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「子どもの通知表をもらったけど、三重県の高校入試で使われる内申点ってどうやって計算するの?」
「うちの子の内申点だと、どのくらいのレベルの高校が目指せるんだろう?」
三重県で高校受験を控えるお子様を持つ保護者の方の不安は尽きません。
高校受験において、入試当日の学力検査と同じくらい重要なのが、中学校の成績を点数化した「内申点(調査書点)」です。
特に三重県の公立高校入試では、選抜方式(前期・後期)によって内申点の計算対象となる学年や満点が大きく異なります。
この記事では、三重県の内申点の正しい計算方法を徹底的に解説します。
志望校合格への道筋を明確にするため、まずは正確な仕組みを把握しましょう。
記事のポイント
後期選抜と前期選抜で異なる内申点の計算ルール
高校・学科ごとの「傾斜配点」と「評定外加点」の具体例
内申点と学力検査の合否判定における比率の重要性
【専門家直伝】観点別評価を意識した内申点アップの行動指針
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Contents
三重県公立高校入試:内申点はどう計算される?【結論】

三重県の公立高校入試における内申点(調査書点)の計算ルールは、受験方式によって大きく異なります。
選抜方式 | 内申点(調査書点)の評価対象と満点 | 評価の目的 |
---|---|---|
後期選抜(一般入試) | 中学3年生の9教科評定の合計(45点満点)が基本。 学力検査(500点満点)と合わせて総合判定される。 | 当日の学力検査を重視しつつ、直近の成績(中3)を確認して学習到達度を判断。 |
前期選抜(特色選抜) | 高校・学科ごとに異なり、45点・25点・90点・135点など多様。 中1〜中3の評定を換算する高校もある。 「評定以外の記載事項」(活動実績・資格など)が加点される場合がある。 | 学力だけでなく、活動実績・適性・学習態度などを含めた総合評価で、志望学科への適性や人物面を重視。 |
【学習塾経験者からのアドバイス】
内申点は入試直前の努力だけでは上げられません。特に中学3年生の成績は後期選抜の合否を左右する最重要資料です。
今すぐ志望校の方式を確認し、計画的な対策を始めることが合格への鉄則です。
参考資料:「令和8年度三重県立高等学校入学定員及び入学者選抜に関する実施要項」(三重県教育委員会)
三重県公立高校入試における内申点の基本ルール

三重県の公立高校入試では、内申点(調査書点)の計算方法が前期選抜と後期選抜で異なります。
どの学年や教科を点数化するかは高校ごとにルールがあり、活動実績が加点される場合もあります。
基礎的な仕組みを理解しておきましょう。
- 内申点とは?評定と調査書点の関係
- 前期選抜と後期選抜での扱いの違い
内申点とは?評定と調査書点の関係
項目 | 内容 |
---|---|
評定(ひょうてい) | 学校の通知表に記載される5段階評価(1〜5)。 各教科の「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」などを総合して決定される。 |
調査書点(内申点) | 高校入試の合否判定に使われる点数。評定を高校ごとに定められた方式で点数化したもの。 例:「中3の9教科合計=45点」「中1〜3年の合算=135点」など。学校によって満点や評価対象が異なる。 |

前期選抜と後期選抜での扱いの違い
項目 | 後期選抜 | 前期選抜 |
---|---|---|
実施時期 | 3月上旬(一般入試) | 2月上旬(推薦・特色選抜) |
内申点の対象学年 | 原則:中学3年生のみ(9教科合計=45点満点) | 高校により異なる。中3のみ45点、または中1〜3の評定を合算(90〜135点満点) |
検査内容 | 学力検査(5教科)が必須 | 面接、作文、実技、一部で学力検査を実施 |
合否判定 | 学力検査500点と内申点45点の合計を基本に判定 | 内申点と面接・作文・実技などの検査を総合評価 |
【後期選抜】内申点の計算方法(基本型)

三重県の後期選抜は、一般入試にあたる制度で、最も受験者数が多い方式です。
内申点は原則として中学3年生の成績のみが対象となり、当日の学力検査500点と合算されて合否が判定されます。
- 中3の9教科の評定合計(45点満点)
- 学力検査(500点満点)との総合判定の仕組み
- 内申点と学力検査のバランスの考え方
中3の9教科の評定合計(45点満点)
区分 | 教科 | 評価方法 | 満点 |
---|---|---|---|
主要教科(5教科) | 国語・数学・英語・理科・社会 | 各教科を5段階評価 | 25点(最大) |
実技教科(4教科) | 美術・音楽・保健体育・技術家庭 | 各教科を5段階評価 | 20点(最大) |
合計 | 9教科すべて | 5段階評価を合計 | 45点満点 |
【解説】
後期選抜における内申点は、中学3年生の通知表に記載された9教科の評定を合計したものです。
国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加え、美術・音楽・保健体育・技術家庭の実技4教科が対象になります。
すべての教科を5段階評価で計算し、合計は最大45点です。
例えば、「オール5」で45点、「オール3」で27点となり、内申点と当日の学力検査(500点満点)が合算されて合否判定に使われます。

学力検査(500点満点)との総合判定の仕組み
後期選抜では、内申点45点に加えて学力検査が実施されます。
学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科で行われ、それぞれ100点満点の合計500点です。
合否はこの500点と内申点45点を合わせた545点を基準に判定されます。
一部の学校や学科では、面接や作文、実技試験などが加点要素として考慮される場合もありますが、基本は「学力検査+内申点」の合計点が選抜の中心です。

内申点と学力検査のバランスの考え方
三重県の高校入試では、後期選抜の内申点は45点満点、学力検査は500点満点と比率に大きな差があります。
そのため基本的には学力検査の得点が合否を左右しやすく、「当日点で挽回できる」というのが大きな特徴です。
内申点と学力検査のバランスは、高校や学科によって異なります。
例えば、
- 学力検査:調査書 = 7:3(学力検査重視)
- 学力検査:調査書 = 5:5(均等評価)
【事例:学力検査の比重が増加】
令和8年度入試から後期選抜において数学と英語の配点をそれぞれ50点→100点に変更し、2科目で合計200点となりました。
総満点(500点)は変わりませんが、数学・英語の比重が倍増したため、当日点で高得点を取るほど有利になる「学力重視型」の評価方法にシフトしています。
当日点で高得点を取れば有利になるよう、学力重視へと舵を切ったことを示しています。
後期選抜の総満点は500点のままですが、この変更により、数学と英語の得点が合否に与える影響が倍増したことになります。
【前期選抜】内申点の計算方法は高校ごとに異なる

三重県の前期選抜では、内申点の計算方法が高校・学科ごとに大きく異なります。
中3の成績だけを評価する場合もあれば、中1からの3年間を総合的に点数化する場合もあります。
志望校の方式を正しく理解して準備することが合格への近道です。
- パターンⅠ:中3の9教科(45点満点)
- パターンⅡ:中3の主要5教科(25点満点)
- パターンⅢ:中1〜中3の評定を換算(90〜135点満点)
パターンⅠ:中3の9教科(45点満点)
最もシンプルな方式で、中学3年生の9教科(国・数・英・理・社・音・美・保体・技家)の評定を合計し、45点満点として扱います。
いわば後期選抜と同じ方式で、直近の成績を重視するのが特徴です。
主要5教科と実技4教科をバランスよく評価するため、得意・不得意が少ない生徒に有利といえます。
- 計算方法: 中学3年生の9教科の評定合計。
- 満点: 45点満点。
- 事例: 川越高校 国際探究科、津西高校 国際科学科、上野高校 理数科など

パターンⅡ:中3の主要5教科(25点満点)
この方式は、主要5教科(国・数・英・理・社)のみを対象に合計し、25点満点として扱います。
副教科を除外するため、主要教科の学力を重視する進学校で多く採用されています。
主要教科が得意な生徒には有利ですが、副教科で内申点を稼ぎにくいため注意が必要です。
- 計算方法: 中学3年生の主要5教科(国・数・英・理・社)の評定合計。
- 満点: 25点満点。
- 事例: 宇治山田高校 普通科、四日市西高校 普通科(比較文化・歴史コース、数理情報コース)など 。

パターンⅢ:中1〜中3の評定を換算(90〜135点満点)
この方式は、中学1年から3年までの評定を合算・換算し、90点または135点満点にします。
3年間を通じた学習態度や努力を評価する仕組みで、コツコツ積み重ねてきた生徒に有利です。
逆に、中1や中2でつまずいた場合は影響が残るため、早い段階からの取り組みが重要になります。
満点例 | 計算方法の基本 | 主な事例高校 |
---|---|---|
135点満点 | 中1〜中3の9教科評定を等倍で換算(45点×3年間) | 久居農林高校、南伊勢高校、白子高校(普通科・生活創造科)など |
90点満点 | 中1〜中3の評定を換算(または中3評定を2倍して計算) | 四日市工業高校、白山高校(令和8年度より中3の45点方式から変更) |
【専門家の指摘】
白山高校は令和8年度から内申点の計算方法を中3の45点満点から、中1〜中3換算の90点満点へ変更しました 。
このように入試年度によって大きくルールが変わることがあるため、
最新の要項確認が必須です。
すべての方式に共通する「活動実績・資格」の加点

三重県の高校入試では、内申点の計算方法(45点、25点、90点、135点など)は高校ごとに異なりますが、どの方式でも共通して「活動実績」や「資格」が加点要素として扱われます。
部活動の成果や資格試験の合格などは、努力や意欲の証明となり、合否にプラスに働くことがあります。
- 部活動・生徒会・ボランティア活動の評価
- 資格取得(英検など)の加点事例
- 実際の高校別例
部活動・生徒会・ボランティア活動の評価
多くの高校で、部活動の継続や大会での成績、生徒会活動への参加、地域でのボランティア活動が加点対象となります。
例えば、部活動を3年間続けた生徒は「継続性」が評価され、大会で上位入賞するとさらに高い評価が得られることもあります。
生徒会役員やボランティア活動は「主体性」や「社会性」を示すものとして重視されます。

資格取得(英検など)の加点事例
英検や数検、漢検などの資格取得も評価対象になります。
特に英検は多くの高校で加点があり、3級や準2級以上を取得していると有利になることがあります。
高校によっては、資格のレベルごとに加点点数を細かく設定している場合もあるため、志望校の要項を確認することが大切です。

実際の高校別例
評定と活動実績の加点比率は、高校によって明確に定められています。
- 桑名北高校 普通科
- 評定(中1〜中3の評定を換算):75点満点
- 評定以外の記載事項(活動実績・資格など):最高25点
- 合計:100点満点
- 松阪工業高校(機械科など)
- 評定(中3評定を2倍):90点満点
- 評定以外の記載事項:最高20点(令和8年度の変更で10点から増加)
- 合計:110点満点
【塾経験者からのアドバイス】
評定以外の加点項目がある高校では、評定がボーダーラインに達していなくても、活動実績や資格で逆転合格するチャンスがあります。
特に、実技検査のない前期選抜では、この加点部分が合否を分けるカギとなることが多いです。
内申点を劇的に上げる7つの「戦略的」行動と専門家のアドバイス

志望校合格の可能性を高めるため、長年の学習塾経験の視点から、今から実践できる内申点アップの戦略的なポイントをご紹介します。
- 内申点の評価項目を理解する
- 定期テストを頑張る
- 実技4教科を頑張る
- 小テストを頑張る
- 授業に積極的に参加する
- 提出物は必ず提出する
- 忘れ物をしない
内申点の評価項目を理解する
内申点の評価項目を理解しておくと、内申点対策になります。
内申点の評価項目
・「知識・技能」
・「思考力・判断力・表現力など」
・「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」
「知識・技能」 | 教科等を通して身につける、知識や技能のこと、例えば、国語の知識や計算の技能など |
「思考力・判断力・表現力など」 | 知識や技能を活用して、自ら考え、判断し、表現する力、例えば、論理的思考力、創造力、コミュニケーション力など |
「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」 | 主体的に学習に取り組む態度、例えば、探究心、粘り強さ、協調性など、学びに向かう力や人間性 |
上記の3つの観点から、中学生の内申点がつけられています。
この3つの観点は、単に知識や技能を習得するだけでなく、それらを活用しながら、自ら学び続ける力を身につけることが、大きな目標となっているのです。

参考記事:【中学の内申点の付け方を解説】高校受験対策!内申点と評定を上げる方法
内申点対策:定期テストを頑張る
内申点を上げる一番のポイントは、定期テストで良い結果を出すことです。
なぜなら、定期テストの成績は内申点に直結するため、良い成績を取ることで内申点を上げることができるからです。
親ができるサポートとしては、子どもが定期テストに向けて効果的な学習計画を立てるアドバイスや、学習環境の整備、モチベーションアップをサポートをすることが大切です。
また、定期テストで良い点数を取るために、学習塾、家庭教師、オンライン塾、タブレット教材の利用を検討するのも良い方法です。

参考記事:【オンライン塾】定期テスト対策に強い!中学生におすすめする13選!
内申点対策:実技4教科を頑張る
塾の指導現場での経験に基づくと、実技教科の評定を確実に上げるための行動は以下の2点に集約されます。
- 提出物を期限内に完璧に出すこと
- 作品やレポート、授業で配布されたプリントの管理を徹底し、期限を厳守しましょう。提出物の丁寧さや完成度も評価に含まれるため、期日前の余裕を持った提出を心がけてください。
- 授業に積極的に参加する態度
- 授業中の発言や実技への取り組み、先生の指示への応答など、主体的な学習姿勢が評価に直結します。実技教科では、上手いか下手かよりも、真面目に一生懸命取り組む姿勢が評価されます。
これらの戦略的な行動を取ることで、実技4教科の評定を安定させ、結果的に 45点満点(または高校ごとの換算満点)で評価される内申点全体を底上げすることができます。

参考記事:実技4教科内申点の上げ方!体育・美術・音楽・技術家庭の内申の付け方を解説
内申点対策:小テストを頑張る
内申点を上げるコツとして、小テストを頑張ることは非常に重要です。
なぜなら、小テストの成績は日々の学習の結果であるため、内申点を上げるための大きな要素となります。
具体的には、漢字テスト、単語テスト、計算テストで良い点数を取ることです。
親ができるサポートとしては、子どもが小テストで良い結果を出すためのサポートをすることが重要です。

内申点対策:授業に積極的に参加する
授業に積極的に参加することは、内申点対策としてとても重要です。
理由は、内申点の評価項目である、「学習に取り組む態度」に直結しているからです。
具体的には、授業に積極的に参加し、授業中に質問をしたり、話し合いに参加したりすることが重要です。
積極的な姿勢を見せることで、教師からの評価が高まります。
良い印象
・積極的に手を挙げる
・先生の説明にうなずく
・他の生徒の発表を真剣に聞く
悪い印象
・あくび
・私語をする
・話し合いに参加しない

内申点対策:提出物は必ず提出する
学校からの宿題、プリントなどの提出物は必ず期限内に提出してください。
提出物を出すことは内申点を上げるためのポイントです。
提出物が期限内に提出されない場合、評価されないため、内申点が下がる可能性があるでしょう。
親としては、提出物のスケジュールをカレンダーにメモしたりして、サポートすることが大切です。
期限を守り、丁寧に取り組むことで、内申点アップにつながります。

参考記事:中学生が提出物を出さないとどうなる?リアルな影響!親ができるサポート
内申点対策:忘れ物をしない
忘れ物をしないことも、内申点対策のポイントの一つです。
定期テストの点数が良くても、忘れ物が多いと内申点が下がってしまいます。
特に実技4教科においては、体操服、リコーダー、絵の具、縫製セットなどを忘れると、授業に参加できません。
親としては、チェックリストを作り、毎朝、忘れ物がないかしっかりと確認することが大切です。
忘れ物をなくすための対策を立て、実践することで、内申点の向上につなげることができます。
特に自分の弱点となっている教科の忘れ物には気をつけましょう。
内申点計算のよくある誤解と注意点

三重県の高校入試で使われる内申点は「評定を点数化したもの」ですが、計算方法は高校や学科によって異なります。
そのため、誤った理解のまま受験準備を進めると大きな不利になることがあります。
ここでは特に注意したい3つのポイントを整理します。
- 「オール4=180点」というのは誤り
- 学校ごとの配点方式を必ず確認する
- 評定以外の活動実績も合否に影響する
「オール4=180点」というのは誤り
「内申点がオール4なら180点」という説明を見かけることがありますが、これは過去の制度や一部の私立方式を指すケースです。
現在の三重県の公立入試では、後期選抜は 中3の9教科=45点満点 が基本ですし、前期選抜でも 25点・45点・90点・135点 など高校ごとに満点が違います。
したがって「オール4=180点」という表現は誤解を招きます。

学校ごとの配点方式を必ず確認する
三重県の内申点の計算方法は高校・学科によって細かく異なります。
例えば、「中3のみを評価する学校」もあれば、「中1〜3の3年間を合算する学校」もあります。
同じ高校でも学科によって満点が違うこともあります。
志望校を決める際には、必ず最新の「入試要項」や「募集要項」で配点方式を確認することが欠かせません。

評定以外の活動実績も合否に影響する
内申点は評定だけでなく、部活動の成績・生徒会活動・資格(英検など)といった「活動実績」が加点される場合があります。
例えば、桑名北高校では評定75点に加え、活動実績で最大25点が加わり、合計100点満点で評価されます。
このように評定以外の努力も評価対象になるため、普段の学校生活や課外活動も入試に直結するのです。
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【Q&A】三重県の内申点の計算に関するよくある質問

三重県の内申点の計算に関するよくある質問を紹介します。
- Q.内申点の合計はどうやって計算するんですか?
- Q.三重県の高校入試の後期の内申点は?
- Q.自分の内申点の出し方は?
- Q.内申点がオール1でも行ける高校は?
Q. 内申点の合計はどうやって計算するんですか?
内申点は、通知表にある9教科の評定(1〜5)を合計して算出します。
例えば、国語4・数学3・英語5など各教科の数字を足していき、9教科すべてを合計したものが内申点になります。
高校入試では、この合計を高校ごとのルールに沿って点数化した「調査書点」として利用します。

Q. 三重県の高校入試の後期の内申点は?
後期選抜(一般入試)では、中学3年生の9教科の評定合計(45点満点)が基本になります。
これに当日の学力検査(500点満点)を合計して判定する仕組みです。
例えば、「内申点30点+学力検査350点=合計380点」というように、両方の得点を合わせて合否が決まります。

Q. 自分の内申点の出し方は?
通知表を用意し、9教科すべての評定を足し算してください。
オール3なら27点、オール4なら36点、オール5なら45点になります。
前期選抜を受ける場合は、高校によって「3年間の合算」「主要5教科のみ」など方式が違うため、志望校の要項を必ず確認しましょう。

Q. 内申点がオール1でも行ける高校は?
オール1(=9点)の場合、選択肢はかなり限られます。
ただし、高校入試は内申点だけで決まるわけではありません。
後期選抜では学力検査が大きな比重を占めるため、当日の点数で挽回できる場合もあります。
定時制やチャレンジスクールのように多様な学びの場もありますので、担任や進路指導の先生と相談しながら現実的な進路を検討することが大切です。
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まとめ:三重県の内申点計算方法を解説!公立高校入試の内申点を上げる7つのコツ

今回は、三重県の公立高校入試における内申点の計算方法と、その仕組みについて詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。
三重県公立高校│内申点の計算方法
ポイント
三重県の高校入試における内申点(調査書点)は、前期選抜と後期選抜で大きく仕組みが異なります。
前期では高校・学科ごとに方式が細かく設定され、45点満点・25点満点・90〜135点満点など多様な形で点数化されます。
部活動や生徒会、英検などの資格が加点されるケースもあり、普段の学校生活が大きく評価につながります。
後期選抜はシンプルで、中学3年生の9教科の評定合計(45点満点)が基本となり、当日の学力検査(500点満点)と合算して合否を決めます。
したがって「内申点で有利な人」「学力検査で挽回したい人」それぞれに戦略が必要です。
最も重要なのは、志望校ごとに配点方式が異なる点を必ず確認することです。
最新の入試要項を調べ、自分の強み(内申点か学力検査か、あるいは活動実績か)を最大限に活かせる学校選びをすることが、合格への近道になります。
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執筆者のプロフィール
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塾オンラインドットコム編集部は、教育業界や学習塾の専門家集団です。27年以上学習塾に携わった経験者、800以上の教室を調査したアナリスト、オンライン学習塾の運営者経験者、受験メンタルトレーナー、進路アドバイザーなど、多彩な専門家で構成されています。小学生・中学生・受験生・保護者の方々が抱える塾選びや勉強の悩みを解決するため、専門的な視点から役立つ情報を発信しています。
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