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中学生の英語の偏差値を上げるには、「英単語 → 英文法 → 長文読解 → 音読」の順番で勉強することが最も効果的です。
多くの中学生は、この順番を間違えているため、努力しているのに偏差値が伸びません。
「英語を勉強しているのに模試の偏差値が上がらない」「何から勉強すればいいのかわからない」と悩んでいる中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
英語は勉強の順番を正しくするだけで、偏差値40から60まで伸びるケースも珍しくありません。
この記事では、これまで多くの中学生を指導してきた経験をもとに、
- 英語の偏差値が上がらない原因
- 偏差値を上げる正しい勉強順
- 偏差値40→50→60と段階的に伸ばす方法
- 中学生におすすめの参考書
をわかりやすく解説します。
英語の偏差値を上げたい中学生は、まずこの記事の方法を1ヶ月実践してみてください。
記事のポイント
英語の偏差値が上がらない原因は「単語不足・文法暗記・順番の間違い」の3つ
正しい勉強順は「単語→文法→長文→音読」の4ステップ
偏差値40→60は「基礎の自動化」と「平日90分・休日3時間」の継続で達成できる
参考書は現在の偏差値に合ったレベルを選ぶことが最重要
Contents
- 1 中学生の英語偏差値を上げる前に偏差値の目安(40・50・60・70)を知ろう
- 2 中学生の英語の偏差値を上げるために最初にやるべきこと【結論】
- 3 英語の偏差値が上がる中学生と上がらない中学生の違い
- 4 英語の偏差値が上がらない中学生の共通点
- 5 中学生が英語の偏差値を上げる正しい勉強順
- 6 中学英語の成績を上げる具体的な勉強法
- 7 偏差値40から60を目指す中学生の英語勉強法
- 8 英語の偏差値を1ヶ月で上げるための勉強スケジュール
- 9 英語の偏差値を上げるおすすめ参考書
- 10 【Q&A】英語の偏差値を上げたい中学生のよくある質問
- 11 まとめ:【中学生】英語の偏差値を10上げる勉強法
- 12 執筆者のプロフィール
中学生の英語偏差値を上げる前に偏差値の目安(40・50・60・70)を知ろう

英語の偏差値を上げるための勉強を始める前に、まず現在の自分のレベルを正確に把握することが重要です。
偏差値帯ごとの特徴を確認しましょう。
| 偏差値 | レベル | 特徴 |
|---|---|---|
| 40未満 | 基礎不足 | 中学1〜2年の基本文法が定着していない。be動詞と一般動詞の区別が曖昧な状態 |
| 40〜50 | 基礎定着中 | 単語・文法に穴がある。定期テストは取れるが実力テストで点が出ない |
| 50〜60 | 平均〜上位 | 基礎知識はあるが、長文読解への転移ができていない |
| 60〜70 | 上位 | 長文読解・リスニングが安定している。英作文の精度が課題になる段階 |
| 70以上 | トップ層 | 直読直解・英語発信力が高い。難関私立高にも対応できるレベル |
現在の偏差値が40〜50の中学生は、中学1〜2年生の基礎の総復習が最優先です。
偏差値50〜60の中学生は、文法知識を長文読解に活かす「転移」の練習が次のステップになります。
中学生の英語の偏差値を上げるために最初にやるべきこと【結論】

英語の偏差値を上げるために最初にやるべきことは、「英単語の暗記」と「英文法の理解」を最優先にすることです。
長文読解や過去問演習は、この2つの基礎が固まってから取り組むのが正しい順番です。
- 偏差値を上げる最優先は「単語と文法の自動化」
- 長文演習は単語・文法の基礎が固まってから始める
- 平日90分・休日3時間の学習時間を物理的に確保する
英語の偏差値を上げる勉強の基本
英語の偏差値を上げる勉強の基本は、単語と文法の「自動化」です。
人間の脳が一度に処理できる情報量には限界があります。
英単語の意味を思い出したり、文法のルールを確認したりすることに脳の処理能力を使っていると、長文の内容を理解する余裕がなくなります。
英単語と英文法を「考えなくても即座に判断できる状態」まで引き上げることが、偏差値向上の最短ルートです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最優先事項 | 英単語・英文法の自動化 |
| 目標学習時間 | 平日90分・休日3時間 |
| 評価指標 | 正解数ではなく解答速度 |
| 長文演習の開始時期 | 単語・文法の基礎固め後 |

英語の成績を上げるためには、正しい勉強の順番を理解することが重要です。
偏差値を上げるために最も重要な3つの勉強
偏差値を上げるために最も重要な3つの勉強は、「高速語彙習得」「論理的英文法」「音読による定着」です。
第一に、英単語は1日100個単位で高速周回することが基本です。
1つの単語に時間をかけるより、短時間の接触回数を増やす方が記憶に定着しやすくなります。
第二に、英文法は「なぜそうなるのか」を理解する勉強に切り替えることが必要です。
公式の暗記だけでは、初見の長文を読む力がつきません。
第三に、音読はインプットした知識を「使える力」に変える最も効果的な方法です。
視覚・聴覚・発声を同時に使う音読は、記憶の定着率を大幅に高めます。
▶平日90分・休日3時間の学習時間を毎日確保することが条件です。
英語の偏差値が上がる中学生と上がらない中学生の違い

偏差値が伸びる中学生と伸びない中学生には、勉強の「質」と「順番」に明確な違いがあります。
この違いを理解することが、最短で偏差値を上げる第一歩です。
偏差値が上がる中学生は、単語と文法を先に固めてから長文演習に入ります。
偏差値が上がらない中学生は、基礎が固まる前に長文のテクニックや過去問演習に手を出してしまっています。
| 比較項目 | 偏差値が上がる中学生 | 偏差値が上がらない中学生 |
|---|---|---|
| 単語学習 | 1日100語を高速反復する | 単語帳をながめるだけ |
| 文法学習 | 「なぜ」を理解してから演習する | 公式を丸暗記して終わり |
| 長文学習 | 基礎固め後にSVOCを意識して読む | 基礎なしで解いて答えを丸暗記 |
| 音読 | 毎日30分継続する | ほとんど行わない |
| 模試の活用 | 間違えた単元を基礎に戻って復習する | 点数だけ確認して終わり |
塾で多くの中学生を指導してきましたが、偏差値が伸びる生徒に共通しているのは「順番を守る素直さ」です。
焦って応用問題に手を出さず、基礎の自動化に徹した生徒が、1ヶ月後に大きく偏差値を伸ばしています。
【学習塾現場らのアドバイス】
偏差値が急上昇する生徒には明確な特徴があります。
それは、「模試の解答用紙に、品詞を判別するための書き込み(VやOなど)がびっしりとある」ことです。
指導経験上、偏差値が60を超える生徒のほとんどが、無意識のうちに英文を構造で捉える癖がついています。
逆に、綺麗なままの解答用紙で「なんとなく」解いている生徒は、偏差値50の壁で停滞する傾向があります。
英語の偏差値が上がらない中学生の共通点

英語の偏差値が上がらない中学生には共通する原因があります。
多くの中学生に見られる問題点を確認しましょう。
- 語彙不足・文法の丸暗記・長文演習不足・勉強順の間違いの4つが主因
- 2021年改訂で中学英単語数が約1,200語から最大2,500語に増加している
- 定期テストで点が取れても実力テストで出ないのは文法の「理解不足」が原因
英単語の語彙量が不足している
英語の偏差値が上がらない最大の原因は、英単語の語彙量不足です。
2021年の学習指導要領改訂により、中学校卒業までに求められる英単語数は、小学校での学習分と合わせて従来の約1,200語から最大2,500語へと増加しました。
この語彙量の増加に対応できていない生徒が非常に多い状況です。
長文読解で1ページあたり5語以上の未知語があると、文章の内容理解が著しく低下します。
単語帳をながめるだけでなく、日本語→英語・英語→日本語の変換を1秒以内でできる状態まで仕上げることが必要です。
▶文部科学省:2021年の学習指導要領改訂

英語の偏差値を上げるには、まず語彙力を増やすことが重要です。
英文法を理解せず暗記だけで勉強している
英文法を公式として暗記するだけでは、長文読解に対応できません。
「不定詞=to+動詞の原形」という形だけ覚えていても、文中で名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法のどれとして使われているかを判断できない生徒が非常に多い状況です。
定期テストでは点数が取れるのに、模擬試験などの実力テストで偏差値が伸びない生徒に顕著です。
文法は初見の英文を分析するための「道具」として使えることが重要です。

英語長文の演習量が不足している
近年の高校入試は長文の分量が増加しており、演習不足では対応できません。
都立高校入試の英語では、一番長い長文問題だけでも約900〜1,100語程度になることがあり、試験全体の文章量は増加傾向にあります。
1文を訳す力はあっても、文章全体の論理構成を把握する練習が不足していると、設問を解く段階で本文の内容を忘れてしまい、2回・3回と読み直してタイムアップになるパターンが多く見られます。

▶令和7年度「英語教育実施状況調査」の結果について(PDF)
勉強の順番が間違っている
英単語と文法の基礎が固まる前に長文読解や過去問演習に取り組むことは、最も避けるべき失敗です。
基礎のない状態で演習を繰り返しても、答えを丸暗記するだけになり、初見の問題に対応する力が育ちません。
偏差値を最短で上げるには、語彙と文法という土台を先に強固にすることが正しい順番です。
中学生が英語の偏差値を上げる正しい勉強順

英語の偏差値を上げるための正しい勉強順は、「単語→文法→長文→音読」の4ステップです。
順番を守ることで、最短期間で偏差値を上げることができます。
- 単語→文法→長文→音読の4ステップを順番通りに進める
- 最初の7日間は単語の意味の「即答」だけに集中する
- 音読・シャドーイングは最後ではなく4週目から毎日行う
ステップ1:英単語を覚えて語彙力を増やす
最初の7日間で、中学範囲の英単語帳を最低3周させることが目標です。
ここでの目標は「完璧なスペルの習得」ではなく、「意味の即答」です。
英検3級〜準2級レベルの語彙が0.5秒以内に頭に浮かぶ状態を作ります。
1日100語〜200語というノルマを課すことで、脳に強制的な語彙のアップデートを促します。

ステップ2:英文法を理解して基礎を固める
2週目は、文法事項の「なぜ」を解消することに集中します。
特に以下の4つの重要単元を重点的に補強してください。
| 重要単元 | 学習ポイント |
|---|---|
| 時制(現在完了形など) | 「完了・経験・継続」の意味の違いを理解する |
| 助動詞 | must・should・canなど意味の使い分けを整理する |
| 不定詞・分詞・動名詞 | 名詞的・形容詞的・副詞的用法を文脈で判断する |
| 関係代名詞 | who・which・thatの使い分けと省略のルールを理解する |
問題集を解く際は、正解したかどうかより「なぜその選択肢が正解で、他が不正解なのか」を説明できるかどうかを重視してください。

英文法の全体像を整理したい場合は、こちらの記事も参考になります。
ステップ3:長文読解で読解力を伸ばす
3週目からは、固めた基礎を実戦で使う練習に移ります。
最初は100語〜200語程度の短いパッセージを使い、SVOCの構造をペンで書き込みながら読む「精読」から始めます。
その後、制限時間を設けてパラグラフごとに内容を要約する「段落読み」を取り入れ、速読力と要約力を同時に高めていきます。

長文読解のコツを知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ステップ4:音読で英語力を定着させる
4週目は、それまでに解いた問題や教科書の本文を繰り返し音読・シャドーイングする期間です。
1日30分以上の音読を継続することで、長文を読み返さずに理解できる「直読直解」の力がつきます。
リスニング問題が「ゆっくりに感じる」レベルの聴解力も同時に身につきます。
中学英語の成績を上げる具体的な勉強法

ここで紹介する勉強法は、実際の学習塾の現場で、偏差値40台から志望校合格した生徒たちが実際に成果を出した「勝利の方程式」です。
「どれだけ高価な塾に通っても、自宅での『高速単語暗記』をサボった生徒は、最終的に長文読解でタイムアップになる」という厳しい現実です。
逆に言えば、これから解説する「自動化」のプロセスを1ヶ月やり抜けば、才能に関係なく偏差値10アップは実現可能です。
- 単語は「100語85分・高速小テスト法」で接触回数を増やす
- 文法は3周の反復学習で理解度を30%→60%→100%と段階的に上げる
- 長文はスラッシュリーディングで「返り読み」をなくすことが最重要
英単語を効率よく覚える方法
英単語を効率よく覚えるには、「100語85分・高速小テスト法」が最も効果的です。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 日本語訳を言えない単語を100語ピックアップする
- 10語を1分で暗記→1分でテスト→言えなかったものを再度1分暗記、のサイクルを繰り返す
- 50語終わった時点で50語の総テストを行う
- 100語終わった時点で100語の総テストを行う
脳が「忘れようとする前にテストという刺激を与える」ことで、短期記憶を強引に定着させるのがこの方法の核心です。

英文法を理解する勉強法
英文法は「2レベル・反復学習法」で、理解度を段階的に上げていくことが重要です。
- 1周目:理解度30%でよいので、文法事項の全体像を高速でつかむ
- 2周目:理解度60%を目指し、間違えた問題の解説を精読する
- 3周目:理解度100%を目指し、例文を何も見ずに白紙に再現する
2025年以降の入試では「文法をルールとして暗記する問題」より「文脈の中で正しい表現を選ぶ問題」が増えています。
主語が変わったときの動詞の変化など、文法を動的に理解することが重要です。

英語長文を読めるようにする勉強法
英語長文の読解力を上げるには、「スラッシュリーディング」と「WPM(Words Per Minute)計測」のセット練習が不可欠です。
意味の塊ごとに「/」を入れ、後ろから前に戻って訳す「返り読み」を徹底的に禁止します。
難関校の高校入試では速読力が求められ、最終的には1分間に100語以上を読む速度を目指すのが理想的です。
わからない文の構造は、ChatGPTやGeminiなどのAIアプリに「この文を中3レベルで文法解説して」と指示することで、その場で解決できます。

英語の音読トレーニングの効果
音読トレーニングは、以下の3フェーズで行うことで最大の効果を発揮します。
| フェーズ | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| テキスト音読 | 内容を完全に理解した文章を構造を意識しながら10回読む | 英文の構造を体に染み込ませる |
| オーバーラッピング | 音声に重ねてスピードとリズムをコピーする | 英語のリズム感を習得する |
| シャドーイング | テキストを見ずに音声の1〜2語後を追いかけて発声する | 英語を英語のまま処理する力をつける |
このプロセスにより、脳内の「日本語への翻訳プロセス」がなくなり、英語を直接理解できる状態に変わっていきます。
偏差値40から60を目指す中学生の英語勉強法

現状の偏差値によって、伸びるためのボトルネックは異なります。
偏差値帯ごとに最適な勉強法を解説します。▶英語の点数を上げる具体的な方法はこちら
- 偏差値40〜50は中1・中2の基礎総復習が唯一の正解
- 偏差値50〜60は文法知識を長文・リスニングに「転移」させる練習が必要
- 偏差値60以上は英作文と論理的読解の強化が次のステップ
偏差値40〜50の中学生が最初にやるべき勉強
偏差値40〜50の中学生の最大の壁は、中学1・2年生の基礎の欠落です。
be動詞と一般動詞の区別が曖昧、不規則動詞の過去形(ate・went・sawなど)が定着していない、という状態が非常に多く見られます。
中学1〜2年生の教科書ワークや総復習問題集(例:「英語をひとつひとつわかりやすく。」)を1週間でやり遂げることが最優先です。
応用問題には手をつけず、教科書レベルの基本例文50〜100個を完全に暗唱・暗記することが偏差値50突破の最短ルートです。

偏差値50〜60を目指すための勉強法
偏差値50〜60の中学生の課題は、文法の知識を長文読解やリスニングに「転移」させることです。
不定詞の3用法や分詞の後置修飾など、長文で頻出する「文章を長く複雑にする表現」を重点的に演習します。
模擬試験など特有の形式に慣れるため、以下の2点を並行して対策します。
- 大問2の文法問題で毎回満点を取る練習をする
- リスニングの先読み技術(問題文を読んでおく)を習得する

偏差値60以上を目指す中学生の学習ポイント
偏差値60の壁を越えて70を目指す層には、「論理的読解」と「英語での発信力」が求められます。
近年の入試トレンドとして「自由英作文」や「複数の資料を読み取って答える問題」が増加しています。
英文を「読む」だけでなく、読んだ内容に対して「自分の意見を3〜5文の英語で書く」練習を取り入れることが重要です。
英検準2級〜2級レベルの単語帳(Stock 4500など)に踏み込み、難関私立高で出題される高度な長文にも対応できる語彙力を身につけることが有効な戦略です。
英語の偏差値を1ヶ月で上げるための勉強スケジュール

1ヶ月で偏差値10アップを達成するには、1日あたりの学習時間と習慣を固定することが必要です。
具体的なスケジュールを提示します。
- 平日は朝・スキマ・夜の3分割で90分を確保する
- 休日は演習→弱点補強→総復習の流れを固定する
- スマホ制限・成果の可視化・就寝前暗記の3習慣が継続を支える
平日の勉強スケジュール
部活や学校がある平日でも、90分の学習時間を毎日確保することが偏差値10アップの条件です。
| 時間 | 学習内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 06:30〜07:15 | 英単語(朝の部) | 前日の復習+新出単語50語。脳が最も冴えている時間帯に活用する |
| 08:10〜08:30 | 登校中のスキマ時間 | アプリ(ターゲットの友・mikanなど)で単語テストを行う |
| 16:00〜16:30 | 放課後のスキマ時間 | 前日の音読パッセージを再度シャドーイングする |
| 20:00〜21:30 | メイン学習(文法・精読) | 文法問題集1〜2単元+短文1題。理由の言語化を徹底する |
| 21:30〜22:00 | 音読・暗記の仕上げ | 当日の長文を20回音読する。就寝前の暗記は定着率が高い |
休日の勉強スケジュール
休日は「演習量」で差をつける日です。3時間の学習を目標にします。
| 時間 | 学習内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 09:00〜10:30 | 模試過去問・実践演習 | 制限時間を本番より5分短く設定して解く |
| 11:00〜12:00 | 弱点単元の補強 | 模試で間違えた単元を基礎参考書に戻ってやり直す |
| 13:30〜14:30 | リスニング・英作文 | AIアプリやディクテーションで耳と書く力を鍛える |
| 20:00〜21:00 | 1週間の総復習 | 今週覚えた単語100〜500語をすべて再テストする |
短期間で成績を伸ばすための勉強習慣
短期間で偏差値を上げるには、勉強時間の確保だけでなく、日常習慣の見直しが必要です。
以下の3つの習慣を1ヶ月間継続することが重要です。
- スマホの使用時間を制限する:SNSの通知をオフにし、勉強アプリ以外の使用を1日30分以内に抑える
- 成果を毎日グラフに記録する:覚えた単語数や解いた問題ページ数を可視化し、成長を毎日確認する
- 就寝前30分を暗記に使う:睡眠前に暗記した内容は翌朝の記憶定着率が高くなる
英語の偏差値を上げるおすすめ参考書

2025〜2026年の高校入試トレンドを踏まえ、自学自習で偏差値10アップを達成できる参考書を厳選しました。
- 単語はターゲット1800、文法はひとつひとつシリーズが偏差値帯別に最適
- 長文はSVOC構造図つきの教材を選ぶと読解力が最も上がりやすい
- 参考書は「現在の偏差値に合ったレベル」を選ぶことが最大の注意点
英単語対策におすすめの参考書
英単語対策は、高校入試の出題頻度に基づいた単語帳を選ぶことが重要です。
| 参考書名 | 出版社 | おすすめの偏差値帯 |
|---|---|---|
| でる順ターゲット中学英単語1800 | 旺文社 | 40〜65 |
| 中学3年間の英単語が1か月で1000語覚えられる本 | かんき出版 | 40〜55 |
| 速読英単語 中学版 | Z会 | 55〜65 |
「でる順ターゲット中学英単語1800」はアプリとの連携が充実しており、スキマ時間の活用に最適です。
「中学3年間の英単語が1か月で1000語覚えられる本」は、高速回転法と相性がよく、1ヶ月という期限がある生徒に特におすすめです。
英文法の基礎を固める参考書
英文法の参考書は、中学生向けに設計されたものを選ぶことが最優先です。
| 参考書名 | 出版社 | おすすめの偏差値帯 |
|---|---|---|
| 英語をひとつひとつわかりやすく。 | 学研 | 40〜50 |
| 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく | 学研 | 45〜55 |
| 最高水準問題集プラス 中学英語 (シグマベスト) | 文英堂 | 45〜60 |
偏差値40台の中学生には「英語をひとつひとつわかりやすく。」が一択です。
左ページで解説、右ページで演習という構成が初学者に最も取り組みやすい設計になっています。
偏差値50以上を目指す段階では、同シリーズの問題集で演習量を増やすことが効果的です。
高校受験向けリスニング問題集
高校受験のリスニング対策に使える市販の問題集を紹介します。
英語リスニング高校入試 完全攻略(旺文社)
全国の公立高校入試のリスニング問題を収録した問題集です。都道府県別の出題形式に慣れることができます。音声はCDまたはダウンロードで入手できます。
くもんの中学英語リスニング(くもん出版)
基礎レベルから標準レベルまで段階的に取り組める問題集です。リスニングの基礎固めとして活用できます。
全国高校入試問題正解 英語(旺文社)
全国の公立高校入試問題を収録した問題集です。リスニング問題も含まれており、志望校と出題形式が近い都道府県の問題を選んで練習できます。
単語力を伸ばすには、専用の単語帳を使うのが効果的です。
高校入試対策におすすめのデジタル学習教材
デジタル学習教材を紹介します。
進研ゼミ中学講座(ベネッセ)
進研ゼミ中学講座は、中学生向けの通信教育サービスで、英語のリスニング対策にも対応しています。教科書に対応した教材と音声教材が用意されており、定期テスト対策と高校入試対策の両方に活用できます。英語のリスニング問題や音声教材を使った学習を通して、英語の聞き取り力を段階的に伸ばすことができます。
すらら
すららは、オンラインで学習できるデジタル教材です。アニメーション形式の授業で英語の文法や読解を学びながら、リスニング問題にも取り組むことができます。AIを活用した学習サポート機能があり、生徒の理解度に合わせて問題を出題するため、英語が苦手な中学生でも基礎から学習を進めやすい教材です。
スマイルゼミ(中学生コース)
スマイルゼミは、専用タブレットを使って学習する通信教育サービスです。英語のリスニング問題や音声教材が用意されており、タブレットで音声を聞きながら問題演習を行うことができます。英語の発音やリスニング問題を繰り返し練習できるため、高校受験の英語リスニング対策として活用できます。
無料で使えるリスニング音源
都道府県教育委員会の公式サイト
多くの都道府県の教育委員会が、公立高校入試の過去問と音声をウェブサイトで無料公開しています。志望校の都道府県の公式サイトから過去問の音声をダウンロードして練習に使用できます。
NHKが提供する無料の教育コンテンツです。中学英語の音声教材として活用できます。スピードは入試音声より遅い場合がありますが、英語を聞く習慣をつける目的での使用に適しています。
教科書の音声データ
使用している英語教科書の出版社(東京書籍・学校図書・三省堂など)は、教科書に対応した音声データを公式サイトで提供しています。教科書の音声を使ったオーバーラッピング・シャドーイング練習に活用できます。
【Q&A】英語の偏差値を上げたい中学生のよくある質問

英語の偏差値を上げたい中学生からは、「どのくらいの期間で上がる?」「何から勉強すればいい?」といった質問が多く寄せられます。
ここでは、よくある疑問にわかりやすく答えます。
Q.英語の偏差値はどのくらいの期間で上がる?
A.平日90分・休日3時間の学習を継続した場合、統計的に約3週間〜1ヶ月で模試の偏差値に変化が現れます。
英語は「単語」と「文法」という土台ができてから、初めて「長文読解」という成果が出る教科です。
最初の2週間は成績が上がらないように感じることがありますが、そこは成長の潜伏期です。
1ヶ月目の模試で偏差値が一気に上がるパターンが最も一般的です。
焦らず、まず土台固めに徹することが重要です。

Q.英語の偏差値70を取る中学生はどんな勉強をしている?
A.偏差値70レベルに達する中学生は、「直読直解」と「背景知識の習得」を共通して行っています。
偏差値70を取る生徒は、日本語に訳さず英語をイメージのまま理解できるよう、毎日15〜20分のシャドーイングを数ヶ月間継続しています。
入試長文のテーマになりやすい「環境問題」「AIの進化」「異文化理解」などのトピックについて日本語でも知識を持ち、文章の展開を予測しながら読む「プレディクション」のスキルを身につけています。

Q.英語の偏差値を上げるには塾に通った方がいい?
A.現在の偏差値が40未満、または何から手をつければいいか全くわからない中学生は、個別指導塾や家庭教師のサポートを受けることをおすすめします。
偏差値50以上あり、自分で計画を立てて参考書を進められる中学生は、AIアプリやスタディサプリなどを活用した自学自習の方が、通塾の移動時間を省ける分、1ヶ月という短期間では有利に働く場合もあります。
現状の偏差値と自己管理力を基準に判断してください。

Q.英語が苦手な中学生は何から勉強すればいい?
A.英語が苦手な中学生は、必ず「英単語」と「中学1年生の英文法」から始めてください。
長文が読めない原因の9割は、単語を知らないか、文法を誤解しているかのどちらかです。
人称代名詞(I・my・me・mineなど)をすべて言えるか、不規則動詞の活用(go→went、eat→ateなど)を即答できるか。
こうした基礎を完璧にすることが、偏差値アップへの唯一の入り口です。

Q.アウトプット専用問題集は英語の偏差値アップに効果がありますか?
A.英語のアウトプット専用問題集は、インプット(単語・文法の暗記)が一定量できてから使うと効果を発揮します。
基礎が固まっていない段階でアウトプット問題集に取り組んでも、答えを確認するだけになり実力がつきません。
偏差値50以上の中学生が、覚えた知識を定着させる目的で使うのに最も適した教材です。
問題集を選ぶ際は「解説が詳しく、なぜ間違えたかがわかるもの」を基準にしてください。
まとめ:【中学生】英語の偏差値を10上げる勉強法

この記事で解説した内容を整理します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 勉強の順番 | 英単語→英文法→英語長文→音読の順で進める |
| 学習時間の目安 | 平日90分・休日3時間を毎日確保する |
| 単語学習法 | 1日100語・高速小テスト法で暗記する |
| 文法学習法 | 2レベル反復学習で理解度を段階的に上げる |
| 長文対策 | スラッシュリーディングで返り読みをなくす |
| 音読の目安 | 1日30分・シャドーイングを毎日継続する |
英語の偏差値を1ヶ月で10上げることは、正しい順番と方法を守れば十分に達成できます。
最も重要なことは「長文のテクニックに逃げず、まず英単語と英文法という土台を固めること」です。
1日100語の高速暗記・文法の論理理解・音読による定着、この3つを1ヶ月間やり切った中学生が、確実に偏差値を上げています。
今日から、まず英単語帳を1冊手に取ることから始めてください。
執筆者のプロフィール
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【執筆・監修】塾オンラインドットコム編集部
塾オンラインドットコム編集部は、学習塾業界で27年以上の指導経験を持つ専門家が中心となって運営しています。これまでに800以上の教室を調査・分析し、オンライン塾の運営経験も持つ実務家チームです。記事は、公式サイト・最新パンフレット・担当者取材などの一次情報を確認のうえ執筆し、必要に応じて内容を更新しています。小学生・中学生とその保護者が安心して判断できるよう、不安をあおらず、事実を整理する編集方針を大切にしています。(※情報確認基準:2026年2月時点)
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