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「うちの子の成績だと、内申点は何点になるんだろう?」 「大阪府の公立高校入試の仕組みが複雑でよくわからない…」
大阪府で高校受験を控えるお子様を持つ保護者の方や、受験生ご本人にとって、
内申点が合否にどう影響するのかは最大の関心事ではないでしょうか 。
大阪府の公立高校入試では、中学3年間、特に
中学3年生の成績が非常に重要になります 。しかし、その計算方法は少し複雑で、どうやって自分の内申点を算出すれば良いのか分かりにくいのが実情です。
この記事では、教育業界や学習塾の専門家集団である塾オンラインドットコム編集部が、大阪府の公立高校入試における内申点の仕組みと計算方法を、誰にでも分かるように徹底解説します。
通知表の評定を入力するだけで簡単に内申点がわかる自動計算ツールもご用意しました。
この記事を読めば、お子様の内申点を正確に把握し、志望校合格に向けた具体的な目標設定ができるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
記事のポイント
大阪府内申点自動計算ツールと正確な計算方法の仕組み
志望校のタイプ別(I〜V)による総合点計算の比率
合否を左右するボーダーゾーンと自己申告書の戦略的アドバイス
【専門家直伝】内申点を劇的に上げる7つの「戦略的」行動
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Contents
大阪府内申点自動計算ツール

まずは、お手元に中学1年生から3年生までの通知表(成績がわかるもの)をご用意ください。
以下の入力欄に、各学年・各教科の5段階評定を入力するだけで、あなたの内申点(450点満点)が自動で計算されます。
- 大阪府公立高校入試:内申点自動計算ツール
- 自動計算ツール使用の注意点と免責事項
大阪府公立高校入試:内申点自動計算ツール
自動計算ツール使用の注意点と免責事項
- 学校の評定を正しく入力すること
- 評定は通知表に記載されている「5段階評価(1〜5)」を入力してください。
- 入力ミス(例:半角・全角の誤り、6以上の数字など)があると正しく計算できません。
- 計算結果はあくまで目安
- 本ツールの結果は、大阪府公立高校入試の公式な判定を保証するものではありません。
- 実際の選抜では、中学校が作成する「調査書(内申書)」に基づき計算されます。
- 中学校ごとの評定基準に差がある
- 大阪府は「絶対評価」を採用していますが、先生ごとの判断基準に若干の差が出る場合があります。
- 他校との単純比較には注意が必要です。
- 合否は内申点だけで決まらない
- 内申点は合否の一部を決める要素です。
- 学力検査や、ボーダーゾーンでの「自己申告書」「活動記録」なども合否に影響します。
- 最新版の入試制度を確認すること
- 入試制度や計算方法は年度ごとに変更される場合があります。
- 出願前には必ず、志望校や大阪府教育委員会の最新情報をご確認ください。
参考資料:「令和8年度大阪府公立高等学校入学者選抜 募集案内」(大阪府教育委員会)
免責事項
当サイトおよびツール提供者は、本ツールの利用によって生じたいかなる損害についても責任を負いません。
最終的な出願・進路判断は、必ず教育委員会の公式情報に基づいて行ってください。
大阪府の内申点計算方法の仕組み

ここでは、内申点がどのように算出されているのか、詳しい仕組みを解説します。
大阪府の公立高校入試で使われる内申点は、「学年別の比率」が大きな特徴です。
- 学年別評定の比率(1年・2年・3年)
- 教科ごとの評定の扱い
- 内申点の具体的な計算式(450点満点)
学年別の評定比率(1年・2年・3年)
大阪府の内申点計算では、中学3年間すべての成績が評価対象になります。
ただし、すべてが同じ比重ではなく、学年ごとに次のような割合で換算されます。
- 中学1年生の成績:1
- 中学2年生の成績:1
- 中学3年生の成績:3
この「1:1:3」という比率からわかるのは、中学3年生の成績が特に重視されるということです。
中1・中2の成績は中3の3分の1の扱いになるため、受験直前の中3でどれだけ成績を伸ばせるかが合否を左右します。
つまり、中1・中2の段階で多少苦手科目があっても、中3でしっかり挽回するチャンスが残されているのが大阪府入試の特徴です。
逆に、中3での頑張りが不十分だと、全体の内申点に大きく響いてしまうため、受験学年では特に定期テストや提出物に全力で取り組むことが重要になります。

教科ごとの評定の扱い
大阪府の内申点計算では、主要5教科(国語・数学・英語・理科・社会)だけでなく、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)を含めた全9教科が対象になります。
つまり、「主要教科だけ頑張ればよい」というわけではなく、実技科目も含めて幅広く評価される仕組みです。
- 対象教科:国語、社会、数学、理科、英語、音楽、美術、保健体育、技術・家庭
- 評価方法:各教科の評定を50点満点に換算し、9教科合計で450点満点の「調査書点」として扱われます。
ポイントは、実技教科も主要教科と同じ重みで計算されるという点です。
例えば「音楽が苦手だから…」と軽く考えてしまうと、主要教科と同じ比率で内申点が下がってしまい、総合点に大きな影響を与えます。
逆に言えば、定期テストの勉強に加えて、提出物・授業態度・実技テストをしっかりこなせば、実技教科で高評価を取りやすく、内申点アップにつなげることが可能です。
主要教科の得点だけでなく、実技教科の積み重ねが合否を左右する大きなポイントになると覚えておきましょう。
【学習塾の専門家による内申点獲得のノウハウ】
学習塾の現場での経験からお伝えすると、実技4教科の評定アップは、内申点獲得の「穴場」です。
主要5教科で1点上げるより、実技教科の評定を1つ上げる方が、比較的容易に達成できる場合があります。
その鍵は、定期テストの点数だけでなく、「提出物の期限厳守」と「授業への積極的な参加態度」の2点に尽きます。
日々の努力が評価に直結するため、意識的に取り組みましょう。

内申点の具体的な計算方法(450点満点)
大阪府の内申点(調査書点)は、次の 3ステップ で計算されます。
計算式を理解しておくことで、自分の成績からすぐに目安を出せるようになります。
① 各学年の評定に倍率をかける
9教科の評定(5段階評価)の合計をもとに、学年ごとに以下の倍率をかけて計算します。
- 中学1年生:合計評定 × 2倍
- 中学2年生:合計評定 × 2倍
- 中学3年生:合計評定 × 6倍
※「評定合計」とは、9教科(国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・保健体育・技術家庭)の5段階評定をすべて足したもの(最大45点)です。
② 学年ごとの換算点を求める
- 中1換算点 = (中1の評定合計)× 2 → 最大90点
- 中2換算点 = (中2の評定合計)× 2 → 最大90点
- 中3換算点 = (中3の評定合計)× 6 → 最大270点
③ 内申点(450点満点)を算出する
- 内申点 = 中1換算点 + 中2換算点 + 中3換算点
- 最大で 450点満点 になります。
【計算例】オール4の場合
例えば、3年間の通知表がすべて「オール4」だった場合、各学年の評定合計は 36点 になります。
計算すると、
- (36 × 2) + (36 × 2) + (36 × 6)
= 72 + 72 + 216
= 360点
この360点が「調査書の評定(②)」として扱われます。
このように、中3の成績だけで全体の約6割(270点満点)を占めるため、受験学年での頑張りが合否を大きく左右します。
合否が決まる総合点の計算方法

高校入試の合否は、内申点だけで決まるわけではありません 。
入試当日の学力検査(テスト)の点数(成績(①))と合計した「総合点」で決まります 。
- 内申点と学力検査点の比率タイプ(大阪府)
- ボーダーゾーンでの合否判定
内申点と学力検査点の比率タイプ(大阪府)
大阪府の公立高校入試では、学力検査(当日点) と 内申点(調査書点) を合算して総合点を出します。
その際の比率は高校・学科ごとに異なり、次の 5タイプ に分かれています。
志望校がどのタイプを採用しているかを事前に確認しておくことは、受験対策の大きなポイントです。
学力検査は 国語・数学・英語・理科・社会の5教科、各90点、合計450点満点 で実施されます。
【比率タイプ一覧】
タイプ | 学力検査の成績 (①) | 調査書の評定 (②) | 総合点(満点) | 比率(学力:内申) |
---|---|---|---|---|
I | 1.4倍=630点 | 0.6倍=270点 | 900点 | 7:3 |
II | 1.2倍=540点 | 0.8倍=360点 | 900点 | 6:4 |
III | 1.0倍=450点 | 1.0倍=450点 | 900点 | 5:5 |
IV | 0.8倍=360点 | 1.2倍=540点 | 900点 | 4:6 |
V | 0.6倍=270点 | 1.4倍=630点 | 900点 | 3:7 |
特徴と受験のポイント
- タイプI(7:3)
学力検査の点数が最も重視されます。文理学科設置校や難関進学校で多く採用され、当日のテストで得点できる力が求められます。 - タイプIII(5:5)
学力検査と内申点が同じ比率で評価されます。バランス型で、多くの高校が採用しています。 - タイプV(3:7)
内申点の比重が最も高く、中学校での努力や学習成果が重視されます。定期テストや提出物をしっかりこなすことが合格のカギとなります。
志望校の採用タイプを把握すれば、「当日点重視の勉強に力を入れるべきか」 それとも 「内申点対策を優先すべきか」 が明確になり、受験勉強の戦略を立てやすくなります。

ボーダーゾーンでの合否判定
大阪府の公立高校入試では、総合点の高い順に合格者が決まります。
まず、募集人員の90% に当たる受験生が、総合点だけで合格とされます。
一方、それに続く層に入った受験生には、「ボーダーゾーン」 という仕組みが適用されます。
ボーダーゾーンとは?
- 募集人員の 110% に相当する人数(Ⅰ群)の中で、まだ合格が決まっていない受験生を指します。
- これらの受験生は 「Ⅱ群(ボーダーゾーン)」 と呼ばれ、単純な点数順だけでは合否が決まりません。
判定方法
ボーダーゾーンに入った受験生は、次の 2つの資料 をもとに評価されます。
- 自己申告書(自分の目標や取り組みを記した書類)
- 調査書の「活動/行動の記録」(部活動、委員会活動、ボランティア、生活態度などが記録される欄)
これらを参照し、各高校が掲げる アドミッションポリシー(求める生徒像)に強く合致する受験生 を優先的に合格とする仕組みです。
つまり、ボーダーゾーンに入った場合は、学力だけでなく人柄・努力・学校生活での取り組みが評価対象になる ということです。
普段の学校生活や活動への姿勢が、合否を左右する重要なポイントになるのです。
自己申告書の役割と作成アドバイス

学習塾の現場で進路指導に携わってきた専門家の立場から、自己申告書を書く際に押さえておきたいポイントを紹介します。
単なる経験の羅列ではなく、「高校でどう活かせるか」 を意識することが合否を左右します。
- 具体的なエピソードで「再現性」を示す
- 「自己肯定感を高める表現」を使う
- 高校の「アドミッションポリシー」を分解して書く
- 自己申告書のまとめ
1. 具体的なエピソードで「再現性」を示す
ただ「リーダーシップを発揮した」と書くだけでは、高校の先生にはイメージが伝わりにくいです。
大事なのは「どんな状況で」「どんな工夫をして」「どんな成果を出したか」を具体的に書くことです。
- NG例
「中学校でリーダーシップを発揮しました。」 - OK例
「文化祭の実行委員長として、意見が対立した場面で、まず全員の意見を受け止め、最終的に全員が納得できる妥協点を導きました。この傾聴力と調整力を、貴校の〇〇活動で活かしたいです。」
ポイントは「その経験から得た力を高校生活でどう活かせるか」を結びつけること。
単なる実績の紹介ではなく、高校で再現できる能力として書くと説得力が増します。

2. 「自己肯定感を高める表現」を使う
自己申告書は自分を売り込む書類です。失敗や弱点を書くときでも、そのまま「できなかった」と書くのではなく、そこからどう成長したのか を前向きに表現しましょう。
- NG例
「私は内申点が低かったので、当日のテストで頑張ります。」 - OK例
「1・2年次は目標達成に苦戦しましたが、3年次には計画を立てて実行する力を養い、内申点を〇点まで高めることができました。この成長し続ける姿勢を、貴校でさらに伸ばしていきたいです。」
こうした表現なら、「できなかった過去」よりも「努力によって伸びた成長過程」が伝わります。
高校の先生は「伸びしろのある生徒」を評価するので、ポジティブに書くことが合格につながります。

3. 高校の「アドミッションポリシー」を分解して書く
多くの高校は「求める生徒像(アドミッションポリシー)」を公開しています。
漠然と「主体性がある人」と書かれていても、そのままでは活かせません。
そこで、キーワードを分解して自分の経験に当てはめると効果的です。
- 知的好奇心 → 「理科の授業で興味を持ったテーマを調べ、自由研究にまとめた」
- 主体性 → 「部活動でキャプテンを務め、練習メニューを考案して部員を引っ張った」
- 協調性 → 「委員会活動で役割分担を調整し、学級全体が円滑に動けるようにした」
このように整理して書けば、「私は貴校の求める人物像に合っています」と具体的に示せるため、読み手に強い印象を与えることができます。

自己申告書のまとめ
自己申告書は点数だけでは測れない「人柄」や「姿勢」を伝えるチャンスです。
- 具体的なエピソードを書くこと
- 成長過程をポジティブに表現すること
- 高校のアドミッションポリシーに自分の経験を対応づけること
この3つを意識すれば、ボーダーゾーンに入った場合でも「この生徒を合格させたい」と思ってもらえる確率が高まります。
内申点を劇的に上げる7つの「戦略的」行動と専門家のアドバイス

志望校合格の可能性を高めるため、長年の学習塾経験の視点から、今から実践できる内申点アップの戦略的なポイントをご紹介します。
- 内申点の評価項目を理解する
- 定期テストを頑張る
- 実技4教科を頑張る
- 小テストを頑張る
- 授業に積極的に参加する
- 提出物は必ず提出する
- 忘れ物をしない
内申点の評価項目を理解する
内申点の評価項目を理解しておくと、内申点対策になります。
内申点の評価項目
・「知識・技能」
・「思考力・判断力・表現力など」
・「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」
「知識・技能」 | 教科等を通して身につける、知識や技能のこと、例えば、国語の知識や計算の技能など |
「思考力・判断力・表現力など」 | 知識や技能を活用して、自ら考え、判断し、表現する力、例えば、論理的思考力、創造力、コミュニケーション力など |
「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」 | 主体的に学習に取り組む態度、例えば、探究心、粘り強さ、協調性など、学びに向かう力や人間性 |
上記の3つの観点から、中学生の内申点がつけられています。
この3つの観点は、単に知識や技能を習得するだけでなく、それらを活用しながら、自ら学び続ける力を身につけることが、大きな目標となっているのです。

参考記事:【中学の内申点の付け方を解説】高校受験対策!内申点と評定を上げる方法
内申点対策:定期テストを頑張る
内申点を上げる一番のポイントは、定期テストで良い結果を出すことです。
なぜなら、定期テストの成績は内申点に直結するため、良い成績を取ることで内申点を上げることができるからです。
親ができるサポートとしては、子どもが定期テストに向けて効果的な学習計画を立てるアドバイスや、学習環境の整備、モチベーションアップをサポートをすることが大切です。
また、定期テストで良い点数を取るために、学習塾、家庭教師、オンライン塾、タブレット教材の利用を検討するのも良い方法です。

参考記事:【オンライン塾】定期テスト対策に強い!中学生におすすめする13選!
内申点対策:実技4教科を頑張る
塾の指導現場での経験に基づくと、実技教科の評定を確実に上げるための行動は以下の2点に集約されます。
- 提出物を期限内に完璧に出すこと
- 作品やレポート、授業で配布されたプリントの管理を徹底し、期限を厳守しましょう。提出物の丁寧さや完成度も評価に含まれるため、期日前の余裕を持った提出を心がけてください。
- 授業に積極的に参加する態度
- 授業中の発言や実技への取り組み、先生の指示への応答など、主体的な学習姿勢が評価に直結します。実技教科では、上手いか下手かよりも、真面目に一生懸命取り組む姿勢が評価されます。
これらの戦略的な行動を取ることで、実技4教科の評定を安定させ、結果的に450点満点の内申点全体を底上げすることができます。

参考記事:実技4教科内申点の上げ方!体育・美術・音楽・技術家庭の内申の付け方を解説
内申点対策:小テストを頑張る
内申点を上げるコツとして、小テストを頑張ることは非常に重要です。
なぜなら、小テストの成績は日々の学習の結果であるため、内申点を上げるための大きな要素となります。
具体的には、漢字テスト、単語テスト、計算テストで良い点数を取ることです。
親ができるサポートとしては、子どもが小テストで良い結果を出すためのサポートをすることが重要です。

内申点対策:授業に積極的に参加する
授業に積極的に参加することは、内申点対策としてとても重要です。
理由は、内申点の評価項目である、「学習に取り組む態度」に直結しているからです。
具体的には、授業に積極的に参加し、授業中に質問をしたり、話し合いに参加したりすることが重要です。
積極的な姿勢を見せることで、教師からの評価が高まります。
良い印象
・積極的に手を挙げる
・先生の説明にうなずく
・他の生徒の発表を真剣に聞く
悪い印象
・あくび
・私語をする
・話し合いに参加しない

内申点対策:提出物は必ず提出する
学校からの宿題、プリントなどの提出物は必ず期限内に提出してください。
提出物を出すことは内申点を上げるためのポイントです。
提出物が期限内に提出されない場合、評価されないため、内申点が下がる可能性があるでしょう。
親としては、提出物のスケジュールをカレンダーにメモしたりして、サポートすることが大切です。
期限を守り、丁寧に取り組むことで、内申点アップにつながります。

参考記事:中学生が提出物を出さないとどうなる?リアルな影響!親ができるサポート
内申点対策:忘れ物をしない
忘れ物をしないことも、内申点対策のポイントの一つです。
定期テストの点数が良くても、忘れ物が多いと内申点が下がってしまいます。
特に実技4教科においては、体操服、リコーダー、絵の具、縫製セットなどを忘れると、授業に参加できません。
親としては、チェックリストを作り、毎朝、忘れ物がないかしっかりと確認することが大切です。
忘れ物をなくすための対策を立て、実践することで、内申点の向上につなげることができます。
特に自分の弱点となっている教科の忘れ物には気をつけましょう。
【Q&A】大阪府の内申点の計算方法に関するよくある質問

大阪府の内申点の計算方法に関するよくある質問を紹介します。
- Q.大阪府立高校の内申点の出し方は?
- Q.内申点がオール3だと偏差値50に到達しますか?
- Q.絶対評価と相対評価の違いは?
- Q.調査書の評定以外の項目も影響する?
- Q.内申点が低い場合どうすればいい?
- Q.私立高校の内申点の扱いは?
Q. 大阪府立高校の内申点の出し方は?
大阪府の公立高校入試の内申点は、中学1~3年の9教科(国数英理社+音美体技家)の評定をもとに算出されます。
1年と2年は各教科の評定を2倍、3年は6倍して合計し、各教科を50点満点に換算して最大450点となります。
学年が上がるほど比重が高く、特に中3の成績が合否に直結するのが特徴です。

Q. 内申点がオール3だと偏差値50に到達しますか?
オール3の場合、9教科×3=27点が評定合計です。
換算すると、中1・中2が各54点、中3が162点で合計270点となります。
これは450点満点のちょうど6割で、偏差値に直結はしませんが、公立中堅校を狙える水準です。
学力検査の点数次第で偏差値50程度の高校を十分に目指せます。

Q. 絶対評価と相対評価の違いは?
絶対評価は「学習目標にどの程度到達しているか」で判断する方式です。
つまり、自分の努力や成果が直接評定に反映されます。
相対評価は「学年内の順位や割合」に基づき決まります。
大阪府では絶対評価を採用しており、周囲との競争ではなく、自分の取り組み姿勢と学習成果が内申点に直結します。

Q. 調査書の評定以外の項目も影響する?
はい。基本は9教科の評定が中心ですが、ボーダーゾーンに入った場合は「自己申告書」や「調査書の活動・行動の記録」も合否に大きく影響します。
部活動や委員会活動、ボランティア経験、生活態度などが記載され、高校のアドミッションポリシーに合致するかが評価されます。
日頃の学校生活全体が見られると考えましょう。

Q. 内申点が低い場合どうすればいい?
内申点が低めでも諦める必要はありません。
大阪府の入試は学力検査の比重を高くする「タイプI・II」を採用している高校も多く、当日の得点で逆転可能です。
定期テスト対策や提出物の徹底で内申点を上げる努力も重要です。
早めに弱点教科を補強し、学力点と内申点の両面から戦略的に対策しましょう。

Q. 私立高校の内申点の扱いは?
私立高校の入試では、公立と異なり内申点の扱いが学校によって大きく異なります。
学力検査のみで判定する学校もあれば、内申点を合否に加える学校もあります。
推薦入試では内申点基準が明確に設定される場合もあります。
志望校の募集要項を必ず確認し、必要に応じて内申点対策と併せて学力対策を行うことが大切です。
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まとめ:大阪府の内申点計算方法を解説!自動計算ツールと公立高校の内申点対策

今回は、大阪府の公立高校入試における内申点の計算方法と、その仕組みについて詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。
大阪府公立高校│内申点の計算方法
ポイント
* 大阪府の内申点は中1:中2:中3=1:1:3の比率で計算される(450点満点)。
* 合否は「内申点」と「学力検査点」を合わせた「総合点」で決まる。
* 総合点の計算比率は高校・学科によって5つのタイプに分かれている。
* ボーダーゾーンでは「自己申告書」の内容がアドミッションポリシーとの合致度により評価される。
高校受験は、お子様の将来に関わる大きなイベントです。
まずはご自身の内申点を正確に把握することが、志望校を決定し、合格に向けた学習計画を立てるための第一歩となります。
この記事が、あなたの高校受験への不安を解消し、確かな一歩を踏み出すための助けとなれば幸いです。
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塾オンラインドットコム編集部は、教育業界や学習塾の専門家集団です。27年以上学習塾に携わった経験者、800以上の教室を調査したアナリスト、オンライン学習塾の運営者経験者、受験メンタルトレーナー、進路アドバイザーなど、多彩な専門家で構成されています。小学生・中学生・受験生・保護者の方々が抱える塾選びや勉強の悩みを解決するため、専門的な視点から役立つ情報を発信しています。
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