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都立高校入試の仕組み|一般入試の合否の決まり方・出願・日程を解説

2026年10月1日

都立高校入試の仕組み|一般入試の合否の決まり方・出願・日程を解説

※この記事には一部PRが含まれます。

都立高校入試を控えると、「推薦」「一般」「内申」「ESAT-J」「出願」といった言葉が一度に出てきて、どこから理解すればよいか分からなくなる方もいるでしょう。

まず押さえておきたいのは、都立高校の一般入試は、当日の学力検査だけで合否が決まる制度ではないことです。

試験前に志望校を決めて出願し、学力検査・調査書点・ESAT-Jなどを使って選考します。

この記事では、推薦と一般入試の違い、一般入試で何が評価されるのか、出願から合格発表までの流れ、2027年度(令和9年度)の日程まで、都立高校入試の全体像を順番に解説します。

※本記事は、主に全日制を受検する中学生・保護者向けに、標準的な仕組みを解説しています。

学科や学校によって配点や選考方法が異なる場合があります。

記事のポイント

  • 推薦と一般入試の違いがわかる
  • 一般入試の合否の決まり方がわかる
  • 出願から合格発表までの流れがわかる
  • 2027年度の日程と受験料がわかる

Contents

  • 1. 都立高校入試の仕組み|推薦と一般入試の違いを最初に確認
  • 2. 都立高校の一般入試は何で決まる?学力検査・調査書・ESAT-J
  • 3. 都立高校入試の出願から合格発表までの流れを順番に確認
  • 4. 2027年度の都立高校入試日程・受験料・出願時期を確認
  • 5. 都立高校はすべて同じ問題?共通問題と自校作成問題の違い
  • 6. 元教室長が見た都立高校入試で保護者が勘違いしやすい3点
  • 7. 都立高校入試の仕組みを理解したら最初に確認する3つのこと
  • 8. 【Q&A】都立高校入試の仕組みでよくある質問
  • 9. まとめ|都立高校入試は全体像を理解してから準備を始める
  • 10. 執筆者プロフィール

都立高校入試の仕組み|推薦と一般入試の違いを最初に確認

都立高校入試のパンフレットを見ながら推薦と一般入試の違いを確認する親子

都立高校入試を理解するときは、細かな配点から覚えるより、まず「推薦」と「一般」の2つの入口を押さえると整理しやすくなります。

都立高校入試には推薦と学力検査による選抜がある

都立高校の入学者選抜は、公式には「推薦に基づく選抜」と「学力検査に基づく選抜」に分かれています。

この記事では、分かりやすさを優先して、学力検査に基づく選抜を「一般入試」と表記します。

主な違いを整理すると、次のとおりです。

項目推薦に基づく選抜学力検査に基づく選抜(第一次募集)
出願条件中学校長の推薦が必要東京都教育委員会が定める応募資格を満たす
主な検査個人面接、小論文・作文等。学校により集団討論や実技検査など全日制は原則5教科の学力検査
実施時期1月下旬2月下旬
合格発表2月上旬3月上旬

推薦に基づく選抜には「一般推薦」のほか、「文化・スポーツ等特別推薦」「特別推薦(理数)」があります。

一般推薦では個人面接を実施し、学校によって集団討論、小論文・作文、実技検査なども行われます。

一般入試は、東京都教育委員会が定める応募資格を満たす人が出願し、学力検査や調査書などを使って選考する方式です。

推薦を希望している場合は、都立高校の推薦をもらうには?推薦基準・条件と出願までの流れで、推薦を受けるための条件や出願までの流れを確認できます。

一般入試は当日の5教科だけで決まるわけではない

大手個別指導塾で教室長をしていた頃、保護者との面談で、

「本番の学力検査で点数を取れれば、内申が悪くても受かるのでは?」

という相談を繰り返し受けました。

都立高校の一般入試は、本番一発勝負ではありません。

全日制では、学力検査の点数だけでなく、中学3年生の評定をもとにした調査書点も選考に使われます。

学力検査と調査書点の比率は、全日制では原則7:3です。当日のテストが得意でも、「内申は合否に関係しない」という制度ではありません。

ここを最初に理解しておくと、この先の配点や出願の仕組みも整理しやすくなります。

試験を受けてから志望校を決める仕組みではない

もう一つ、面談で実際にあったのが、

「大学入学共通テストのように、試験の点数を見てから志望校を決めるのですか?」

という質問です。

都立高校の一般入試では、学力検査を受ける前に志望校を決めて出願します。

基本的な流れは、

志望校を決める → 出願する → 学力検査を受ける → 合格発表

です。

試験後に点数を見てから志望校を選ぶ制度ではありません。

全日制の第一次募集には、所定の期間内に志願先を変更できる「志願変更」の制度があります。

都立高校の一般入試は何で決まる?学力検査・調査書・ESAT-J

都立高校一般入試の合否判定に使われる学力検査・調査書点・ESAT-Jの構成図

一般入試では、学力検査だけでなく、調査書とESAT-Jも選考に関係します。

それぞれがどのように使われるのかを確認していきます。

学力検査は一般入試の中心となる当日の試験

全日制の学力検査は、原則として次の5教科です。

  • 国語
  • 数学
  • 英語
  • 社会
  • 理科

各教科100点満点で、5教科合計500点満点です。標準的な試験時間は1教科50分となっています。

芸術・体育に関する学科は3教科、エンカレッジスクールでは学力検査を実施しないなどの例外があります。

ここでは、学力検査が一般入試の主要な選考要素であることを押さえておけば十分です。

教科別の具体的な勉強法は、この記事では深掘りしません。

調査書点があるため内申も合否に関係する

一般入試では、中学校の評定をもとにした「調査書点」も選考に使われます。

標準的な換算では、主要5教科の評定に、実技4教科の評定を2倍して加えます。

この合計が換算内申65点満点です。

定期テストの結果や授業への取り組み、提出物などは中学校での評定に関わり、その評定が調査書点として都立入試の合否判定に反映されます。

提出物などが入試で直接採点されるのではなく、学校での評定を通じて調査書点につながる仕組みです。

自分の評定から換算内申・調査書点を確認したい方は、内申点を300点に自動で計算|45点→65点→300点の換算方法を解説を利用してください。

ESAT-Jも一般入試の選考に関係する

ESAT-Jは、中学校英語スピーキングテストです。

結果はA〜Fの6段階で示され、都立高校入試では次のように点数化されます。

グレード / 区分点数
A20点
B16点
C12点
D8点
E4点
F0点

令和9年度の実施要綱では、点数化したESAT-Jの結果は、原則として英語の学力検査を実施する都立高校で選考に用いるとされています。

具体的なESAT-J対策については、スピーキングテストの対策記事で詳しく確認してください。

具体的なESAT-J対策については、都立高校入試の英語スピーキング対策|ESAT-Jの採点基準と勉強法で詳しく確認してください。

全日制は原則7:3+ESAT-Jで合否を判定する

学力検査・調査書点・ESAT-Jの基本的な配点関係を整理すると、次のようになります。

全日制一般入試の基本配点一覧

評価要素元になるデータ基本配点総合得点に占める割合
学力検査点当日の学力検査700点約68.6%
調査書点中3の評定300点約29.4%
ESAT-Jスピーキングテスト20点約2.0%
合計―1020点100%

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」

全日制では、学力検査と調査書点を原則7:3で1000点満点に換算します。

原則として英語の学力検査を実施する学校では、ここにESAT-Jの20点を加えます。

選考が1020点の順位だけで機械的に決まるという意味ではありません。

令和9年度実施要綱では、総合成績に加えて、入学願書による志望や学校が必要とする資料なども使って選考すると定められています。

芸術・体育に関する学科などでは比率が異なるため、志望校の選抜方法を個別に確認してください。

▶東京都教育委員会|都立高校入試の選考方法

都立高校入試の出願から合格発表までの流れを順番に確認

都立高校入試の出願手続きから検査受検、合格発表、確約書提出までの全体の流れ

合否の決まり方を理解したら、次は出願から入学手続きまでの流れを確認します。

時系列で見ると、「いつまでに何をすればよいか」が分かりやすくなります。

志望校を決めてから出願手続きを進める

都立高校入試では、志望校を決めたうえでインターネット出願を進めます。

まだ志望校を絞り切れていない場合は、都立高校の選び方・決め方|候補校を比較して第一志望を決める方法で、候補校を絞る手順から確認してください。

出願サイトへ志願者情報などを入力し、中学校長の承認を経て入学願書を提出する流れです。

一般入試では、学力検査を受けてから出願先を決めるわけではありません。

全日制の第一次募集には志願変更制度があります。

最初の出願先から変更できる仕組みですが、期間や対象にはルールがあります。

実際に利用する場合は、その年度の実施要綱と中学校からの案内を確認してください。

出願後は選抜区分に応じた検査を受ける

出願後に受ける検査は、推薦と一般入試で異なります。

一般推薦では、志願者全員に個人面接が行われます。

学校によって集団討論、小論文・作文、実技検査などのうち、一つ以上の検査が実施されます。

一般入試では、全日制は原則5教科の学力検査です。

推薦と一般では検査内容が異なるため、自分が受ける選抜方法を確認して準備する必要があります。

検査後に合格発表と入学手続きを行う

検査後は、合格発表を経て入学手続きへ進みます。

全体の流れを一つにつなげると、

志望校決定 → 出願 → 検査 → 合格発表 → 入学手続き

となります。

合格者は、指定された期間内に必要な入学手続きを行います。

期限や必要書類は必ず学校からの案内を確認してください。

2027年度の都立高校入試日程・受験料・出願時期を確認

令和9年度都立高校入学者選抜の重要日程を整理した公式スケジュールカレンダー

令和9年度(2027年度)の入試日程は、東京都教育委員会の実施要綱で公表されています。

推薦と一般では、出願・検査・合格発表の日程が異なります。

推薦入試と一般入試では出願・試験日が異なる

主な日程は次のとおりです。

選抜区分出願入力期間書類提出期間検査実施日合格発表日
推薦に基づく選抜2026年12月18日〜2027年1月18日2027年1月8日〜1月18日1月26日・27日2月2日
学力検査に基づく選抜(第一次募集)2026年12月18日〜2027年2月4日2027年1月29日〜2月4日2月21日3月1日
学力検査に基づく選抜(第二次募集・実施校のみ)―3月4日3月9日3月12日

第二次募集は、第一次募集後の状況に応じて実施されるもので、すべての都立高校で行われるわけではありません。

特に第一次募集では、2月21日の学力検査より前に出願手続きを終える必要があります。

「試験が近づいてから志望校を決めればよい」と考えず、学校や中学校から案内される日程を早めに確認しておきましょう。

▶東京都教育委員会|2027年度都立高校入試日程

都立高校の受験料は出願手続きの中で納付する

都立高校の受験料は、正式には「入学考査料」と呼ばれます。

全日制の入学考査料は2,200円です。

インターネット出願では、出願サイト上での決済または所定の納付書による納付を行います。

納付書を使用した場合は、領収証書の画像を出願サイトへアップロードする必要があります。

最新日程は東京都教育委員会の公式情報で確認する

入試制度や日程は年度によって変更される場合があります。

この記事では令和9年度の内容を掲載していますが、実際に受検するときは、東京都教育委員会と志望校が公表する最新情報を必ず確認してください。

特に、出願入力期間、書類提出期間、検査日、合格発表日、志願変更の日程、学校別の選抜方法は年度ごとに確認しておきましょう。

都立高校はすべて同じ問題?共通問題と自校作成問題の違い

都立高校入試で使用される共通問題と進学指導重点校などの自校作成問題の違い

都立高校の学力検査では、多くの学校が東京都教育委員会の共通問題を使用します。

ただし、一部の高校では教科によって自校作成問題が使われます。

多くの都立高校では共通問題を使用する

多くの都立高校では、東京都教育委員会が作成した共通問題を使用します。

「都立高校なら基本的に同じ問題を受ける」という理解は大きく外れていません。

すべての学校・すべての教科が共通問題というわけではありません。

一部の高校では教科によって自校作成問題を使う

令和9年度は、一部の高校で自校作成問題が使われます。

対象は次の11校です。

区分高校
進学指導重点校日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立
進学重視型単位制高校新宿・墨田川・国分寺
国際学科設置校国際

国際高校を除く10校では、国語・数学・英語が自校作成問題となり、社会・理科は共通問題を使用します。

国際高校では英語が自校作成問題です。

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」別表7

志望校が決まったら学校別の選抜方法を確認する

都立高校全体の仕組みを理解したら、次は志望校固有の選抜方法を確認します。

最低限、次の4点をチェックしてください。

  1. 自校作成問題を実施する学校か
  2. 学力検査と調査書点の比率は原則の7:3か
  3. 特定教科に傾斜配点があるか
  4. 推薦ではどの検査が行われるか

都立全体の共通ルールを理解したうえで、志望校の募集要項を重ねて確認すると、情報を整理しやすくなります。

元教室長が見た都立高校入試で保護者が勘違いしやすい3点

塾の進路指導面談で保護者からよく寄せられる都立入試の誤解について解説する元教室長

ここまで説明した内容は、制度として覚えるだけでなく、「どこを勘違いしやすいか」を知っておくと理解しやすくなります。

教室長時代の進路面談で実際に多かった3つの誤解を整理します。

今回の記事で使っている現場知見は、確認済みの面談経験に限定しています。 貼り付けたテキスト(1)

「本番で点を取れば内申は関係ない」は誤解

教室長時代の面談では、

「本番の学力検査で点数を取れれば、内申が悪くても受かるのでは?」

という相談を繰り返し受けました。

一般入試では調査書点も選考に使われます。

標準的な全日制では、学力検査と調査書点の比率は原則7:3です。

実技4教科の評定は換算時に2倍になるため、「本番の試験が得意だから内申は気にしなくてよい」とは言えません。

大切なのは、当日の学力検査と中3の評定の両方を現在地として見ることです。

「試験後に点数を見て高校を選べる」は誤解

「共通テストのように、試験結果を見てから高校を選ぶのですか?」

という相談も実際の面談でありました。

都立高校の一般入試では、学力検査の前に志望校を決めて出願します。

出願時期を誤解すると、志望校決定や手続きの準備が遅れるおそれがあります。

「志望校決定→出願→学力検査」という順番は、都立高校入試を初めて経験する家庭ほど早めに押さえておきたいポイントです。

中3の内申と中1・中2の学習は分けて考える

「都立入試で使うのが中3の評定なら、中1・中2は関係ないのでは?」

という質問もよくありました。

制度上、一般入試の調査書点には中学3年生の評定が使われます。

中3の学習内容は、中1・中2で学んだ内容の上に積み重なっています。

教室長時代には、「調査書に使う評定の学年」と「中3の成績を支える学習の積み重ね」は別の話として説明していました。

中1・中2の評定そのものが、都立一般入試の調査書点になるという意味ではありません。

都立入試で実際に使われる評定の学年や時期については、都立高校の内申点はいつから?中3のいつの成績が使われる?で詳しく解説しています。

都立高校入試の仕組みを理解したら最初に確認する3つのこと

都立入試の仕組みを理解した後に中学生と保護者がすぐ確認すべき3つの実践手順

制度を理解したら、次は自分の状況に置き換えます。

面談では「現在地→目標との差→次の行動」という順番で、具体的な準備へ落とし込んでいました。 貼り付けたテキスト(1)

現在の内申と学力を確認する

最初に確認するのは、現在の内申と学力です。

直近の通知表から現在の換算内申を確認し、模試などから現在の学力も把握します。

ここで大切なのは、数字を見るだけで終わらせないことです。

志望校との距離を確認し、

  • 内申でどこに差があるか
  • 学力面でどこに差があるか
  • 次の定期テストでどの教科を意識するか

まで考えると、次の行動につながります。

志望校の最新の選抜方法を確認する

次に、志望校の選抜方法を公式情報で確認します。

先ほどのチェックリストに沿って、自校作成問題、学力検査と調査書点の比率、傾斜配点、推薦の検査内容などを確認してください。

同じ都立高校でも、学校や学科によって選考方法が異なる部分があります。

「都立全体の原則」と「志望校固有の条件」を分けて考えることがポイントです。

出願・試験日程から準備の優先順位を決める

最後に、

「内申・学力」「志望校の選抜方法」「出願・試験日程」

の3つを並べて、次に何をするか決めます。

例えば、直近に定期テストがあるなら、現在の評定を確認して次に意識する教科を決めます。

同時に、出願までにいつ志望校を固める必要があるのかも日程から逆算します。

入試の仕組みを理解したうえで、5教科の勉強や過去問をどの順番で進めるか迷っている方は、都立高校入試対策は何から始める?5教科の勉強法と進め方から確認してください。

定期テストや内申対策を一人で進めるのが不安な場合は、塾で現在の学力や学習方法を相談するのも一つの方法です。

森塾について詳しく知りたい方は、公式サイトを確認してみてください。

森塾の資料請求・詳細はこちら
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森塾の公式ホームページ

【Q&A】都立高校入試の仕組みでよくある質問

都立高校入試の科目数や学区制限など受験生からよくある質問をまとめたQ&A

都立高校入試を調べる中で、保護者や生徒がつまずきやすい細かな疑問をまとめました。

Q. 全日制の学力検査は何教科?科目の順番は?

A. 全日制は原則として、国語・数学・英語・社会・理科の5教科です。

標準的な時間割は次のとおりです。

教科時間
国語9:00〜9:50
数学10:10〜11:00
英語11:20〜12:10
社会13:10〜14:00
理科14:20〜15:10

各教科50分・100点満点です。

芸術・体育に関する学科は3教科、エンカレッジスクールは学力検査を実施しないなど例外があります。

Q. 都立高校には現在も学区がありますか?

A. 現在、都立高校に旧来の学区制はありません。

「第○学区だからこの高校には出願できない」という仕組みではありません。

全日制には居住地や保護者との同居などの応募資格が別途定められています。

学区の有無と応募資格は別のルールなので、実際の出願時には東京都教育委員会の最新要項を確認してください。

Q. 推薦で不合格でも一般入試を受けられますか?

A. 受検できます。

推薦に基づく選抜で不合格だった場合でも、学力検査に基づく選抜の第一次募集へ改めて出願できます。

推薦と同じ高校を志願することも、別の都立高校を志願することも可能です。

Q. 一般入試では都立高校を何校も受験できますか?

A. 第一次募集では、一つの都立高校に出願するのが原則です。

学校によっては同一校内で複数の学科・コースを第1志望、第2志望などとして希望できる場合があります。

全日制第一次募集には志願変更制度があり、第一次募集後には欠員などに応じて第二次募集が行われる学校もあります。

「同じ第一次募集で都立高校を何校も受ける」という仕組みではない、と考えると分かりやすいでしょう。

まとめ|都立高校入試は全体像を理解してから準備を始める

都立高校入試の仕組みと合否の決まり方を理解して前向きに受験準備を始める親子

都立高校入試は、制度用語が多く複雑に見えます。

しかし、最初に全体の地図を持てば、一つずつ整理していくことができます。

都立高校入試で最初に押さえる3つのポイント

最初に押さえたいのは、次の3点です。

  1. 都立高校入試には推薦と学力検査による選抜がある
  2. 一般入試は当日の学力検査だけで決まるわけではない
  3. 学力検査を受ける前に志望校を決めて出願する

標準的な全日制では、学力検査と調査書点を原則7:3で1000点満点に換算し、原則として英語の学力検査を実施する学校ではESAT-Jの20点も選考に用います。

学校・学科によって例外があるため、最後は志望校の選抜方法まで確認してください。

迷ったら内申・選抜方法・日程の3つを確認する

仕組みを理解したあとに何をすればよいか迷ったら、

「現在の内申・学力」「志望校の選抜方法」「出願・試験の日程」

の3つに戻ってください。

都立高校入試の全体像を理解し、そのあと自分の内申・志望校・日程へ落とし込む。

この順番で進めると、今やるべき準備が見えやすくなります。

執筆者プロフィール

進路アドバイザー資格を持つ朝倉美緒

※この記事は、進路アドバイザー検定(大学新聞社・進路アドバイザー検定委員会)を2021年11月に取得した編集員、朝倉美緒が執筆しています。高校受験や学校選び、内申点対策に関する知識をもとに、進路選びに役立つ情報を記事に反映しています。

朝倉美緒は、高校受験や学校選び、内申点対策について、生徒や保護者の進路相談に役立つ情報をわかりやすく整理・解説しています。

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