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愛知県の公立高校を目指す中学生や保護者から、内申点の計算方法について多くの相談を受けてきました。
特に多いのが「内申32」と言われたときに、それが45点満点なのか90点満点なのか分からず混乱するケースです。
この記事では、愛知県公立高校の「一般選抜」における内申点の正しい計算方法と、計算した後に確認すべきことまで、現場での指導経験を踏まえて解説します。
推薦選抜や特色選抜は選抜資料の扱いが異なるため、本記事の内容は一般選抜が対象です。
記事のポイント
- 9教科合計を2倍する90点満点の計算式がわかる
- 45点満点と90点満点の違いで迷わなくなる
- 入試で使われるのが中3の成績である理由がわかる
- 計算後に確認すべき選抜方式と当日点の見方がわかる
愛知県の内申点は9教科の評定合計×2で90点満点

愛知県の公立高校入試で使う内申点には、45点満点の数字と90点満点の数字の2種類があります。
まずは基本の計算式から確認しましょう。
内申点の計算式は9教科の評定合計×2
愛知県公立高校の一般選抜では、内申点は「9教科の評定合計を2倍した数値」として扱われます。
対象となる9教科は、国語、数学、理科、社会、英語の主要5教科と、音楽、美術、保健体育、技術・家庭の実技4教科です。
各教科は1〜5の5段階で評価され、9教科の評定をすべて足すと最高45点になります。
愛知県教育委員会の公式資料では、この評定合計を2倍した数値を「評定得点」と呼び、最高を90点(5点×9教科×2)としています。
計算式は「9教科の評定合計×2=評定得点(最高90点)」です。
この1本の式が、愛知県の内申点計算の土台になっています。

出典:愛知県教育委員会「愛知県公立高等学校入学者選抜実施要項」
45点満点の内申と90点満点の評定得点の違い
指導現場で非常に多く見てきたのが、45点満点の評定合計と、入試で使う90点満点の評定得点を混同してしまうケースです。
これまで対応してきた進路相談では、「内申32」のように示される数字は、通知表9教科の評定合計、つまり45点満点を指すケースがほとんどでした。
愛知県公立高校の一般選抜で使われる評定得点は、その数字を2倍した90点満点です。
この2つを取り違えると、自分の持ち点を実際より低く見積もったり、逆に高く見積もったりしてしまいます。
代表的な評定の組み合わせで、素内申と評定得点がどう対応するか並べておきます。
| 評定の例 | 素内申(45点満点) | 評定得点(90点満点) |
|---|---|---|
| オール5 | 45点 | 90点 |
| オール4 | 36点 | 72点 |
| 内申32(例) | 32点 | 64点 |
| オール3 | 27点 | 54点 |
| オール1 | 9点 | 18点 |
学校や塾で「内申〇点」と示されたときは、その数字が45点満点なのか、90点満点なのかを確認してください。
公式の選抜資料と照らし合わせる際は、評定得点に換算して見る必要があります。
内申32なら評定得点は64点になる
具体的な数字で確認すると理解しやすくなります。
9教科の評定合計が32点だった場合、入試で使う評定得点は32×2=64点です。
「内申32」と聞いて90点満点中の32点だと勘違いすると、実際より30点以上低く自分の持ち点を見積もってしまうことになります。
内申32なら評定得点は64点、とセットでメモしておけば、32点のまま90点満点と比べてしまう取り違えを防げます。
面談や模試の成績表で内申の数字を見たときは、それが45点満点の表記なのか、すでに2倍された90点満点の表記なのかを、そのつど確認してください。

自分の持ち点が全体の中でどの位置にあるのか、平均的な目安を把握したい場合は、中学生の内申点平均や偏差値との関係を解説した記事を確認してみてください。
オール1で合計9なら評定得点は18点
Yahoo!知恵袋などでも、「オール1なら内申点は何点になるのか」という質問が見られます。
9教科すべてが評定1だった場合、評定合計は1×9=9点です。
これを2倍すると、評定得点は9×2=18点になります。
逆にオール5であれば、評定合計は5×9=45点、評定得点は45×2=90点です。
どのような評定の組み合わせであっても、「9教科合計×2」という同じ計算式が適用されます。
自分の通知表の評定を1教科ずつ足し合わせ、その合計を2倍すれば評定得点を出せます。

実技4教科も主要5教科と同じ重みで計算する
都道府県によっては、実技教科の評定を主要教科より重く扱う制度もありますが、愛知県の一般選抜ではそうした比重の違いはありません。
国語・数学・理科・社会・英語の5教科と、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、それぞれ評定1点あたりの価値が同じものとして合計されます。
9教科をすべて等しい重みで足し合わせたうえで、その合計を2倍するのが愛知県の計算方法です。
実技教科の評定が低いからといって、その教科だけが主要5教科より重く計算される仕組みではありません。
9教科すべてを漏れなく合計しているか、計算するときに確認してみてください。
実技4教科で確実に評定を確保するための具体的な評価基準や対策ポイントについては、実技4教科の内申点の付け方や評価の仕組みを解説した記事で詳しく整理しています。
愛知県の内申点に使うのはいつの成績?

内申点は何年生の成績が対象になるのか、という質問も指導現場で数多く受けてきました。
公式資料で確認できるのは「第3学年の9教科の評定」です。
「中3学年末だけ」と一律に決めつけず、制度上の扱いを確認していきます。
一般選抜では中学3年の9教科の評定を確認する
愛知県公立高校の一般選抜では、調査書に記載される「学習の記録」のうち、中学3年生(以下、中3。公式資料上の表記は「第3学年」)の9教科の評定が選抜資料として使われます。
愛知県教育委員会の公式資料でも、評定得点は調査書情報の「学習の記録」の評定合計を2倍した数値とされ、第3学年の評定が対象です。
自分の内申点の目安を確認するときは、中3の通知表を見ながら9教科の評定を書き出し、合計すると分かりやすくなります。
『中3学年末の通知表だけを使う』と一律に考えるのは避けましょう。
2学期制の中学校や調査書作成のスケジュールによっては、算出方法や時期が異なる場合があります。
最終的に調査書へ記載される評定について不明な点があれば、在籍する中学校で確認するのが確実です。
出典:愛知県教育委員会「愛知県公立高等学校入学者選抜実施要項」「調査書の様式及び作成要領」

調査書に記載される評定に向けて、1学期から2学期にかけての成績がどのように評価へ反映されるか気になる方は、中3二学期の内申点の付け方と一学期との関係をまとめた記事も参考にしてください。
中1・中2の評定を直接足す計算ではない
都道府県によっては、中1から中3までの評定を累積して合算する制度もありますが、愛知県の一般選抜はそうした累積合算方式ではありません。
愛知県の一般選抜で使われる評定得点は、中3の9教科の評定合計を2倍した数値です。
中1・中2の成績を順番に積み上げて最後に足し算する仕組みではありません。
他県の情報や噂を目にして、「中1の内申も足されるはずだ」と思い込んでしまうと、自分の持ち点を実際より低く、あるいは高く見積もる原因になります。
愛知県の制度と他県の制度を混同せず、計算対象となる評定を確認しておくことが大切です。

中1・中2の成績が低くても、過度に悲観する必要はありません
指導現場では、「中1の成績が悪かったので、もう公立の上位校は無理でしょうか」という相談を保護者から数多く受けてきました。
「入試で直接計算するのは中3の評定」であることと、「中1・中2は中3の評定を取るための土台」であることを分けて説明しています。
愛知県の一般選抜で直接計算対象になるのは中3の評定です。
過去の成績だけを理由に志望校の選択肢を早い段階で狭める必要はありません。
中1・中2の内申が思うように伸びなかった場合は、中3の授業態度や提出物、定期テストへの取り組みを見直すところから始めてみてください。

『中3から頑張ればよい』という油断には注意が必要です
「計算対象は中3だけだから、中1・中2は適当でよい」と考えてしまう生徒も少なくありません。
この考え方にも注意が必要です。
中1・中2で学ぶ内容は、中3の定期テストや学力検査の問題の土台になっています。
中1・中2の基礎が身についていないまま中3を迎えると、評定を伸ばすための土台自体が不足してしまいます。
計算の対象学年と、受験に向けて学習しておくべき範囲は別の話です。
中1・中2は評定として直接加算されなくても、その内容を理解しておくことが中3の評定や当日点につながります。
中1・中2の内容に不安がある場合は、中3の新しい単元だけでなく、既習範囲の復習にも早めに取り組んでください。
愛知県の内申点を自動計算して確認する

計算式が分かっても、自分の通知表を実際に当てはめてみないと、正確な評定得点は把握できません。
ここでは自分の数字を確認する手順を整理します。
9教科の評定を入力すると、45点満点の評定合計と、 一般選抜で使う90点満点の評定得点を自動計算します。 全角・半角どちらでも入力できます。
学力検査の予想得点を入力すると、 Ⅰ〜Ⅴ方式ごとの計算結果も確認できます。
学力検査は5教科合計で最高110点です。
9教科の評定を入力して評定得点を自動計算する
上の9教科に通知表の評定(1〜5)を入力すると、45点満点の素内申の合計と、入試で使う90点満点の評定得点を同時に確認できます。
国語・数学・理科・社会・英語・音楽・美術・保健体育・技術家庭の9教科すべての評定を入力し、通知表の数字と入力内容が一致しているかを確認してください。
自動計算ツールを使っても、入力するのは通知表に記載された9教科の評定そのものです。
手元の通知表を見ながら1教科ずつ入力すると、入力ミスによる計算間違いを防げます。
ツールが使えない場合も、9教科の評定を紙に書き出して合計し、その合計を2倍すれば、電卓だけで同じ結果を出せます。

計算結果は45点と90点を分けて確認する
評定得点を計算したら、45点満点の素内申と、90点満点の評定得点を、それぞれ別の数字として認識しておくことが大切です。
指導現場では、計算結果の90点満点の数字を見て「思ったより低い」と感じたものの、実は45点満点の目安と比較していたために誤解していた、というケースがよくありました。
志望校の情報や模試の成績表を確認するときも、そこに書かれている数字が45点満点なのか90点満点なのかを、そのつど確認してください。
メモに残すなら、「素内申〇点(45点満点)」「評定得点〇点(90点満点)」と満点まで書いておくと、後で見返しても混同しにくくなります。
計算後はⅠ〜Ⅴ方式と当日点を確認する

評定得点を計算できたら、次に確認すべきは志望校がどのように内申点と当日点を組み合わせているかです。
愛知県では高校ごとに異なる方式が採用されています。
愛知県は高校ごとにⅠ〜Ⅴの方式を採用する
愛知県公立高校の一般選抜では、校内順位を決める際に評定得点と学力検査合計得点をどう扱うか、各高等学校があらかじめⅠ〜Ⅴのいずれかの方式を選択します。
学力検査合計得点は、国語、数学、社会、理科、外国語(英語)の5教科で、最高110点(22点×5教科)です。
評定得点(最高90点)と学力検査合計得点(最高110点)を、高校ごとに定められた方式で計算し、校内順位決定の基礎となる数値を算出します。
同じ評定得点でも、採用方式によって係数が変わります。
評定得点を出したら、志望校がⅠ〜Ⅴのどの方式を採用しているか確認してください。

出典:愛知県教育委員会「一般選抜における各高等学校の校内順位の決定方式」
Ⅰ〜Ⅴ方式で内申点と当日点の重みが変わる
Ⅰ〜Ⅴの5つの方式は、評定得点と学力検査得点にかける係数がそれぞれ異なります。
どちらの得点に何倍の係数がかかるかを見ると違いが分かります。
| 方式 | 計算式 | 総合満点 | 係数のかかり方 |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 評定得点+学力検査合計得点 | 200点 | 両方とも係数1 |
| Ⅱ | (評定得点×1.5)+学力検査合計得点 | 245点 | 評定得点を1.5倍 |
| Ⅲ | 評定得点+(学力検査合計得点×1.5) | 255点 | 学力検査合計得点を1.5倍 |
| Ⅳ | (評定得点×2)+学力検査合計得点 | 290点 | 評定得点を2倍 |
| Ⅴ | 評定得点+(学力検査合計得点×2) | 310点 | 学力検査合計得点を2倍 |
指導現場では、内申点が目標より低い生徒に対して、この5方式のうちどれを志望校が採用しているかを一緒に確認してきました。
Ⅲ方式やⅤ方式では学力検査合計得点に大きな係数がかかります。
内申点だけを見て判断せず、志望校の方式まで確認するのが進路指導での基本です。
出典:愛知県教育委員会「一般選抜における各高等学校の校内順位の決定方式」

評定が確定する前で、通知表の数字を少しでも引き上げて持ち点を増やしたい段階であれば、内申点の上げ方と今からできる対策を整理した記事も役立ちます。
志望校の方式を確認して必要な当日点を考える
志望校がどの方式を採用しているかは、愛知県教育委員会が公表する資料で確認できます。方式が分かれば、当日点をどの程度目標にするか考える材料になります。
例えばⅣ方式では評定得点を2倍します。一方、Ⅴ方式では学力検査合計得点を2倍します。
志望校の方式を確認したら、評定得点と現在の学力検査の得点を式に当てはめ、自分がどの程度の当日点を目標にするか考えてみてください。
必要な当日点は倍率や受検者の得点状況などによって変わります。
計算結果だけで合否を断定することはできません。

内申点だけを見て志望校を諦めない
指導現場でよくあるのが、内申を計算した面談の直後に、「この点数で志望校に届きますか」と聞かれる場面です。
目標としていた内申点に届かなかった時点で、「もうこの志望校は無理だ」と考えてしまう生徒や保護者も少なくありません。
しかし、内申点だけで合否が決まるわけではありません。学力検査の得点と、志望校が採用する方式も確認する必要があります。
学力検査合計得点に係数がかかるⅢ・Ⅴ方式では、学力検査で得点することで、内申点の差を補える可能性があります。
ただし、「〇点低くても必ず逆転できる」と一律には言えません。高校や学科、受検者の得点状況によって変わります。
内申点が目標に届かなかった場合は、志望校の方式を確認し、必要な当日点を考えるところまで進めるのが、指導現場で実際に行ってきた方法です。
内申点が低かったときに確認する3つのポイント

内申点が想定より低かったときは、次の3点を順番に確認すると判断しやすくなります。
ここからは制度の説明ではなく、自分の状況を整理するためのチェックとして使ってください。
まず45点と90点のどちらの数字か確認する
内申点が低いと感じたときは、その数字が45点満点なのか、90点満点の評定得点なのかを確認します。
模試の成績表や塾からの案内で示される目安が45点満点なら、90点満点の評定得点とそのまま比較することはできません。
確認するのは次の3点です。
- 比較している数字は45点満点(素内申)か、90点満点(評定得点)か
- 志望校はⅠ〜Ⅴのどの方式を採用しているか
- 現在の学力検査の得点と、目標とする当日点の差はいくつか
この3点が分かれば、「内申が低かった」という感覚だけではなく、次に何を確認するかが見えてきます。

志望校が採用するⅠ〜Ⅴ方式を確認する
満点の基準をそろえたら、チェックリストの2つ目である志望校の方式を確認します。
ここでは方式の仕組みをもう一度覚え直す必要はありません。
愛知県教育委員会の資料で、志望校がⅠ〜Ⅴのどれを採用しているかを確認できれば十分です。
学力検査合計得点に係数がかかる方式なのか、評定得点に係数がかかる方式なのかを見れば、次に確認すべき得点が分かります。
方式を確認しないまま内申点だけで判断すると、対策の余地がある場合でも、志望校の選択肢を早く狭めてしまうことがあります。

内申点と当日点を分けて受験戦略を考える
調査書に使う評定が確定した後は、その評定得点自体はもう変えられません。
指導現場では、評定が確定した段階から、当日点でどこまで伸ばせるかを考えるよう伝えてきました。
評定がまだ確定していない時期なら、内申点を上げる対策と当日点を伸ばす対策の両方に取り組む余地があります。
判断の分かれ目は、調査書に使う評定が確定しているかどうかです。
確定後であれば、志望校の方式と現在の学力検査得点を確認し、残りの期間で伸ばせる当日点に学習の軸を移します。
内申点を上げるために、定期テスト対策を見直したい人へ
オンライン個別指導のそら塾は、学校の教科書に沿った授業で定期テスト対策ができます。自宅で受講できるため、部活と両立しながら苦手教科を対策したい中学生にも選択肢の一つです。
【Q&A】愛知県の内申点でよくある疑問

ここまでで計算方法と選抜方式は確認できました。
最後に、「内申点がおかしい」「ボーダーに届いていない」といった、計算後に残りやすい疑問を整理します。
Q.内申点がおかしい・不公平と感じたらどうする?
最初に確認したいのは、45点満点の素内申と90点満点の評定得点を取り違えていないかという点です。
計算上の勘違いであれば、9教科の評定を合計し直せば確認できます。
評定そのものに疑問を感じる場合は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3観点を確認してみてください。
定期テストの点数だけで評定が決まるわけではありません。観点別評価の状況について分からない点があれば、学校へ確認する方法もあります。

Q.学校や塾の「内申32」は何点満点で見る?
これまで対応してきた進路相談では、「内申32」のように示される数字は、通知表9教科の評定合計、つまり45点満点を指すケースがほとんどでした。
これは愛知県教育委員会が定める公式な呼び方ではありません。
資料や模試によって表記方法が異なる可能性があるため、満点も一緒に確認してください。
愛知県公立高校の一般選抜で使われる評定得点へ換算すると、内申32なら64点です。
「32/45」と「64/90」をセットで把握しておけば、志望校の情報を見るときの取り違えを防げます。

Q.内申点一覧やボーダーはどこまで参考にできる?
インターネットや情報誌で公表されている内申点のボーダーラインは、模試会社などが過去の受験データをもとに算出した目安として見る必要があります。
愛知県教育委員会が公式に発表している、確定的な合否の足切り点ではありません。
ボーダーに届いていない場合でも、志望校の方式や当日の学力検査の結果によって合否が変わる可能性があります。
ボーダーだけで志望校を諦めず、Ⅰ〜Ⅴ方式と、自分が学力検査でどの程度得点できるかをあわせて確認してください。
なお、本記事で扱う計算方法や方式は一般選抜が対象です。
推薦選抜や特色選抜は選抜資料の扱いが異なるため、別途確認が必要です。
まとめ:愛知県の内申点の計算方法|いつの成績?45点と90点の違い【自動計算】

愛知県の内申点は、45点満点の評定合計と90点満点の評定得点を分けて考えると理解しやすくなります。
計算した後は、その数字だけで志望校を判断せず、選抜方式と当日点も確認してください。
愛知県の内申点計算で押さえる重要ポイント
愛知県公立高校の一般選抜で使う評定得点は、中3の9教科の評定を合計し、その数値を2倍した最高90点の数値です。
公式資料では「第3学年の9教科の評定」が対象です。
「中3学年末だけ」と一律に考えず、最終的に調査書へ記載される評定について不明な場合は中学校へ確認してください。
中1・中2の評定は直接加算されませんが、中3の評定や学力検査の土台になります。
過去の成績だけで悲観する必要はありませんが、「中3から頑張ればよい」と油断するのも避けたいところです。
迷ったときの判断基準と次に確認すること
自分の内申点を確認するときは、次の順序で進めると迷いにくくなります。
- 中3の9教科の評定を合計し、45点満点の素内申を出す
- その合計を2倍して、90点満点の評定得点を算出する
- 志望校がⅠ〜Ⅴのどの方式を採用しているかを確認する
- 採用方式と現在の学力をもとに、学力検査の目標点を考える
計算した内申点が目標に届かなかった場合も、その数字だけで志望校を決める必要はありません。
志望校の方式を確認したうえで、残りの期間で伸ばせる当日点まで含めて判断してください。
執筆者プロフィール

※この記事は、進路アドバイザー資格を持つ朝倉美緒が執筆しています。高校受験や学校選び、内申点対策に関する知識をもとに、進路選びに役立つ情報を記事に反映しています。
朝倉美緒は、高校受験や学校選び、内申点対策について、生徒や保護者の進路相談に役立つ情報をわかりやすく整理・解説しています。
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