【都立高校入試対策】V模擬の活用ポイントをまとめた記事
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今回の記事の担当は、進路アドバイザーです。
都立高校の入試対策として模擬試験の活用法についてまとめてみました。
この記事で紹介する「【都立高校入試対策】V模擬の活用ポイントをまとめた記事」を読めば、模擬試験やVもぎについて理解できる内容となっています。
なぜなら、Vもぎに詳しい進路アドバイザーが書いた記事だからです。
この記事では、模擬試験を受験する理由やVもぎ活用法について具体的に紹介しています。
記事を読み終えると、模擬試験についての理解が深まる内容となっています。
また、最後に都立高校の入試関連の記事をまとめていますので参考にしてください。
以下の悩みを解消します。
Vもぎの活用法を知りたい
都立入試の仕組みについて知りたい
英語・数学対策に興味のある方
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Vもぎでの活用ポイント
都立高校の入試の仕組み
内申点対策に興味のある方
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都立高校入試に模擬試験が必要な理由
都立高校入試対策として模擬試験が必要な理由についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
模擬試験の種類
模擬試験は進路に必要
試験に慣れる
模擬試験とは
高校受験対策のための模擬試験とは、高校入試の本番と同様に試験会場に足を運び、過去の高校入試の問題をもとに出題形式や難易度を予想して作成され、受験者の能力を客観的に測るための試験のことです。
一般的に模擬試験はテスト業者が実施しているので「業者テスト」とも呼ばれることがあります。
テスト業者がこれまでに蓄積した受験生の試験結果などのデータを分析・活用し、受験の専門家という観点から高校入試を模した試験を作成しているため、高校受験をする受験生にとっては、避けては通れないのが模擬試験です。
現在行われている高校受験のための模擬試験は、都道府県単位で実施されるのが一般的です。
これは各都道府県の高校受験に対応するためであり、高校受験のための模擬試験では、実際の高校受験の入試問題をもとにした出題傾向や問題数、出題パターンを的確に再現しており、中には問題用紙や解答用紙に至るまで、入学試験本番に近い形の模擬試験もあります。
受験を成功させるためにも模擬試験は大切な役割を果たします。
都立高校を目指す場合、「Vもぎ」と「Wもぎ」の2つの模擬試験がありますが、今回は「Vもぎ」を紹介する記事の内容となっています。
どちらの模擬試験を受験しても都立高校の入試対策になります。
Vもぎ試験の種類
Vもぎは(株)進学研究会が主催する中学3年生対象の高校入試のための模擬テストです。
首都圏最大級、年間約38万人が受験し、都立高校の合格判定テストとなります。
例年6月から翌年の1月まで実施され、本番の入試に近い雰囲気で行うため、主に私立高校等を会場として行われます。
都内の受験生が利用するVもぎは3種類あります。
①都立Vもぎ(都立高校第一志望者向け)
②都立自校作成対策もぎ(日比谷など独自問題入試を行う学校の志望者向け)
③私立Vもぎ(私立・国立第一志望者向け)
3種類の中から、自分の志望校に合わせたVもぎを受験するようにしましょう。
都立高校を第一志望の受験生は主に①および②を受験することになります。
①都立Vもぎ | 都立高校を目指している受験生向きの模擬試験。 8月~翌年1月はより本番に近い入試そっくり版を実施します。 |
実施 6月~翌年1月まで毎月実施 時間 開場8:00~12:50終了(都立Vもぎ) 時間 開場8:00~13:30終了(都立そっくりもぎ) 受験料 4,600円(税込) |
②都立自校作成対策もぎ | 日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立・新宿・墨田川・国分寺で独自問題で入試を行う都立受験を目指している受験生向き。 自由英作文や数学での途中式を書かせる問題など、記述中心で難度の高い試験を体験できます。 |
実施 10月~翌年1月まで4回実施 時間 開場8:00~13:30終了 受験料 5,400円(税込) |
③私立Vもぎ | 私立・国立高校を目指している受験生向きの模擬試験。 最新の入試傾向に基づいた、やや難度の高い問題です。 首都圏全域の私立・国立高校を判定します。 |
実施 9月~12月まで4回実施 時間 開場8:00~11:30終了 受験料 4,600円(税込) |
模擬試験は進路に必要
Vもぎや模擬試験を受験すると偏差値や志望校が判定されるので、都立高校の入試対策として、模擬試験を受験することをおすすめします。
理由は、偏差値を知ることで自分の学力を知り、今後の学習計画に反映させるためと、志望校の判定がされるので進路を決定するためにとても重要な資料になるからです。
中学校によっては、進路指導を行う際には、模擬試験の結果を持参することを依頼されることもありますし、受験を促されることもあります。
従いまして、受験までの学習計画や精度の高い進路指導を行うためにも模擬試験は必要となってくるのです。
試験に慣れる
Vもぎの実施会場は、大学・私立高校・専門学校などの会場に足を運んで受験生が集まり本試験と同じスタイルで受験を行います。
本番としての臨場感を味わえるのも模擬試験の良いところです。
模擬試験の会場では、周りに誰も知らない生徒ばかりだと、周りの生徒が賢く見えて緊張したりしてストレスとなることがあります。
また、問題を解くにあたって時間配分などで失敗すると、次の教科の試験にまで影響が及ぶ可能性もあります。
そういったことを本番で防ぎ、本番の試験で実力を発揮するためにも、模擬試験などを数回受験して慣れることが大切なのです。
試験に慣れることで試験の本番で実力を発揮することができるのです。
Vもぎの活用ポイント
Vもぎを受験すると成績表が送られてきます。
成績表のポイントについてまとめてみました。
志望校の合格判定ができる
成績の推移がわかる
苦手な科目がわかる
内申点も計算して志望校判定
私立高校の判定もできる
成績から志望校の紹介がある
参考:Vもぎ進研スタディサイト「成績表見本」
自分の偏差値を知る
偏差値とは、「Vもぎを受けた人の中で、自分がどのくらいの学力があるのか」を表す数値です。
ちょうどVもぎの得点で平均点を取ると偏差値が「50」になります。
平均点より得点が高くなるにつれて、偏差値も51・52・53・・・・と上がっていきます。
逆に平均点よりも低くなるにつれて、偏差値も49・48・47・・・と下がっていきます。
Vもぎの偏差値はみなさんの得点に応じて「25~75」の範囲で表されるので最高得点をとった人が75、最低得点の人が25となります。
Vもぎでは、各教科の偏差値と3教科の偏差値、そして5教科の偏差値が表示されますので、しっかりと自分の偏差値を確認してください。
志望校の合格判定ができる
模擬試験を受験する目的のひとつに、志望校の合格判定があります。
Vもぎの成績表にも志望校の学判定の結果が表示されますのでしっかりと確認してください。
志望校の判定結果を知ることで、あとどのくらいの勉強が必要なのかがわかります。
厳しい判定結果が出ることもありますが、志望校合格の判定結果については、一喜一憂しないことがポイントです。
なぜなら、模擬試験は自分が目標を達成するために克服・強化すべきことが何かを知る場であるため、点数に踊らされて終わりではこれもまた、模試を受験した価値が大きく減ってしまうからです。
成績の推移がわかる
Vもぎの成績表には、過去の成績の推移が折れ線グラフで表示されています。
自分の学力の推移がひと目で分かるようになっていますので、Vもぎは複数回受験することをおすすめしています。
グラフが右肩上がりなのか?横ばいなのか?右肩下がりなのか?を把握することで受験までの勉強の仕方がわかってきます。
右肩上がりのグラフになように対策をして、Vもぎを複数回、受験してください。
苦手な科目がわかる
5教科の偏差値がレーダーチャートで表示されますので、苦手教科や得意教科がひと目でわかります。
過去の偏差値とも比較されて表示されますので、苦手教科を見つけて克服する参考になります。
受験までに苦手科目を克服することで合格が近づいてきます。
内申点も計算して志望校判定
Vもぎ受験当日は、用紙に内申を記入するとより正確な志望校判定を出してもらうことができますので、内申点を把握しておくことが大切です。
内申点とは学校の通知表の5段階の成績(1~5)のことです。
Vもぎ当日は通知表の成績をメモしたものを持参してください。
都立高校の本番入試では「換算内申」という特殊な計算をした数値を合否判定に使いますが、Vもぎでは受験生が記入した内申を志望校に合わせて点数化して志望校判定を出してくれます。
また、Vもぎでは、みなさんの偏差値を都立入試当日の学力検査の得点に換算し、偏差値を基に実際の入試当日の学力検査で何点くらいとれるのかを予測します。
精度の高い志望校判定ができるのも特徴です。
私立高校の判定もできる
Vもぎの偏差値から私立高校の志望校の判定も行えます。
過去数年分の入試結果のデータをグラフ化して、現在の受験生の位置を表示しています。
私立高校の学校情報も表示されますので、私立高校の進路をきめる判断材料としてもVもぎは活用できます。
成績から志望校の紹介がある
Vもぎの結果から、「努力校」「相応校」「安全校」の3段階に分けて都立高校と私立高校、それぞれ最大で15校の紹介があります。
進路を決める際に迷った場合は、自分の学力に合った都立高校と私立高校が紹介されているので参考になります。
vもぎから紹介された高校を志望校に加えるのも選択肢のひとつとして検討してみるのも良いでしょう。
都立高校入試の仕組みについて知る
最後に都立入試の仕組みについてまとめてみました。
都立入試合否の決め方
内申点の計算方法素内申とは
都立入試の試験教科
全日制の学力検査は国語・数学・英語・社会・理科の5教科となります。
「芸術科・体育科」は国語・数学・英語の3教科で実施します。
学校によって面接や実技検査などの検査を実施する場合もあります。
都立入試合否の決め方
都立入試における合否を決め方は、試験当日の学力検査の得点と、調査書の評定を合計して1,000点満点の「総合得点」にして、合否が判定されます。
「得点と調査書点の比率」は、原則「7:3」、芸術科・体育科は「6:4」となります。
「7:3」であれば、入試得点を700点に、調査書点を300点に換算して1,000点満点にするということです。
内申点の計算方法
内申点とは通知表に記載された5段階評価の成績のことです。
中間テストや期末テストの点数の他、授業態度や提出物などをもとに評価をされます。
高校入試の出願の際に必要となる調査書にも記載され、入試の合否にも影響を与えます。
素内申とは
素内申とは、9教科の5段階評価の合計点のことです。
9教科オール5であれば、素内申は、9×5=45(満点)となります。
9教科オール3であれば、9×3=27になります。
都立高校の一般入試では、「素内申」ではなく、「換算内申」が使われます。
換算内申の計算方法は簡単なので紹介しておきます。
国・数・英・理・社の内申点は足し算、実技4教科は合計内申点を2倍します。
内申が「オール5」の成績の生徒であれば、「5点+5点+5点+5点+5点⁼25点」、実技4教科については、「(5点+5点+5点+5点)×2(倍)⁼40点」となります。
5教科の25点と実技4教科の40点を合計した65点が満点ということになります。
この65点満点の内申点のことを「換算内申」といいます。
まとめ:【都立高校入試対策】V模擬の活用ポイントをまとめた記事
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、【都立高校入試対策】V模擬の活用ポイントをまとめた記事は参考になりましたでしょうか?
参考記事:都立高校の志望校の決め方をわかりやすく5分で解説!
参考記事:【必見】東京都の都立高校推薦入試制度について詳しく徹底解説
参考記事:【東京都】内申点の計算方法と内申点対策!さらには志望校を決めるポイントを10分で理解する!
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