に「閉じて思い出す」確認をする
ノートを書いた後に、ノートを閉じて今日学んだ内容を3つ書き出してください。書き出せなかった内容を確認することが、最も効果的な復習方法です。
英語ノートは、書き方を変えるだけで「記録するためのノート」から「覚えるためのノート」に変わります。
今日の授業から、この3つのポイントを意識してノートを書いてみてください。
執筆者のプロフィール
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【執筆・監修】塾オンラインドットコム編集部
塾オンラインドットコム編集部は、学習塾業界で27年以上の指導経験を持つ専門家が中心となって運営しています。これまでに800以上の教室を調査・分析し、オンライン塾の運営経験も持つ実務家チームです。記事は、公式サイト・最新パンフレット・担当者取材などの一次情報を確認のうえ執筆し、必要に応じて内容を更新しています。小学生・中学生とその保護者が安心して判断できるよう、不安をあおらず、事実を整理する編集方針を大切にしています。(※情報確認基準:2026年2月時点)
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