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中学英語の勉強は「教科書を音読→単語→文法→和訳→英作文」の順番で進めると、定期テストの点数が上がります。
英語が苦手な中学生の多くは、
- 教科書の使い方が分からない
- 勉強の順番がバラバラ
- 単語や文法の基礎が抜けている
という状態で勉強しています。
しかし、教科書には
- 新出単語
- 文法ルール
- 長文読解
- 英作文の基本表現
など、定期テストに必要な内容がすべて入っています。
この記事では、教科書を使った中学英語の勉強法を5つのステップで解説し、英語が苦手な中学生でも点数を上げられる具体的な方法を紹介します。
記事のポイント
教科書を「音読→単語→文法→和訳→英作文」の順番で使うことが成績アップの最短ルート
音読を毎日続けることで単語・文法・リスニングの3つが同時に鍛えられる
定期テスト対策は2週間前から段階的に始めることが高得点の鍵
丸暗記・答え丸写し・順番無視の3つのNG勉強法を避けることが成績アップの近道
Contents
中学生が英語を苦手になる「教科書」にまつわる3つの本当の理由

中学英語は、正しい方法で勉強すれば必ず成績が上がります。
まず、英語が苦手になる根本的な原因を3つ整理します。▶全国学力・学習状況調査の結果(国立教育政策研究所)
- 教科書の正しい使い方を知らない
- 単語・文法の基礎が抜けている
- 勉強の順番が間違っている
教科書の使い方を知らないまま勉強している
英語の成績が上がらない中学生の多くは、教科書の正しい使い方を知らないまま勉強しています。
教科書には次の5つの使い方があります。
- 音読(英語の音とリズムをつかむ)
- 単語・熟語の確認(意味を理解する)
- 文法の確認(ルールを理解する)
- 和訳(内容を正確に理解する)
- 英作文(覚えた内容を使って書く)
教科書をただ眺めたり、なんとなく読んだりするだけでは、英語の力はつきません。
5つを順番通りに実践することが、成績アップの第一歩です。

単語・文法の基礎が抜けて積み上げができていない
英語は積み上げの教科です。基礎が抜けると、次の単元を学んでも理解できなくなります。
2021年度の学習指導要領改訂により、中学英語で学ぶ単語数は大幅に増加しました。
小学校での既習分を含めると、最大2,500語を習得する必要があります。
これは旧課程の約2倍にあたります。
中学1年生の段階でbe動詞や一般動詞がわからないまま進んでしまうと、中学2年生の不定詞・動名詞、中学3年生の関係代名詞・現在完了形が理解できなくなります。
基礎が抜けている箇所を早めに発見して、そこから勉強し直すことが最短ルートです。

勉強の順番が間違っている
英語の勉強には正しい順番があります。
順番を間違えると、どれだけ時間をかけても成績は上がりません。
正しい順番は以下のとおりです。
- 音読(英語の音とリズムをつかむ)
- 単語・熟語の確認(意味を理解する)
- 文法の確認(ルールを理解する)
- 和訳(内容を正確に理解する)
- 英作文(覚えた内容を使って書く)
この順番を守らずに、いきなり問題集を解いたり、単語だけを丸暗記したりしても、定期テストで点数は上がりません。
学習塾現場で指導していた経験上、成績が伸び悩む生徒のほとんどが「音読」を飛ばして「問題演習」から始めています。
英語の勉強の順番のミスが「わかったつもり」を生む最大の原因です。
まずは音読で脳に英語の型を作る。
多くの生徒を指導して気がついた基本です。
英語は勉強の順番を間違えると、努力しても成績が上がりにくい教科です。
中学英語は教科書だけで勉強できる?

中学英語の定期テストは、教科書の内容から出題されます。※学校によっては初見のリスニングや応用読解が出題される場合もある。
教科書を正しく使いこなすことで、塾に通わなくても成績を上げることができます。
- 定期テストは教科書から出題される
- 教科書1冊を完璧にすることが最短ルート
- 塾なしでも自分のペースで成績を上げられる
教科書には定期テストに必要な内容が全て入っている
定期テストは、教科書の本文・新出単語・重要文法をもとに作成されます。
教科書を完璧にすることが、定期テスト対策の最短ルートです。
教科書には以下の内容が全て含まれています。
- 新出単語・熟語:テストに出る単語が全てまとめられている
- 重要文法:各単元で学ぶべき文法ルールが例文とともに解説されている
- 本文(長文):読解問題・英作文のベースになる文章
- 文法のまとめ:単元の終わりに要点が整理されている
市販の参考書を何冊も買う必要はありません。
まず手元の教科書を使い倒すことが、定期テストで点数を上げる最も効率的な方法です。

塾なしでも教科書を使えば成績は上がる
教科書を正しく使えば、塾なしでも英語の成績を上げることができます。
教科書を使った自習には、次のメリットがあります。
- 自分のペースで進められる
- わからない箇所で立ち止まって理解を深められる
- 費用を大幅に抑えられる
塾に通っても成績が上がらない原因の一つは「授業のペースが速くて理解が追いつかない」ことです。
自分のペースで教科書に取り組むことで、理解の穴を作らずに学習を進めることができます。
教科書を使った英語勉強法【5つのステップ】

中学英語の成績を上げるためには、教科書を音読→単語→文法→和訳→英作文の順番で勉強する方法が効果的です。
この5つのステップを毎日の勉強に取り入れることで、定期テストで点数が上がります。
- 音読→単語→文法→和訳→英作文の順番が重要
- 文法は暗記ではなく理解することが大切
- 英作文で書けなかった表現は必ず教科書に戻る
ステップ① 音読で英語の音とリズムをつかむ
教科書の本文を声に出して読む「音読」が、英語勉強の第一歩です。
音読には以下の効果があります。
- 単語の発音が正確になる
- 文の構造(語順)が体に染み込む
- リスニング力が上がる
- 長文を素早く読めるようになる
音読の手順は以下のとおりです。
- 教科書のCDや音声アプリで正しい発音を確認する
- 音声を聞きながら、同じように声に出して読む(シャドーイング)
- 音声なしで、スラスラ読めるまで繰り返す
1日5〜10分の音読を毎日続けることが、英語力を上げる最も効果的な習慣です。(時間はあくまで目安です。)

ステップ② 本文の単語・熟語を確認する
音読が終わったら、本文に出てくる単語・熟語の意味を確認します。
単語を覚える手順は以下のとおりです。
- 教科書の本文を見ながら、わからない単語に印をつける
- 教科書の巻末単語リストや辞書で意味を調べる
- 単語を「音・意味・スペル」のセットで覚える
- 覚えた単語は翌日もう一度確認する
単語だけを単独で丸暗記するのではなく、教科書の本文という文脈の中で覚えることで、記憶に定着しやすくなります。
忘れた単語は再度確認し、完全に覚えるまで繰り返しましょう。

教科書を理解するためには、まず英単語の意味がすぐにわかる状態にすることが重要です。
ステップ③ 文法を教科書で理解する
単語が確認できたら、その単元で学ぶ文法ルールを教科書で確認します。
文法の勉強手順は以下のとおりです。
- 教科書の「文法のまとめ」ページを読む
- 例文を見ながら、文法ルールを理解する
- 「なぜこの形になるのか」を自分で説明できるようにする
- 例文を参考に、簡単な文を自分で作ってみる
文法は「暗記する」のではなく「理解する」ことが重要です。
ルールを理解すれば、初めて見る問題にも対応できるようになります。
わからない文法は、教科書ガイドや参考書を使って解説を読み直しましょう。

文法が曖昧な場合は、以下のまとめ記事で高校入試レベルまで復習できます。
ステップ④ 和訳で意味をつかむ
文法が理解できたら、教科書の本文を日本語に訳す「和訳」練習をします。
和訳の手順は以下のとおりです。
- 教科書の本文を1文ずつ読む
- 主語・動詞・目的語を確認しながら日本語に訳す
- 教科書ガイドの和訳と照らし合わせて確認する
- 意味がつかめたら、もう一度本文全体を読む
和訳の目的は「訳を作ること」ではなく「文の意味を正確に理解すること」です。
教科書ガイドを正解の参照先として活用することで、理解にかかる時間を大幅に短縮できます。

ステップ⑤ 英作文で定着させる
最後のステップは、覚えた単語・文法・表現を使って英文を書く「英作文」です。
英作文の手順は以下のとおりです。
- 教科書の本文を日本語訳だけ見て、英語に直す練習をする
- 学校のワーク(問題集)の英作文問題を解く
- 間違えた箇所は教科書に戻って確認し、再度書き直す
復習の流れは以下のとおりです。
- 日本語だけ見て英文にする
- 書けなかった表現を教科書で確認する
- もう一度書き直す
書けなかった表現を放置せず、必ず教科書に戻って確認し直すことが、英作文力を伸ばすポイントです。
教科書音読が英語力を伸ばす理由

教科書の音読は、英語力を効率よく伸ばすことができる最もコストパフォーマンスの高い勉強法です。
毎日の音読習慣が、定期テストの点数アップに直結します。
- 音読で単語・文法・リスニングが同時に鍛えられる
- 意味を理解しながら読むことで効果が最大化する
- 平日・テスト前・前日で音読量を変えることが効果的
音読で単語・文法・リスニングが同時に鍛えられる
音読を続けることで、単語・文法・リスニングの3つの力を同時に鍛えることができます。
関西学院大学の門田修平教授の研究によると、音読を繰り返すことで英語の「音と意味の処理」が自動化されます。
自動化が進むと、英文を読むスピードが上がり、長文読解やリスニングの成績が向上します。
音読の主な効果は以下のとおりです。
- 単語力:繰り返し声に出すことで、単語が自然と記憶に定着する
- 文法力:正しい語順・文の形が体に染み込む
- リスニング力:自分が発音できる音は、聞いても理解できるようになる
- 読解スピード:スラスラ読めるようになると、長文問題を素早く解ける
指導現場で「音読を毎日10分」継続した生徒とそうでない生徒を比較した際、後者は中学2年生の後半で偏差値が伸び悩むという傾向がありました。
音読の習慣化は、単語・文法の知識を実戦で使える状態に定着させるために必要不可欠と感じました。

効果的な音読のやり方とコツ
音読の効果を最大化するには、ただ声に出すだけでなく、意味を理解しながら読むことが重要です。
効果的な音読の手順は以下のとおりです。
- まず意味を理解する:本文の和訳を確認してから音読を始める
- CDや音声を参考にする:正しい発音・リズム・スピードを確認する
- 意味をイメージしながら読む:英語を日本語に変換せず、内容を直接イメージする
- シャドーイングを取り入れる:音声のすぐ後を追って発音する練習をする
- スラスラ読めるまで繰り返す:つっかえずに読めるようになるまで続ける
意味を理解せずに声に出すだけの音読は、学習効果が低くなります。
必ず内容を理解した上で音読を行いましょう。

1日何回・何分やればいい?
平日・テスト前・前日で音読量は変えるべきです。あくまで目安ですが、以下を参考にしてください。
| タイミング | 回数 | 時間 |
|---|---|---|
| 普段の勉強(平日) | 1単元を5〜7回 | 10〜15分 |
| テスト1週間前 | 1単元を10回以上 | 15〜20分 |
| テスト前日 | テスト範囲全体を通して読む | 20〜30分 |
毎日少しずつ続けることが、音読の効果を最大化するポイントです。
1日に長時間やるよりも、毎日短時間続ける方が記憶に定着しやすくなります。
定期テスト対策!教科書を使った勉強スケジュール

定期テストで点数を上げるには、テスト2週間前から計画的に勉強を始めることが重要です。
テストの直前に慌てて詰め込もうとしても、英語は積み上げの教科のため対応できません。
以下の表を参考に、勉強スケジュールを立ててください。(時間はあくまで目安です。)
| 時期 | 目的 | やること | 目安時間(平日) |
|---|---|---|---|
| 2週間前 | 理解する | 教科書全訳・単語暗記・ワーク1周目 | 2〜3時間 |
| 1週間前 | 定着させる | ワーク2・3周目・高速音読・英作文 | 3〜4時間 |
| 前日 | 仕上げる | スペルチェック・白文テスト・早寝 | 2時間 |
テスト2週間前にやること
テスト2週間前は「理解する」フェーズです。
テスト範囲の教科書内容を完全に理解することを目標にします。
具体的な勉強内容は以下のとおりです。
- 教科書の全訳確認:教科書ガイドを使い、本文の1文1文の意味を確認する
- 新出単語・熟語の暗記:テスト範囲の単語を全て覚える
- 文法の確認:教科書の「文法のまとめ」ページを読み、ルールを理解する
- 学校ワークの1周目:現時点の実力を確認する。解けなかった問題にチェックを入れる
わからない箇所を放置せず、教科書に戻って確認することが、この時期の最優先事項です。

テスト1週間前にやること
テスト1週間前は「定着させる」フェーズです。
理解した内容をアウトプットする練習を中心に行います。
具体的な勉強内容は以下のとおりです。
- 学校ワークの2・3周目:チェックがついた間違えた問題を重点的に繰り返す
- 高速音読(1日10回):意味をイメージしながら、スラスラ読めるまで繰り返す
- 重要構文の暗唱:教科書のキーフレーズや基本例文を何も見ずに言えるようにする
- 英作文の練習:日本語訳を見て英語に直す練習を繰り返す
全問正解できるまでワークを繰り返すことが、この時期の目標です。

テスト前日の最終確認
テスト前日は新しいことに手をつけず、ケアレスミスを防ぐための最終確認を行います。
具体的な確認内容は以下のとおりです。
- スペルチェック:単語の綴りミス・三単現の-s・時制のミスを重点確認する
- 白文テスト:書き込みのない教科書本文を見て、即座に和訳・英訳できるか確認する
- 早めに就寝する:睡眠中に脳が情報を整理するため、前日の十分な睡眠が成績に直結する
テスト前日に新しい問題集を解き始めることは避けましょう。
理解が中途半端なまま試験に臨むことになり、かえって点数が下がるリスクがあります。
【学年別】教科書勉強法のポイント

中学1〜3年生では、学ぶ文法・単語の難易度が段階的に上がります。
学年ごとのポイントを押さえることで、効率よく成績を上げることができます。
| 学年 | 重点ポイント | つまずきやすい内容 | 学習のコツ |
|---|---|---|---|
| 中1 | 英語の基礎固め | be動詞・一般動詞の区別 | 例文を音読しながら文の形を体に染み込ませる |
| 中2 | 文法の幅を広げる | 不定詞・比較・受け身 | 1単元ずつ丁寧に理解してから次に進む |
| 中3 | 応用力・受験対策 | 現在完了形・関係代名詞 | 教科書完成+入試頻出文法の確認を並行して進める |
中1:be動詞・一般動詞など基礎を固める
中学1年生の英語で最も重要なのは、be動詞と一般動詞の違いを完全に理解することです。
つまずきやすい単元は以下のとおりです。
- be動詞(am / is / are)の使い分け
- 一般動詞(play / like / haveなど)の使い方
- 疑問文・否定文(do / does / did の使い方)
- 代名詞(I / my / me / mine など格変化)
- 複数形のルール
中学1年生の文法は、中学2・3年生の全ての文法の土台です。
be動詞と一般動詞の区別があいまいなまま進むと、後の単元で必ずつまずきます。
1年生の内容は完璧に理解しておきましょう。

特に中学1年生の英語は、その後の英語力の土台になります。
中2:不定詞・比較など文法の幅を広げる
中学2年生では、不定詞・動名詞・比較・接続詞など、表現の幅を広げる文法を学びます。
つまずきやすい単元は以下のとおりです。
- 不定詞(to + 動詞の原形の3用法)
- 動名詞(動詞のing形が主語・目的語になる使い方)
- 比較(比較級・最上級の使い分け)
- 接続詞(when / if / because の使い方)
- 受け身(be動詞 + 過去分詞の形)
中学2年生の文法は種類が多く、一つひとつ丁寧に理解することが重要です。
教科書の例文を音読しながら、文法ルールを体に染み込ませましょう。

中3:長文読解・高校受験につなげる
中学3年生では、現在完了形・関係代名詞・仮定法など高度な文法を学びながら、高校受験に向けた長文読解力を身につけます。
つまずきやすい単元は以下のとおりです。
- 現在完了形(have + 過去分詞の3用法)
- 関係代名詞(who / which / that を使った文のつなぎ方)
- 仮定法(If + 過去形〜, would〜 の形と意味)
- 長文読解(初見の英文を素早く正確に読む力)
中学3年生でやるべきことは以下の3点です。
- 教科書内容の完全理解
- 入試頻出文法の確認
- 長文読解の練習
教科書の内容を完璧にしながら、入試頻出の文法・語彙も合わせて確認することが中3の最重要課題です。
塾なしでもできる!親が子どもをサポートする方法

保護者が少しサポートするだけで、子どもの英語の成績は大きく変わります。
専門的な英語の知識がなくても、できることがあります。
- 音読を毎日1〜2分聞くだけで効果が出る
- 教科書ガイドで家庭学習のつまずきを防ぐ
- 英語の知識がなくても十分にサポートできる
音読を聞いてあげるだけで効果が出る
子どもの音読を毎日1〜2分聞いてあげるだけで、学習効果が高まります。
音読を聞くことによる効果は以下のとおりです。
- 誰かに聞いてもらえることで、子どもが音読を続けやすくなる
- 明らかに間違った発音に気づいたら、一緒にCDを聞いて確認できる
- 「上手に読めてるね」の一言が、子どもの自信につながる
英語が苦手な保護者でも、「毎日聞いてあげる」だけで十分なサポートになります。
採点や添削は不要です。

教科書ガイドを活用する
教科書ガイドは、塾なしの家庭学習を強力にサポートする教材です。
教科書ガイドを使う目的は以下の3つです。
- 教科書本文の意味を正確に理解する
- 文法の詳しい解説を確認する
- 家庭学習でわからない箇所で詰まらないようにする
わからない箇所で手が止まってしまうことが、自習の最大の壁です。
教科書ガイドを手元に置いておくことで、この問題を解決できます。
教科書ガイドは、使用している教科書の出版社(東京書籍・光村図書・開隆堂など)を確認してから購入しましょう。
教科書だけでは足りない時のおすすめ教材・アプリ

教科書の内容を完璧にした上で、さらに成績を上げたい場合は、補助教材やアプリを活用することが効果的です。
- 参考書は1冊を選んで最後まで使い切る
- アプリはスキマ時間の単語練習に活用する
- メインの勉強は教科書・ワーク・教科書ガイドで行う
苦手克服におすすめの参考書
英語の基礎から学び直したい中学生には、わかりやすい解説がある参考書を使うことが効果的です。
| 書名 | 出版社 | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 中学英語をひとつひとつわかりやすく。 | 学研プラス | 英語が苦手・基礎から始めたい | イラストが多く読みやすい。英語が苦手な中学生でも取り組みやすい |
| 教科書ワーク | 文理 | 定期テスト対策をしたい | 使用中の教科書に完全対応。テスト対策に直結する問題集 |
| くわしい英語 | 文英堂 | 文法を調べながら使いたい | 文法の説明が丁寧で、つまずいた箇所を調べるのに使いやすい |
参考書は1冊を選んで最後まで使い切ることが重要です。
何冊も買い集めるよりも、1冊を完璧にする方が成績は上がります。
英語が全くわからない中学生におすすめのアプリ&デジタル学習教材
スマートフォンを使った学習アプリを活用することで、スキマ時間に英語の勉強ができます。
| サービス名 | 向いている目的 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 進研ゼミ:中学講座 | 定期テスト・高校入試対策 | 教科書準拠のAIレッスンと赤ペン先生の個別添削が特徴。9教科に対応。 | 予習復習を効率化し、内申点と入試の実力を両立したい人 |
| すらら | 基礎の遡り・無学年学習 | 学年を問わず遡り・先取りができる対話型アニメーション教材。 | 英語の基礎でつまずいている人や、自分のペースで学び直したい人 |
| スタディサプリ | 文法の理解・苦手単元の復習 | プロ講師の授業動画で文法をわかりやすく解説。 | 文法がわからない・授業についていけない人 |
| mikan(ミカン) | 英単語の暗記 | テンポよく単語を覚えられる。中学生向け単語リスト収録。 | 単語が覚えられない・スキマ時間を活用したい人 |
| NHK for School | 英語の基礎学習 | 無料で使える。基礎をわかりやすく解説した動画が豊富。 | 英語が全くわからない・費用をかけたくない人 |
「mikan」や「NHK for School」などのアプリはあくまで補助ツールです。
メインの勉強は教科書・教科書ガイド・学校ワークで行い、アプリはスキマ時間の単語練習などに活用しましょう。
ただし、「どうしても教科書での自学自習が続かない」「何学年も遡って基礎からやり直したい」という場合は、「進研ゼミ」や「すらら」のような総合的なデジタル学習教材をメインの学習に据えるのも一つの手です。
中学生がやってはいけないNG勉強法

努力しているのに成績が上がらない中学生には、共通の「間違った勉強法」があります。
以下のNG勉強法を避けることで、勉強の効率が大きく上がります。
- 丸暗記だけでは応用問題に対応できない
- ワークの答え丸写しは成績が一切上がらない
- 勉強の順番を無視すると効果が半減する
丸暗記だけに頼る
単語や英文を丸暗記するだけでは、定期テストで点数を取れても実力はつきません。
丸暗記の問題点は以下のとおりです。
- 少し表現が変わるだけで答えられなくなる
- 時間が経つとすぐに忘れる
- 応用問題に対応できない
正しい方法は「理解してから覚える」ことです。
文法のルールを理解した上で例文を覚えることで、初めて見る問題にも対応できるようになります。
ワークの答え丸写しする
学校のワークに答えを丸写しすることは、勉強の時間を無駄にする行動です。
答えを丸写しすると以下の問題が起きます。
- 自分がどこを理解できていないかわからない
- テスト本番で同じ問題が出ても解けない
- 提出はできても、成績は一切上がらない
ワークは「自分でどこまで解けるかを確認するための道具」です。
解けなかった問題にはチェックをつけて、教科書に戻って確認し、再度解き直すサイクルを守りましょう。

勉強の順番を無視する
音読・単語・文法・和訳・英作文の順番を無視して勉強しても、効果は半減します。
よくあるNG例は以下のとおりです。
- 音読せずにいきなり問題集を解く
- 文法を理解せずに英作文を練習する
- 単語を覚えないまま長文を読もうとする
英語の勉強には正しい順番があります。
順番を守って勉強することで、同じ時間でも大きな成果が出ます。
英語が全くわからない中学生の勉強法

「英語が全くわからない」という中学生でも、正しい手順で勉強を始めれば必ず理解できるようになります。
焦らず、基礎から一つずつ積み上げることが大切です。
- まずアルファベットとbe動詞から始める
- 単語は書くより思い出す回数を増やす
- わからなくなった学年の教科書まで戻ることが最短ルート
まず何から始めるべきか
英語が全くわからない中学生は、まず「アルファベット」と「be動詞・一般動詞の区別」から始めましょう。
具体的な始め方の手順は以下のとおりです。
- アルファベット(大文字・小文字)を正確に書けるようにする
- 中学1年生の教科書の最初のページから音読を始める
- be動詞(am / is / are)の使い方を理解する
- 一般動詞(play / like / have など)の使い方を理解する
どこでわからなくなったかを確認するために、中学1年生の教科書の最初に戻ることが最短ルートです。
プライドを捨てて基礎から見直すことが、最も速い成績アップの方法です。

英単語の覚え方はこれだけでOK
英単語は「書いて覚える」よりも「思い出す回数を増やす」方法が効果的です。
科学的に効果が高い英単語の覚え方は以下のとおりです。
- 単語を1回書く
- 隠して、思い出せるかテストする
- 思い出せたら次の単語へ。思い出せなかったら、もう一度確認する
- このサイクルを繰り返す
「1回書いて10回テストする」方が、100回書くより記憶に定着します。
同じ単語を繰り返し思い出すことで、長期記憶に定着させることができます。
学習塾で多くの中学生のノートを点検してきましたが、「10回書く」作業をしている生徒よりも、「1回書いて3回隠して思い出す」訓練をしている生徒の方が、テストのスペルミスが劇的に少ないのが現実です。
過去の経験から、成績優秀な生徒は「書く」ことより「思い出す回数」を増やす工夫を徹底していました。

英語の勉強方法を基礎から見直す
英語が全くわからない中学生は、今の学年の勉強を続けても成績は上がりません。
わからなくなった学年の教科書まで戻ることが重要です。
こんな中学生は基礎から見直すべきです。
- 定期テストで50点未満が続いている
- be動詞と一般動詞の違いがあいまい
- 英作文がほとんど書けない
基礎から見直す手順は以下のとおりです。
- 中学1年生の教科書を用意する
- be動詞・一般動詞・疑問文・否定文を理解できているか確認する
- 理解できていない単元を教科書ガイドや参考書で復習する
- 理解できたら、現在の学年の教科書に戻る
もし、英語がほとんど理解できない状態の場合は、以下の記事で最初の立て直し方を解説しています。
中学英語の勉強法【教科書編】よくある質問【Q&A】

「教科書だけで点数は上がる?」「具体的な音読の回数は?」など、多くの中学生や保護者が抱く切実な疑問にプロの視点でお答えします。
効率的な勉強の順番や、20-8-2勉強法の取り入れ方など、つまずきやすいポイントを解消して迷いなく学習を進めましょう。
Q.英語の勉強は何から始めればいいですか?
A.英語の勉強は「音読」から始めることが最も効果的です。
まず教科書のCDや音声アプリで正しい発音を確認し、声に出して読む練習を毎日続けましょう。
音読によって単語・文法・リスニングの基礎が同時に鍛えられます。
音読で本文の意味がつかめてきたら、単語の暗記・文法の確認・和訳・英作文の順番で勉強を進めてください。

Q.中1で特につまずきやすい単元は何ですか?
A.中学1年生で特につまずきやすい単元は「be動詞と一般動詞の区別」です。
be動詞(am / is / are)は「〜です・〜にいる」という状態を表し、一般動詞(play / like / haveなど)は動作を表します。
2つの使い分けを理解せずに進むと、疑問文・否定文・過去形など、その後の全ての文法でつまずきます。
中学1年生の段階でこの区別を完璧に理解しておくことが、英語の成績を上げる最重要ポイントです。

Q.20-8-2勉強法とは何ですか?
A. コーネル大学の人間工学者アラン・ヘッジ博士が、デスクワークにおける身体的負担の軽減と生産性維持のために提唱した「20-8-2ルール(20分座り、8分立ち、2分動く)」を学習に応用したものです。
集中力と記憶力を最大化する効果があります。
英語の勉強への具体的な活用方法は以下のとおりです。
- 20分(座って勉強):文法の理解・問題演習・和訳
- 8分(立って勉強):単語の暗記・音読・シャドーイング
- 2分(歩いて休憩):ストレッチ・水分補給・学んだ内容の振り返り
立って音読することで、座った状態よりも呼吸が深くなり、脳への酸素供給が増加します。
その結果、集中力が維持され、単語や英文が記憶に定着しやすくなります。

Q.中学生の英語の効率の良い勉強法は何ですか?
A.中学生の英語で最も効率の良い勉強法は「教科書を音読→単語→文法→和訳→英作文の順番で繰り返す」方法です。
この方法が効率的な理由は以下のとおりです。
- 教科書は定期テストの出題源であるため、無駄なく勉強できる
- 音読から始めることで、単語・文法・リスニングを同時に鍛えられる
- 順番通りに進めることで、理解→定着→アウトプットの流れが自然に作られる
あくまで目安ですが、毎日20〜30分、この順番で教科書を使った勉強を続けることが、最も効率よく英語の成績を上げる方法です。
まとめ|教科書を正しく使えば英語は必ず伸びる

この記事では、中学生が英語の成績を上げるための教科書勉強法を解説しました。
この記事のポイントは以下のとおりです。
- 英語が苦手になる原因は「教科書の使い方を知らない」「基礎が抜けている」「勉強の順番が間違っている」の3つ
- 定期テストは教科書から出題されるため、教科書を完璧にすることが最短ルート
- 勉強の順番は「音読→単語→文法→和訳→英作文」の5ステップ
- 音読は毎日5〜10分続けることで、単語・文法・リスニングを同時に鍛えられる
- 定期テスト対策は2週間前から始め、段階的に仕上げていく
- NG勉強法(丸暗記・答え丸写し・順番無視)を避けることが成績アップの近道
教科書は、中学英語の成績を上げるために必要な内容が全て詰まっている最強の教材です。
新しい参考書を買う前に、まず手元の教科書を使い倒してみてください。
今日から「音読5分」を毎日の習慣に加えることで、1ヶ月後には英語の勉強への苦手意識が必ず薄れてきます。
基礎が固まったら、次は高校入試の長文読解対策へ進みましょう。
執筆者のプロフィール
【執筆者プロフィール】

【執筆・監修】塾オンラインドットコム編集部
塾オンラインドットコム編集部は、学習塾業界で27年以上の指導経験を持つ専門家が中心となって運営しています。これまでに800以上の教室を調査・分析し、オンライン塾の運営経験も持つ実務家チームです。記事は、公式サイト・最新パンフレット・担当者取材などの一次情報を確認のうえ執筆し、必要に応じて内容を更新しています。小学生・中学生とその保護者が安心して判断できるよう、不安をあおらず、事実を整理する編集方針を大切にしています。(※情報確認基準:2026年2月時点)
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