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都立高校の一般入試で使う内申点は、通知表の評定をそのまま使うわけではありません。
9教科の評定の合計(素内申・45点満点)を、実技4教科を2倍にした換算内申(65点満点)に直し、そこから300点満点の調査書点を出します。
この記事では、都立高校の全日制で原則となる、5教科の学力検査を実施し、学力検査と調査書点の比率が7:3の場合を中心に計算します。
芸術・体育に関する学科など、計算方法が異なるケースは記事後半で説明します。
例えば主要5教科の評定が合計18、実技4教科が合計14なら、素内申32、換算内申46、調査書点212になります。使う式は次の2つだけです。
- 主要5教科の合計+実技4教科の合計×2=換算内申
- 300×換算内申÷65=調査書点(小数点以下は切り捨て)
45点・65点・300点は、どれも内申に関わる数字ですが同じものではありません。
私は教室長として都立志望の生徒を担当していたとき、通知表から素内申、換算内申、調査書点まで順に計算し、進路カルテに記録していました。
面談でも主要5教科と実技4教科に分け、計算の途中経過を見せながら現在の持ち点を伝えていました。
この記事のツールも同じ3段階で結果を表示します。
まず自分の数字を出し、そのあとで数字の意味を読み解いていきましょう。
記事のポイント
- 9教科から300点をすぐ計算
- 45点・65点・300点の違い
- 実技4教科は2倍で計算
- 300点だけでは合否は決まらない
都立高校の内申点を300点に自動計算するツール

通知表の評定を入力すると、素内申、換算内申、調査書点が順に表示されます。
ここでは、入力する数字と結果の読み方を先にお伝えします。
9教科の評定を入力して調査書点を自動計算
入力するのは、国語・社会・数学・理科・英語・音楽・美術・保健体育・技術・家庭の9教科の評定(1〜5)です。
手元の通知表に書かれた数字を、そのまま入れてください。
通知表の9教科の評定を1〜5から選択してください。 9教科すべてを選ぶと、素内申・換算内申・調査書点を自動で計算します。
5教科の学力検査を実施し、学力検査と調査書点の比率が7:3の場合を対象にしています。 芸術・体育に関する学科など、計算方法が異なる場合はこの結果をそのまま使用できません。
ツールの中では、次の順番で計算が進みます。
ポイント
換算内申=主要5教科(国・社・数・理・英)の評定合計+実技4教科(音・美・保体・技家)の評定合計×2
調査書点=300×換算内申÷65(小数点以下は切り捨て)
5教科の学力検査で、学力検査と調査書点の比率が7:3の都立高校を前提にした計算です。
9教科の評定が入れば、その場で300点満点の調査書点まで出ます。
計算が合っているか検算したいときは、後半の具体例や早見表と見比べてみてください。
計算結果は45点・65点・300点の3段階で確認
結果は、次の形で表示されます。
素内申 ○/45 → 換算内申 ○/65 → 調査書点 ○/300
数字のあとに「/45」「/65」「/300」と満点をつけているのには理由があります。
私が面談で計算過程を見せていたのも、いま扱っているのがどの段階の数字なのかを、生徒と保護者が見失わないようにするためでした。
例えば「46」という数字だけを見ても、素内申なのか換算内申なのか分かりません。
5教科の学力検査・7:3の場合、入試で使う調査書点は、いちばん右の『○/300』です。
素内申と換算内申は、調査書点を求める途中の数字です。
左の2つは、そこへたどり着くまでの途中の数字という位置づけになります。
内申点は45点→65点→300点の順に計算する

5教科の学力検査で7:3の場合、素内申45点、換算内申65点、調査書点300点の順に計算します。
それぞれの数字の意味と、実技4教科を2倍する理由も、この章で順にほどいていきます。
素内申45点は9教科の評定を合計する
素内申とは、通知表に載っている9教科の評定(各5段階)をそのまま足した合計です。
満点は5×9=45点、9教科すべてが1でも9点になります。
全教科が3なら27点、全教科が4なら36点です。
この段階では、国語も音楽も同じ1倍で数えます。
まだ「入試用の点数」に直す前の、通知表そのままの合計だと考えてください。
都立高校の調査書点を出す場合、素内申は換算内申を求める出発点です。
ここで計算を止めて「自分の内申は45点中○点」と考えてしまうと、次の換算内申との間で数字がずれていきます。
換算内申65点は学力検査をしない教科を2倍する
令和9年度の実施要綱では、調査書の評定を点数にするとき、学力検査を実施する教科は1倍、実施しない教科は2倍とされています。
通常の5教科で学力検査を行う場合は、次のようになります。
国語・数学・英語・社会・理科:1倍(5教科で最大25点)
音楽・美術・保健体育・技術・家庭:2倍(4教科で最大40点)
合計の満点は25+40=65点です。
実技4教科は65点のうち40点、割合にして約6割を占めます。
「実技は副教科だから」と軽く見ていると、換算内申の大きな部分を見落とすことになります。
学力検査の教科が通常の5教科と異なる学科や選抜では、点数化の方法も変わります。
例外については後の章で触れます。
換算内申65点を調査書点300点に換算する
全日制の一般入試は、学力検査と調査書点の比率が原則7:3です。
調査書点の満点が300点なので、65点満点の換算内申を次の式で300点満点に直します。
調査書点=300×換算内申÷65(小数点以下は切り捨て)
換算内申が1点上がると、調査書点は約4.6点上がります。
ここまで来て初めて、換算内申から300点満点の調査書点までがそろいます。
換算内申35〜65点の範囲を、早見表にまとめました。
| 換算内申 | 調査書点 | 換算内申 | 調査書点 |
|---|---|---|---|
| 35 | 161 | 51 | 235 |
| 36 | 166 | 52 | 240 |
| 37 | 170 | 53 | 244 |
| 38 | 175 | 54 | 249 |
| 39 | 180 | 55 | 253 |
| 40 | 184 | 56 | 258 |
| 41 | 189 | 57 | 263 |
| 42 | 193 | 58 | 267 |
| 43 | 198 | 59 | 272 |
| 44 | 203 | 60 | 276 |
| 45 | 207 | 61 | 281 |
| 46 | 212 | 62 | 286 |
| 47 | 216 | 63 | 290 |
| 48 | 221 | 64 | 295 |
| 49 | 226 | 65 | 300 |
| 50 | 230 | ― | ― |
※5教科の学力検査を実施し、学力検査と調査書点の比率が7:3の場合の早見表です。調査書点は「換算内申×300÷65」で計算し、小数点以下は切り捨てます。芸術・体育に関する学科など、3教科・6:4の場合は計算方法が異なります。
換算内申の点数を横に、調査書点を縦に読むのではなく、同じ行の左右で対応しています。
ツールの結果と食い違ったときは、この表でおおよその位置を見当づけられます。
素内申45点・換算内申65点・調査書点300点の違い

3つの数字は満点も計算方法も役割も違います。
この章では一覧表で違いを並べたうえで、取り違えやすい点と、300点になる条件を整理します。
45点・65点・300点を比較表で整理
3つの数字の違いを、1つの表にまとめます。
表を見れば、自分が今どの数字を手にしているのかが分かります。
| 名称 | 満点 | 対象教科と配点 | 計算方法 | 入試での役割 |
|---|---|---|---|---|
| 素内申 | 45点 |
9教科の評定 各5段階・すべて1倍 |
9教科の評定を そのまま合計 |
通知表9教科の評定合計。 都立高校の調査書点を計算する出発点 |
| 換算内申 | 65点 |
学力検査を行う5教科は1倍 実技4教科は2倍 |
主要5教科の合計 +実技4教科の合計×2 |
5教科の学力検査の場合に、 調査書点を算出する基礎となる数字 |
| 調査書点 | 300点 |
65点満点の換算内申 ※7:3の場合 |
300×換算内申÷65 小数点以下は切り捨て |
学力検査の得点と合わせて、 総合得点を算出するときに使う点数 |
※「換算内申65点・調査書点300点」は、5教科の学力検査を実施し、学力検査と調査書点の比率が7:3の場合です。芸術・体育に関する学科など、3教科の学力検査を実施する場合は評定の満点や調査書点の計算方法が異なります。
同じ「内申」という言葉で呼ばれても、行によって満点が違います。
「300点満点の換算内申」といった言い方は65点と300点を混ぜてしまうため、この記事では使いません。
換算内申は65点満点、調査書点が300点満点です。
換算内申45点は300点中45点という意味ではない

換算内申と調査書点を取り違えるケースは、私が面談で実際に経験しました。
通知表の45点満点と換算内申を同じものだと思っていたり、換算内申65点と調査書点300点を混同したりする場面です。
計算で示すと違いがはっきりします。
換算内申45点は、65点満点の中での45点です。
調査書点に直すと300×45÷65=207.69…で、切り捨てて207点になります。
「300点中45点」と読んでしまうと、実際より大幅に低い持ち点だと思い込んでしまいます。
素内申の合計を換算内申だと思い込むと、実技4教科を2倍する分が反映されないため、換算内申を実際より低く見積もってしまいます。
どちらの方向にもずれる点が、この混同の厄介なところです。
300点になるのは7:3で換算する場合の調査書点
「都立高校の内申は300点満点」と説明されることが多いのですが、正確には、学力検査と調査書点の比率が7:3のときの調査書点の満点が300点という意味です。
都立高校の入試がすべて7:3というわけではありません。
芸術・体育に関する学科は6:4で、学校や選抜方式によっては7:3と10:0の高いほうを使う場合もあります。
この記事の式が使えるのは、5教科の学力検査で7:3の場合です。
例外の具体的な内容は、後の章で簡潔にまとめます。
志望校が7:3かどうか気になる場合は、そちらを先にご覧ください。
9教科から300点まで計算する具体例

実際の評定を使って、通知表から調査書点まで途中を省かずに計算します。
実技4教科の影響、オール3の場合、端数の扱いもここでまとめて見ていきます。
主要5教科は1倍・実技4教科は2倍して計算
計算のための例として、次の評定を使います。
| 教科 | 評定 | 倍率 | 換算後 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 4 | 1倍 | 4 |
| 数学 | 4 | 1倍 | 4 |
| 英語 | 4 | 1倍 | 4 |
| 社会 | 3 | 1倍 | 3 |
| 理科 | 3 | 1倍 | 3 |
| 音楽 | 4 | 2倍 | 8 |
| 美術 | 3 | 2倍 | 6 |
| 保健体育 | 4 | 2倍 | 8 |
| 技術・家庭 | 3 | 2倍 | 6 |
| 合計 | 32 | ― | 46 |
※5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の学力検査を実施する場合の計算例です。主要5教科の評定は1倍、音楽・美術・保健体育・技術・家庭の実技4教科は2倍して計算します。この例では、素内申32/45、換算内申46/65です。
主要5教科の換算後の合計は18、実技4教科は28です。
面談で主要5教科と実技4教科を分けて書いていたのは、どちらがどれだけ点数に響いているかを、生徒自身が見える形にしたかったからです。
この2つを足した46が、換算内申になります。
45点→65点→300点まで実際に計算
上の例を、素内申から調査書点まで通して計算します。
- 素内申:主要5教科の評定18+実技4教科の評定14=32(32/45)
- 換算内申:18+14×2=46(46/65)
- 調査書点:300×46÷65=212.30…、小数点以下を切り捨てて212(212/300)
素内申32、換算内申46、調査書点212。どれも「この生徒の内申」を表す数字ですが、満点が違うので比べることはできません。
結果を書き残すときは、「32/45→46/65→212/300」のように満点をつけて残すと、あとから見返しても混乱しません。
ツールで出した数字が合っているか不安なときの検算にも、この例が使えます。
実技4教科の評定で300点がどれくらい変わるか
主要5教科をすべて4(合計20)に固定し、実技4教科だけを変えて比べます。
| ケース | 実技4教科 | 換算内申 | 調査書点 |
|---|---|---|---|
| ケースA | すべて3 合計12・2倍で24 |
20+24=44 | 203点 |
| ケースB | すべて4 合計16・2倍で32 |
20+32=52 | 240点 |
※主要5教科はすべて評定4(合計20)で固定した計算例です。実技4教科は2倍して換算内申を計算しています。ケースAとケースBでは、調査書点に37点の差があります。
実技4教科の評定の合計は、4点違うだけです。
それでも調査書点には37点の差が出ます。
実技の評定が1つ上がると換算内申は2点、調査書点では約9.2点動く計算です。
主要5教科の評定が1つ上がったときの約4.6点と比べると、倍の重みになります。
「主要5教科の評定が高いから安心」と考え、実技4教科の影響を見落としていた例を、私は面談で見てきました。
5教科の学力検査の場合、実技4教科の評定は1教科あたり主要5教科の2倍の重みで換算内申に反映されます。
内申点を見直したい方は、まず学校の定期テスト対策から確認してみましょう。
森塾では、通っている中学校に合わせたテスト対策を行っています。
通知表がオール3なら調査書点は何点?
通知表がすべて3のとき、素内申は3×9=27
換算内申は主要5教科15+実技4教科12×2=39、調査書点は300×39÷65=180点
素内申27/45、換算内申39/65、調査書点180/300。65点満点のうち39点はちょうど6割で、300点満点の6割は180点ですから、割合は3段階を通しても変わりません。
割り切れるため、切り捨ての影響も出ません。
オール4の場合は素内申36、換算内申52、調査書点240点で、オール3とは60点の差があります。
すべての教科で評定が1違うと、調査書点では60点動くと分かります。
計算で小数が出た場合はどうする?
換算内申から調査書点を出すときに小数が出たら、小数点以下は切り捨てます。
四捨五入ではありません。
例えば換算内申46なら212.30…で212点、換算内申50なら230.76…で、四捨五入なら231となりますが、切り捨てるので230点です。
0.5を超えても繰り上げないところが、うっかり間違えやすい点です。
割り切れるのは、換算内申が13の倍数(39、52、65など)のときです。
それ以外は、ほとんどのケースで端数が出ます。
この端数の扱いは東京都教育委員会の実施要綱・細目に基づくもので、前掲の早見表もすべて切り捨てで作っています。
ツールの結果と早見表が一致していれば、端数の処理も合っています。
300点で計算できない都立高校・選抜もある

ここまでの計算は、5教科の学力検査で7:3の場合に使えるものです。
この章では、300点にならない例外を簡潔にまとめます。
全日制は学力検査と調査書点が原則7:3
実施要綱では、学力検査の得点と調査書点を合わせて1000点満点とし、全日制は原則として7:3、つまり学力検査700点・調査書点300点の配分です。
中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の20点を加えたものが、総合得点1020点満点となります。
調査書点が300点満点になるのは、この7:3の配分があるからです。
一般入試を受ける多くの受検生にとって、この記事の式が当てはまります。
学力検査の700点やESAT-Jを含めた総合得点の計算は、調査書点を出したあとの別の段階です。
この記事では、300点の調査書点を正しく出すところに絞っています。
芸術・体育に関する学科は6:4
芸術・体育に関する学科では、学力検査が国語・数学・英語の3教科となるため、調査書の評定を点数化する方法も通常の5教科検査とは異なります。
学力検査と調査書点の比率は6:4で、調査書点の満点は400点です。
この記事の「65点満点の換算内申→300点満点の調査書点」という計算式は、そのまま使用できません。
ツールで出した300点満点の数字は、5教科の学力検査で7:3の学科・選抜を志望する場合の持ち点です。
該当する学科を志望している場合は、その年度の実施要綱に示された計算方法に従う必要があります。
令和9年度は7:3と10:0を比較する学校もある
学校によっては、7:3と10:0の双方で得点を出し、高いほうを使う選抜があります。
令和8年度は深沢高校で導入され、令和9年度は新たに北園高校と武蔵野北高校でも、この方式が実施されます。
10:0は調査書点の比率が0になる計算です。
志望校がこれらの学校に当たる場合でも、7:3の側で使う調査書点は、この記事の式で出せます。
受検者ごとに7:3と10:0の両方で得点を算出し、高い方を選考に用います。
学校名や対象の選抜は、年度ごとに東京都教育委員会の実施要綱(別表)で示されます。
志望校が例外に当たるかどうかは、最新の要綱で照らし合わせてください。
▶東京都教育委員会「令和9年度入学者選抜実施要綱・同細目について」
計算した300点を見るときの注意点

調査書点が出たあとに起きやすいのは、数字の取り違えと、その数字だけで合否を決めつけることです。
この章では、計算結果の受け止め方を2点に絞ります。
45点・65点・300点を同じ「内申点」と考えない
取り違えは、大きく3つに分けられます。
- 通知表の合計(45点満点)を、そのまま換算内申だと思う
- 換算内申65点満点の数字を、調査書点300点満点の数字として読む
- 主要5教科だけを見て、実技4教科の影響を見落とす
いずれも、私が面談で実際に触れてきた混同です。
私なら、計算した数字には必ず「/45」「/65」「/300」と満点を書き添えます。
満点がついていれば、志望校の資料や模試の結果と並べるとき、同じ土俵の数字かどうかがすぐ分かります。
例えば「内申が45」と聞いたら、どの段階の45なのかを最初に聞き返すくらいで、ちょうどよいと思います。
300点の調査書点だけで合否は判断できない
計算した調査書点は、合否の結果ではなく、まず自分の持ち点を正しく知るための数字です。
公式資料でも、選考は調査書点だけでなく、学力検査等を含む総合成績によって行われるとされています。
三者面談で「この内申なら○○高校に受かりますか」と相談されたとき、私は調査書点だけで答えを出しませんでした。
志望校の内申の目安との差、Vもぎ・Wもぎ等で出る学力検査の予想得点、教科ごとの伸びしろを並べ、内申の不足を当日の得点でどこまで補う必要があるかという形で整理していました。
調査書点・学力検査・ESAT-Jを合わせて合否がどのように決まるのかは、都立高校入試の仕組み|一般入試の合否の決まり方・出願・日程を解説で詳しく解説しています。
【Q&A】都立高校の内申点計算でよくある質問

都立高校の調査書点(300点満点)の計算や入試での扱いについて、受検生や保護者から現場でよく受ける質問をQ&A形式でまとめました。
Q. 換算内申と調査書点は同じですか?
A. 同じではありません。
換算内申は65点満点、調査書点は300点満点の別の数字です。
換算内申から300×換算内申÷65で調査書点を出します。
例えば、換算内申46なら、調査書点は212点です。
3つの数字の違いは、本文の比較表にまとめています。
Q. 内申点300点中何点なら合格できますか?
A. 調査書点だけで決まる合格ラインはありません。
合否は、調査書点に学力検査の得点などを合わせた総合成績で判断されます。
調査書点が出たら、志望校の目安との差と、模試で出る学力検査の予想得点を並べて考えます。
内申の不足を当日の得点でどこまで補う必要があるかは、その学校と年度の資料をもとに見ていくことになります。
Q. 内申点はいつの成績が使われますか?
A. 都立高校の一般入試では、原則として中学3年生の評定が調査書点の計算に使われます。
令和9年度入試では、成績一覧表は令和8年12月31日現在で作成され、3年生の1・2学期の成績を十分に参考にして評定します。
中1・中2の評定をそのまま点数化して合算するわけではありません。
具体的な扱いは、その年度の東京都教育委員会の実施要綱で確認してください。
都立入試で使われる評定の学年や時期を詳しく確認したい方は、都立高校の内申点はいつから?中3のいつの成績が使われる?で解説しています。
内申点だけでなく、定期テストや高校受験に向けた学力も確認したい方は、個別指導で現在の弱点を相談する方法もあります。
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まとめ|9教科から45点→65点→300点の順で確認しよう

都立高校の一般入試で、5教科の学力検査・7:3の場合は、通知表の評定を『素内申45→換算内申65→調査書点300』の順に変換して出します。
押さえておきたい点は次の4つです。
- 9教科の評定を入力し、素内申、換算内申、調査書点を順に出す
- 45点・65点・300点は別の数字なので、満点をつけて区別する
- 300点になるのは5教科の学力検査で7:3の場合で、芸術・体育に関する学科や一部の選抜には例外がある
- 300点の調査書点だけで合否は判断できない
換算内申の式では、実技4教科が2倍になる点が見落とされがちです。主要5教科が高くても、実技の評定で調査書点は大きく動きます。
次の行動としては、手元の通知表の評定でツールを動かし、「○/45→○/65→○/300」の形で結果を書き残してください。
志望校の内申の目安や模試の予想得点と並べるのは、その数字を手にしてからです。
志望校が例外の対象かどうかは、東京都教育委員会の最新の実施要綱で照らし合わせてください。
調査書点を確認したあと、5教科でどのくらい得点を伸ばすか、何から勉強するかを整理したい方は、都立高校入試対策は何から始める?5教科の勉強法と進め方で受験勉強全体の進め方を確認してください。
執筆者プロフィール

※この記事は、進路アドバイザー検定(大学新聞社・進路アドバイザー検定委員会)を2021年11月に取得した編集員、朝倉美緒が執筆しています。高校受験や学校選び、内申点対策に関する知識をもとに、進路選びに役立つ情報を記事に反映しています。
朝倉美緒は、高校受験や学校選び、内申点対策について、生徒や保護者の進路相談に役立つ情報をわかりやすく整理・解説しています。
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