
※この記事には一部PRが含まれます。
都立高校の説明会に参加する予定はあるものの、当日どこを見ればよいのか、参加後にどう判断すればよいのか分からず不安な方は多いと思います。
私は個別指導塾で教室長を3年間務め、説明会前後のご相談を数多く受けてきました。
今日はその現場でお伝えしていた確認ポイントを、そのままお話しします。
都立高校の説明会で最も気をつけたいのは、説明を聞いてパンフレットをもらって終わりにしないことです。
確認するタイミングは、参加前・当日・参加後の3段階に分けて考えると迷いません。
| タイミング | 気をつけること | 主な行動 |
|---|---|---|
| 参加前 | 条件を確認する | 日程・予約・対象学年・持ち物を確認 |
| 当日 | 現地でしか分からないことを見る | 通学・校風・施設を見る |
| 参加後 | 志望校として比較する | 本人の感想・通学負担などを記録 |
日程・予約・対象学年・持ち物などは学校や年度によって変わります。
参加前には必ず、東京都教育委員会と各高校の公式サイトで最新情報を確認してください。
記事のポイント
- 説明を聞くだけで終わらせない見方
- 事前準備と当日見るべき3つのポイント
- 中2と中3で変わる学校見学の目的
- 参加後の振り返りと予約できない時の対処法
都立高校の説明会で気をつけること7つ

ここでは、私が教室長時代に生徒・保護者へ実際に案内していた7つのポイントを、そのままお伝えします。
①日程・対象学年・予約方法を公式サイトで確認する
学校説明会、学校見学会、授業公開は、学校やイベントによって参加条件が異なります。
私の指導現場でも、「中2でも参加できると思っていた」というすれ違いのご相談がありました。
候補校が決まったら、まず次の3点を公式サイトで確認してください。
- 対象学年:中2でも参加できるか、中3限定か
- 予約方法:事前予約が必要か、どの方法で申し込むか
- 受付開始日:いつから申し込めるか
都立高校では、LoGoフォームなどの電子申請システムを利用して事前予約を受け付けている学校があります。
予約方法や受付開始日は学校によって異なります。
私が保護者の方にまずお願いしていたのも、候補校が決まった時点で公式サイトをブックマークし、予約開始時期を早めに確認しておくことです。

②実際の通学時間と通学路を確認する
私が説明会前に必ず確認するようお伝えしていたのは、電車の乗車時間だけではありません。
実際に学校まで行く際は、次の点も確認してみてください。
- 乗り換え:回数だけでなく、駅構内の移動時間も確認する
- 朝の混雑:ラッシュ時でも無理なく通えそうか考える
- 駅から学校までの距離:最寄り駅から校門まで実際に歩いてみる
- 通学路:坂道や歩きにくい場所がないか確認する
路線検索で「30分」と表示されても、朝のラッシュ時は乗り換えやホームの移動に時間がかかることがあります。
駅から学校まで実際に歩いてみると、検索結果だけでは分からない負担に気づくこともあります。
私の指導現場では、こうした条件をまとめて「3年間毎日続けられる通学か」という基準で確認するよう案内していました。
できれば晴れた日の印象だけで判断せず、雨の日なども想定して、3年間無理なく通えそうか考えてみてください。

③在校生の様子や校風を見る
在校生の表情や挨拶、先生との距離感などは、パンフレットだけでは分かりにくい部分です。
説明会では、次のような点にも目を向けてみてください。
- 在校生の表情:学校生活をどのような雰囲気で過ごしているか
- 挨拶や受け答え:来校者への接し方や話し方はどうか
- 生徒同士の様子:休み時間や移動時間にどのように過ごしているか
- 先生と生徒の距離感:普段どのようにコミュニケーションを取っているか
私が保護者の方によくお伝えしていたのは、一度の見学だけで「良い学校・悪い学校」と決めつけないことです。
見学した時間帯やその日の学校行事などによって、在校生の様子が普段と異なる可能性もあります。
そのため、見学時の印象だけで学校全体を評価するのではなく、「本人と学校の雰囲気が合いそうか」を考える材料の一つとして受け止めてください。

④トイレ・自習室・食堂など日常的に使う施設を見る
施設を見るときは、校舎の新しさや設備の豪華さだけで判断しないことが大切です。
説明会で見学できる場合は、次のような点を確認してみてください。
- トイレ:清潔さや使いやすさ、混雑しそうか
- 自習室:座席数や利用できる時間帯、放課後に使いやすいか
- 食堂・購買:利用できる曜日や時間帯、使いやすさはどうか
- その他の施設:本人が高校生活でよく使いそうな場所を確認する
私が現場で伝えていたのは、「本人が入学後、毎日ストレスなく使えるか」という視点です。
説明会で時間が取れれば、見学できる範囲で実際に施設を歩いてみてください。
パンフレットの写真や設備一覧を見るだけでは分からない、入学後の学校生活をイメージしやすくなります。

⑤校内の掲示物にも目を向ける
説明会では、見学できる範囲で校内の掲示物にも目を向けてみてください。
特に、次のような掲示物は学校生活を知る手がかりになります。
- 学校行事:文化祭や体育祭など、どのような行事が行われているか
- 部活動:活動内容や大会実績、日頃の取り組みが分かるか
- 生徒会活動:生徒が主体となってどのような活動をしているか
- 進路指導:進路に関する情報がどのように提供されているか
私自身、説明会の前後に短時間でも校内を歩き、掲示物や在校生の様子を確認するよう案内していました。
パンフレットや進学実績などの数字だけでは見えない学校生活を知るための判断材料になるからです。
ただし、掲示物の量や見た目だけで学校全体の校風を判断するのは早計です。
あくまで、「本人がこの学校で過ごす姿をイメージできるか」を考える材料の一つとして見てください。

⑥質問したいことを事前に2〜3個決めておく
限られた時間を有効に使うため、公式サイトやパンフレットを見れば分かることより、調べても分からなかったことを優先して質問しましょう。
例えば、次のような質問を事前に用意しておくと具体的な情報を得やすくなります。
- 自習環境:「自習室は放課後何時まで利用できますか?」
- 部活動と勉強:「部活動と学習を両立するために、学校ではどのような支援をしていますか?」
- 授業・科目選択:「選択科目はいつ、どのように決めますか?」
- 気になった点:公式サイトや説明を聞いても分からなかったことを確認する
私が生徒・保護者との面談でいつもお願いしていたのは、質問を増やしすぎず、「この学校を志望校候補として判断するために知りたいこと」を2〜3個に絞っておくことでした。
具体的に質問することで、「手厚い指導」「充実した学校生活」といった言葉だけでは分からない、実際の学習環境や学校生活を確認しやすくなります。

⑦帰宅後に親子で感想を整理する
説明会から帰ったあと、「良かった?」の一言だけで終わらせないことも大切です。
私の指導現場では、その日のうちに親子で次の4点を振り返るようお願いしていました。
- 一番良かったところ:本人が特に魅力を感じたのは何か
- 気になったところ:入学前にもう一度確認したいことはあるか
- 毎日通えそうか:通学時間や経路を含め、3年間続けられそうか
- 本人が通いたいと思ったか:実際に学校を見て、志望する気持ちがどう変わったか
複数の高校を見学すると、時間が経つにつれて学校ごとの印象が混ざりやすくなります。
その日のうちに短くメモしておけば、あとで志望校候補を比較するときの判断材料になります。
大切なのは、「説明会が良かったか」ではなく、「この学校に3年間通いたいと思えたか」まで振り返ることです。
ここまで紹介した7つのポイントを、説明会の前後にもう一度確認してみてください。
- □ 帰宅後に親子で振り返った
- □ 予約・対象学年を確認した
- □ 実際の通学時間・通学路を確認した
- □ 在校生・校風を確認した
- □ 日常的に使う施設を確認した
- □ 校内の掲示物を確認した
- □ 質問したいことを準備した
説明会の前に確認しておきたいこと

当日を有意義にするためには、行く前の準備も欠かせません。
ここでは私が保護者の方によくお伝えしている3点をまとめます。
東京都教育委員会と各高校公式で最新情報を確認する
都立高校の説明会情報は、東京都教育委員会の公式サイト「だから都立高」と各高校の公式サイトの二段構えで確認するのが確実です。
まず「だから都立高」で学校説明会や授業公開などの情報を探し、申込方法・対象学年・持ち物などの詳細は各高校の公式ページで確認する、という流れが分かりやすいでしょう。
東京都教育委員会では、都立高校をまとめて知る機会として「都立高校EXPO」を開催しています。(※主に夏期(7〜8月頃)に開催)
開催日や会場、申込方法は年度ごとに変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
私の指導現場でも、まずはここで複数校を比較し、気になった学校の単独説明会に足を運ぶという流れをすすめていました。

親子参加か本人だけかを確認する
「親子で行くべきですか」というご相談は、私が最も多く受けてきた質問の一つです。
結論からお伝えすると、一律に「親子で行くべき」と決める必要はありません。
学校ごとに会場の収容人数や参加条件が異なるため、まずは学校の案内を優先してください。
親子で参加する場合、私は本人には校風や部活動、学校生活を、保護者には通学環境や学習支援、進路実績を、というように見る役割を分けることをおすすめしていました。
役割を分けておくと、帰宅後の振り返りでも話がかみ合いやすくなります。

服装・持ち物・上履きを確認する
服装や上履きについても、「これが正解」という一律のルールはありません。
学校からの案内があれば、それに従ってください。
指定がない場合でも、清潔感のある服装を選んでおけば大きな失敗にはつながりません。
説明会への参加そのものは入試の合否評価とは無関係です。
服装や持ち物をさらに詳しく知りたい方は、当サイトの「高校説明会の服装と持ち物ガイド」もあわせて参考にしてください。
都立高校の説明会では何を質問すればいい?

質問は数を増やすより、聞く内容を絞る方が持ち帰る情報の質が上がります。
私が実際にすすめていたカテゴリー別の聞き方を紹介します。
学校生活について聞く
学校生活について質問するときは、公式サイトやパンフレットだけでは分かりにくい、実際の生徒の過ごし方や学校の雰囲気が分かる質問を選びましょう。
例えば、次のような質問があります。
- 学校行事:「文化祭や体育祭では、生徒が主体となって企画・運営する機会はありますか?」
- 学校の雰囲気:「生徒のみなさんが学校生活で大切にしていることは何ですか?」
- 放課後の過ごし方:「放課後は部活動や自習など、どのように過ごす生徒が多いですか?」
- 学校生活の特徴:「入学後に『この学校ならでは』と感じる学校生活の特徴はありますか?」
こうした質問をすると、学校行事の内容だけでなく、生徒の自主性や放課後の過ごし方など、パンフレットの文字だけでは分かりにくい学校生活を具体的にイメージしやすくなります。
私の指導現場でも、回答の内容だけでなく、先生や在校生の話し方や表情などから、学校の雰囲気を感じ取るご家庭が多くいました。
大切なのは、回答だけで「良い学校・悪い学校」と判断することではありません。
「本人がこの学校で3年間過ごす姿をイメージできるか」という視点で聞いてみてください。

授業・学習支援について聞く
授業や学習支援については、「手厚い」「充実している」といった表現だけで判断せず、実際にどのような支援を受けられるのかまで確認してみましょう。
例えば、次のような質問があります。
- 自習環境:「放課後に自習できる場所はありますか?何時まで利用できますか?」
- 補習・講習:「授業で分からないところがあった場合、補習や質問できる機会はありますか?」
- 進路支援:「大学進学に向けた進路指導は、いつ頃から始まりますか?」
- 科目選択:「選択科目や文理選択は、いつ頃決めますか?」
- 定期テスト対策:「定期テスト前に、学校として学習をサポートする取り組みはありますか?」
こうした質問をすると、学習支援の内容だけでなく、利用できる時間や時期、対象となる生徒なども具体的に確認できます。
特に「補習があります」「進路指導が充実しています」という説明だけでは、実施頻度や対象学年、利用条件までは分かりません。
気になる支援があれば、「いつから」「どのくらいの頻度で」「誰が利用できるのか」まで聞いておくと、入学後の学習環境をイメージしやすくなります。

部活動について聞く
部活動については、活動内容だけでなく、勉強や通学と無理なく両立できるかという視点で確認することが大切です。
例えば、次のような質問があります。
- 活動日数:「週に何日くらい活動していますか?」
- 終了時刻:「平日の活動は何時頃に終わりますか?」
- 休日の活動:「土日や祝日の練習・試合はどのくらいありますか?」
- 勉強との両立:「定期テスト前は、部活動の時間や日数を調整することがありますか?」
- 長期休暇:「夏休みや冬休みは、どのくらい活動しますか?」
私が面談で受けてきた相談の中には、部活動の忙しさと勉強の両立に不安を感じるご家庭も少なくありませんでした。
「週5日活動」と分かっても、終了時刻や休日の活動状況が分からなければ、実際の負担までは判断できません。
気になる部活動がある場合は、「週何日か」「何時までか」「休日も活動するか」まで確認しておくと、勉強や通学と無理なく両立できそうか判断しやすくなります。
都立高校の説明会・見学はいつから行く?

「見学はいつから始めればいいですか」というご相談も、私がよく受けてきた質問です。
中2と中3では、見学の目的が変わってきます。
中2は「学校選びの軸」をつくる
私が教室長時代には、中2の秋〜春休みを、学校見学を始める一つの目安として案内していました。
この時期であれば、中3になってからの受験校選びに向けて、通学、校風、学科、部活動、高校生活といった要素の中から、自分が何を重視するかを考える時間を確保しやすいからです。
中2から参加できるかどうかは学校・イベントによって異なります。
「この時期から必ず動く」と決めつけず、候補校の公式サイトで対象学年を確認したうえで、動き出す目安にしてください。

中2から高校を見始めると、志望校だけでなく「受験に向けて今から何を準備すればよいか」も具体的になってきます。学校選びとあわせて成績面の準備も確認しておきたい場合は、東京の高校受験で内申点をいつから意識すればよいかも整理しておくとよいでしょう。
中3は「本当に受験する学校か」を確認する
中3になると、見学の目的は「候補を広げる」から「本当に受験する学校かを確かめる」へと変わります。
偏差値や内申点といった数字の条件だけでなく、3年間通えるか、本人に合っているかまで確認して候補を絞っていく段階です。
私の指導現場では、中2で作った「学校選びの軸」を、中3で現実的な条件と照らし合わせるという流れを案内していました。

説明会で志望校が具体的になったら、次は合格に向けた学習計画も確認しておきたいところです。
「今の成績で間に合うのか」「苦手科目をどう立て直せばよいか」と感じた場合は、個別指導で学習状況を見てもらう方法もあります。
参加できる学年は学校・イベントごとに確認する
「中2でも参加できます」というのは、すべての都立高校に共通するルールではありません。
学校やイベントによって対象学年は異なります。
学年ごとの主な目的と確認ポイントは、次の表のとおりです。
| 学年 | 主な目的 | 特に見ること |
|---|---|---|
| 中2 | 候補を広げる・選ぶ軸を作る | 校風・通学・高校生活 |
| 中3 | 受験校候補を絞る | 通学負担・学習環境・本人との相性 |
参加できる学年は、必ず各校の公式サイトで確認してから申し込んでください。
説明会後に志望校候補として残すか3つの基準で判断する

説明会に参加したあとは、その学校を志望校候補として残すかどうかを判断する段階に入ります。
私が実際に使っていた3つの基準をお伝えします。
①3年間無理なく通えそうか
所要時間だけでなく、乗り換えの回数や朝の混雑、駅から学校までの移動も含めて考えてください。
私の指導現場では、路線検索の数字だけで判断せず、実際に歩いた感覚を大事にするようお伝えしていました。

②本人と学校の雰囲気が合っていそうか
保護者が「良い学校だ」と感じたかどうかではなく、本人がその場でどう感じたかを優先してください。
私が相談を受けてきた中には、保護者の評価と本人の感覚にずれがあるケースも少なくありませんでした。
3年間実際に通うのは本人自身です。

③本人の譲れない条件を満たしているか
部活動、学習環境、学校行事、施設など、本人が高校生活で重視する条件と照らし合わせてみてください。
すべての条件が完璧に一致する学校はほとんどありません。
私がすすめていたのは、「絶対に譲れない条件」を1〜2個に絞り、そこだけは妥協しないという考え方です。
判断に迷ったときは、次の表に沿って親子それぞれの評価を書き出してみてください。
| 評価項目 | 保護者の評価 | 本人の評価 |
|---|---|---|
| 通学負担 | ◎○△ | ◎○△ |
| 校風・雰囲気 | ◎○△ | ◎○△ |
| 学習環境 | ◎○△ | ◎○△ |
| 施設 | ◎○△ | ◎○△ |
| 部活・学校生活 | ◎○△ | ◎○△ |
| 本人の通いたさ | — | ◎○△ |
保護者と本人の評価がずれている項目があれば、そこが話し合いのポイントになります。
総合的な志望校の決め方は、当サイトの「都立高校の志望校の選び方・決め方」で詳しく解説しています。
説明会で感じた校風や通学のしやすさだけでなく、偏差値・内申点・進学実績なども含めて受験校を検討したい場合は、偏差値や内申点も含めた都立高校の志望校の選び方も確認してみてください。
都立高校の説明会予約が取れないときはどうする?

「予約が取れなかった」というご相談も、私のところに数多く届いていました。
ここで諦める必要はありません。
別日程や追加案内を各高校公式で確認する
満席になったあと、キャンセルや追加枠によって再び申し込める場合もありますが、対応は学校によって異なります。
必ずキャンセルが出るとは限りません。
追加募集を行わない学校もあります。
「キャンセルが出やすい」と決めつけず、こまめに公式サイトを確認するようお伝えしています。

文化祭・授業公開など別の機会を確認する
学校説明会以外にも、文化祭や授業公開といった形で校内を見られる機会が設定されている場合があります。
開催の有無や参加条件は学校によって異なるため、断定はできません。
候補校の年間行事予定を公式サイトでチェックしてみてください。

予約できなくても通学路は確認できる
予約が取れなかったからといって、その学校の研究が止まるわけではありません。
私が案内していたのは、駅から学校までの道のりを実際に歩いてみることです。
校内に入れなくても、通学環境や周辺の雰囲気は確認できます。
朝や放課後の時間帯に歩いてみると、在校生の様子が外からでも見えることがあります。
都立高校の説明会で避けたい4つの失敗

私が実際に相談を受けてきた中で、繰り返し出てきた失敗パターンを4つ紹介します。
説明を聞いてパンフレットをもらっただけで終わる
「体育館や講堂で説明を聞き、パンフレットをもらっただけで、学校の雰囲気が分からなかった」というご相談を、私は実際に受けてきました。
説明会に参加したことと、その学校を見たことは、必ずしも同じではありません。
受け身で話を聞くだけでは、現地でしか分からない部分が抜け落ちてしまいます。

偏差値や進学実績だけで判断する
学力の難易度だけを基準にすると、入学後に環境が合わない、通学が負担になる、といったミスマッチが起こることがあります。
数字の条件と、これまでお伝えしてきた現地での確認項目は、どちらか一方ではなく両方セットで見てください。

保護者の印象だけで志望校候補を決める
校舎がきれい、進学実績が良い、といった保護者の印象だけで候補を決めてしまうと、本人のやる気につながらないことがあります。
3年間実際に通い、学ぶのは本人です。
保護者の視点は大切にしつつ、最終的には本人の感覚を優先してください。

帰宅後に記録せず次の学校を見に行く
複数の学校を続けて見学すると、それぞれの特徴や設備の印象が混ざってしまいます。
私がお願いしていたのは、その日のうちに簡単でいいのでメモを残すことです。
時間が経つほど、記憶は曖昧になっていきます。
避けたい失敗は、次のチェックで振り返ってみてください。
- □ 説明だけ聞く
- □ 数字だけ見る
- □ 親だけで判断する
- □ 記録しない
志望校が見えてきたら、次は受験勉強の準備を!
高校説明会を通して「この高校に行きたい」と思える学校が見つかったら、次は今の成績から何を優先して勉強するかを考えてみましょう。
個別指導なら森塾では、一人ひとりの理解度に合わせて学習を進められます。
「苦手科目をどう立て直せばいい?」「今の勉強方法で大丈夫?」と感じている場合は、無料体験で実際の授業を確認してみてください。
資料請求はたったの30秒で完了
↓↓↓
森塾の公式ホームページ
【Q&A】都立高校の説明会でよくある質問

最後に、私が保護者の方から実際によく聞かれる質問をまとめます。
Q.都立高校の説明会に行かないと受験で不利になりますか?
学校説明会や個別相談に参加しなかったこと自体が、都立高校入試の合否評価で不利になるものではありません。
東京都教育委員会が定める入学者選抜は、学校説明会への参加回数で評価する仕組みではありません。
都立高校の選抜方法は、学力検査に基づく選抜や推薦に基づく選抜など、募集区分や学校によって異なります。
学校説明会や個別相談への参加有無とは別に、東京都教育委員会が定める選抜方法に基づいて合否が判定されます。
詳細は最新の入学者選抜実施要綱や各校の案内を確認してください。
説明会そのものは合否には影響しませんが、校風や通学負担を自分の目で確認できる貴重な機会であることに変わりはありません。

説明会への参加回数ではなく、実際の受験に向けて何を準備すればよいかを整理したい方は、都立高校入試で必要になる勉強と内申対策の全体像も確認しておくと、今後の受験準備を組み立てやすくなります。
Q.中学校の担任へ説明会への参加を報告する必要がありますか?
一律に報告が必要というルールはありません。
中学校側から進路調査票のような提出物が配布されている場合は、その指示に従ってください。
私の指導現場でも、報告の要不要は中学校によって対応が分かれていました。
迷ったときは担任の先生に確認しておくと安心です。

Q.学校説明会と合同説明会はどう使い分ければいいですか?
合同説明会は、複数の学校を一度に比較し、候補の幅を広げるのに向いています。
都立高校EXPOのようなイベントが代表例です。
一方、各高校が個別に開く説明会は、校舎や通学路、在校生の雰囲気など、現地でしか分からない情報を詳しく確認する場です。
私は、まず合同説明会で候補を絞り、気になった学校の単独説明会に足を運ぶという流れをすすめていました。

Q.都立高校の説明会は何校くらい行けばいいですか?
「最低何校行けばいいですか」というご質問もよくいただきますが、決まった数はありません。
私が基準にしていたのは、候補校同士を比較できて、本人の学校選びの軸が見えてくる程度、という考え方です。
無理に数を増やすより、1校ずつ丁寧に見ることの方が大切です。
まとめ:都立高校の説明会で気をつけること!説明を聞くだけで終わらせない方法

説明会で気をつけることを、最後にもう一度整理します。
参加前・当日・参加後の3ステップで確認する
参加前は、日程・予約・対象学年・持ち物を公式情報で確認してください。
当日は、説明を聞くだけで終わらせず、通学・校風・在校生・生活施設といった現地でしか分からないことに目を向けてください。
参加後は、本人と感想を整理し、その学校を志望校候補として残すかどうかを判断してください。
「説明会に行った」ではなく判断材料を持ち帰れたかを大切にする
私が保護者の方にいつもお伝えしているのは、説明会への参加自体をゴールにしないでほしいということです。
「本人が3年間通いたいと思える学校か」を判断する材料を持ち帰れたかどうかで、説明会の価値は大きく変わってきます。
志望校の総合的な決め方については、当サイトの「都立高校の志望校の選び方・決め方」もあわせてご覧ください。
執筆者プロフィール

※この記事は、進路アドバイザー資格を持つ朝倉美緒が執筆しています。高校受験や学校選び、内申点対策に関する知識をもとに、進路選びに役立つ情報を記事に反映しています。
朝倉美緒は、高校受験や学校選び、内申点対策について、生徒や保護者の進路相談に役立つ情報をわかりやすく整理・解説しています。
塾オンラインドットコム:公式サイト、公式Instagram
姉妹サイト
高校受験のその先、大学受験を見据えた学習環境をお探しの方には、姉妹サイトの「予備校オンラインドットコム」が役立ちます。
高校生向けの勉強法や志望校選びのポイントなど、役立つ情報を幅広く発信しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。
▶大学受験対策なら!予備校オンラインドットコム