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高校受験の基礎固めでやることは、実はとてもシンプルです。
「問題集の基礎問題を解く → 間違えたところを解き直す → 少しずつレベルを上げる」
この3つを正しい順番で繰り返すだけで、成績はしっかり伸びていきます。
ただし、
「何から始めればいいのか分からない」
「問題集はどれを使えばいいのか迷う」
「今からでも間に合うのか不安」
と感じている人も多いのではないでしょうか。
実際、私たちがこれまで経験してきた学習塾や教室でも、成績が伸び悩む中学生の多くは「やり方」ではなく、順番や教材の選び方でつまずいていることが分かっています。
この記事では、
- 基礎固めは何から始めるべきか
- 成績が伸びる正しいやり方
- 教科別の具体的な進め方
- 失敗しない問題集の選び方
を、初めてでも分かるように整理しました。
読み終わるころには、「今日から何をやればいいか」がはっきり分かる状態になります。
まずは、基礎固めで一番大切な「やること3つ」から確認していきましょう。
記事のポイント
基礎固めの期限は「8月末」と心得る
「薄い問題集1冊」を3周して完璧にする
英語・数学は「正しい順序」で土台を作る
「間違えた問題の解き直し」を学習の軸にする
Contents
- 1 【結論】高校受験の基礎固めは「やること3つ」でOK
- 2 高校受験の基礎固めとは?何をすればいいかをシンプルに解説
- 3 高校受験の基礎固めはいつまで?逆転合格に向けた最短スケジュール
- 4 何から始める?失敗しない基礎固めの正しいやり方3ステップ
- 5 基礎固めのやり方|成績が伸びる具体的な勉強法
- 6 教科別に徹底解説!成績が上がる基礎固めの具体策
- 7 【厳選】高校受験の基礎固めにおすすめの問題集【教科別】
- 8 学校のワークを失くした・使えない時の最短リカバリー法
- 9 基礎固め中の勉強時間は?1日の理想スケジュール
- 10 高校受験の基礎固めでよくある失敗
- 11 【Q&A】高校受験の基礎固めに関するよくある質問
- 12 まとめ:高校受験の基礎固めは正しいやり方と問題集で決まる
- 13 執筆者のプロフィール
【結論】高校受験の基礎固めは「やること3つ」でOK

高校受験の基礎固めは、複雑に考える必要はありません。
やるべきことは次の3つだけです。
この3つを正しい順番で実行することが、成績アップへの最短ルートです。
- ① 問題集の基礎問題を解く
- ② 間違えた単元だけ解き直す
- ③ 徐々にレベルを上げる
問題集の基礎問題を解く
まず取り組むべきは、教科書レベルの基礎問題を1冊の問題集で解くことです。
重要なのは「薄くてもよいから1冊やり切る」ことで、最初から難問に手を出すのは絶対にNGです。
基礎問題を解くことで、自分が「どこを分かっていて、どこを分かっていないか」がはっきり見えてきます。
これが基礎固めの出発点です。

間違えた単元だけ解き直す
問題を解いたら、必ず間違えた問題に印をつけてください。
間違えた単元だけを集中的に解き直すことが、最も効率よく成績を伸ばす方法です。
全ページを均等に繰り返す必要はありません。
できない部分だけを繰り返し解き、「一人でも正解できる」状態になって初めて次へ進みます。

徐々にレベルを上げる
基礎問題が安定して解けるようになったら、少しだけ難易度を上げた問題集や、入試標準レベルの問題に移行します。
焦って難しい問題に飛びつかないことが重要です。
「基礎→標準→応用」という段階を踏むことで、成績は確実かつ安定して上がっていきます。
高校受験の基礎固めとは?何をすればいいかをシンプルに解説

「基礎固め」という言葉はよく耳にしますが、具体的に何をすればいいのか分からない人も多いはずです。
ここでは、基礎固めの正しい意味と、やるべき内容をシンプルに整理します。
- 教科書レベルを自力で解ける状態を目指す
- 入試の7割を占める基本問題を確実に取る
- 暗記と問題演習をセットで進めるのが最短
基礎固めの正しい意味とゴール
基礎固めとは、「教科書レベルの内容を自力で解ける状態にすること」です。
参考書を見れば分かる・なんとなく覚えている、という状態ではまだ不十分です。
問題を見た瞬間に解法が頭に浮かび、自分の手で正解が出せる状態が、基礎固めのゴールです。
ゴールを達成して初めて、応用問題や過去問演習に進む資格があると考えてください。

入試の7割が基礎である理由
都道府県ごとの公立高校入試(共通問題)の傾向分析によれば、多くの場合、基礎・標準レベルの問題が全体の6〜7割程度の配点を占めています(※お住まいの都道府県の過去問データをご確認ください)
これまでの学習塾での経験から、成績が伸び悩む受験生の多くは、難問を解こうとする前に、この「7割の問題」を確実に取り切れていません。
基礎を固めるだけで合格点に届く高校は数多くあります。
難問対策より先に、まず基礎を完璧にすることが合理的な戦略です。
難関私立高校や一部の上位公立校では問題の難易度が高く、この傾向が当てはまらない場合もあります。

基礎固め=暗記+問題演習が最短ルート
基礎固めに必要な要素は「暗記」と「問題演習」の2つだけです。
英単語・漢字・理科や社会の用語などは暗記で対処し、数学・英文法・国語読解などは問題を繰り返し解くことで定着させます。
この2つをセットで進めることが、最短ルートです。
暗記だけ・問題演習だけに偏ると成績は頭打ちになります。
高校受験の基礎固めはいつまで?逆転合格に向けた最短スケジュール

基礎固めをいつまでに終わらせるかで、受験の結果は大きく変わります。
時期の目安と、スケジュールの立て方をここで明確にしておきます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| ~8月末(夏休み終了) | 基礎固めを完了させる |
| 9〜10月 | 応用問題・過去問演習 |
| 11月以降 | 実戦演習・弱点の最終補強 |
理想は夏休み終了まで!遅くとも秋までに終わらせる理由
基礎固めの理想的な完了時期は、中学3年生の夏休みが終わる8月末です。
9月以降は過去問演習や苦手克服など、より実践的な対策に集中しなければならない時期です。
夏休みまでに基礎が固まっていないと、秋以降の演習で実力が伸びず、入試直前に焦ることになります。
遅くとも10月末までには基礎固めを完了させることを目標にしてください。

高校受験で一番伸びる時期を逃さないための考え方
受験生が最も成績を伸ばしやすい時期は、夏休み(7〜8月)です。
夏休みの時期は学校の授業がなく、1日6〜8時間の学習時間を確保できます。
私が塾の現場で受験指導に関わっていた経験でも、夏休みに基礎固めを集中して終わらせた生徒が、秋以降に大きく成績を伸ばすケースを何度も目にしてきました(※伸び幅は元の成績や模試の種類によって異なります)。
夏休みの時期を「まだ大丈夫」と油断して流してしまうと、取り返しのつかない差がつきます。

今からでも間に合う人・間に合わない人の違い
「今から基礎固めを始めても間に合いますか?」という相談は、保護者の方から非常によくいただきます。中学3年生の10月以前であれば、正しいやり方で取り組めば十分間に合います。
間に合わない人の多くは、勉強時間が足りないか、自分のレベルに合っていない問題集を使っているかのどちらかです。
今の勉強法を見直し、基礎問題に集中することで、直前期でも大幅な巻き返しは可能です。
何から始める?失敗しない基礎固めの正しいやり方3ステップ

基礎固めを始めようとしても、「何から手をつければいいか分からない」という声は多く聞かれます。
迷わず動き出せるよう、最初にやるべき3ステップを具体的に説明します。
- 学校のワークで現在の得意不得意を色分けする
- 入試に出やすい苦手単元から優先順位をつける
- 1冊の問題集を3周して解法パターンを定着させる
ステップ1:学校のワークで今の実力を把握する
最初にやることは、学校から配られているワーク(問題集)を使って、今の自分の実力を確認することです。
中1・中2の範囲から順番に解き直し、正解できた問題・間違えた問題・解き方が分からなかった問題を3色で色分けしてみてください。
色分けの作業をするだけで、自分がどの単元をどの程度理解しているかが一目で分かります。
「なんとなく全体的に不安」という状態から脱出する、最初の一歩です。

ステップ2:苦手単元を特定して優先順位をつける
ステップ1の結果をもとに、苦手な単元をリストアップします。
すべての単元を同じペースで勉強する必要はありません。
入試に出やすく、かつ自分が解けない単元を優先することが、最も効率的な基礎固めです。
たとえば数学なら「方程式の文章題」「図形の証明」、英語なら「不規則動詞の変化」「接続詞の使い方」など、具体的な単元名まで落とし込んでください。

ステップ3:薄い問題集を3周して解き方を覚える
苦手単元が特定できたら、その単元に対応した薄い問題集を1冊選びます。
重要なのは最低3周繰り返すことです。
3周の進め方は次のとおりです。
- 1周目:全問解いて、間違えた問題に印をつける
- 2周目:印のついた問題だけを解き直す
- 3周目:全問スラスラ解けるかを確認する
3周終えた時点で「どの問題が出ても正解できる」状態になっていれば、その単元の基礎固めは完了です。
基礎固めのやり方|成績が伸びる具体的な勉強法

正しいやり方で取り組めば、基礎固めは必ず成果につながります。
ここでは、成績が実際に伸びる勉強法の具体的なポイントを解説します。
- 複数の教材に手を出さず1冊を完璧に仕上げる
- 間違えた原因を自分の言葉で説明できるようにする
- 寝る前の暗記と翌朝の復習をルーティン化する
問題集は1冊に絞って何度も繰り返す
基礎固めで最もよくある失敗が、複数の問題集に手を出して中途半端になることです。
問題集は1冊を完璧に仕上げることが、3冊を中途半端にやるよりはるかに価値があります。
塾で指導してきた生徒に共通していることですが、「薄い問題集1冊を完璧に仕上げた生徒」と「分厚い参考書を途中で投げ出した生徒」では、前者の方が圧倒的に成績が安定しています。

解き直しのやり方で成績は大きく変わる
解き直しは、ただ答えを写すだけでは意味がありません。
正しい解き直しとは、「なぜ自分が間違えたのか原因を書き出し、正しい解き方を自分の言葉で説明できるようにすること」です。
解き直しノートを作り、間違えた問題と原因・正しい解法を記録しておくと、試験直前の見直しにも役立ちます。
解き直しの習慣があるかどうかで、成績の伸びに大きな差が出ます。

暗記はタイミングと反復で決まる
暗記を効率よく定着させるには、寝る前15〜20分に暗記をして、翌朝起きたらすぐ復習するという方法が効果的です。
睡眠中に記憶が整理されるため、翌朝の確認と組み合わせることで定着率が大幅に上がります。
1回の暗記量を絞って(英単語なら1日20〜30語)、何度も繰り返す方が、一度に大量に詰め込むより確実に覚えられます。

学校のワークを使うのが最も効率的な理由
市販の参考書よりも、学校から配られているワークの方が基礎固めに適しています。
理由は、学校のワークは教科書の内容に完全に対応しており、定期テストや高校入試の出題範囲とも連動しているからです。
学校のワークを完璧にすることで、基礎レベルの問題はほぼカバーできます。
市販の問題集はその後に取り組むのが正しい順序です。
教科別に徹底解説!成績が上がる基礎固めの具体策

教科によって、基礎固めのやり方は異なります。
英語・数学・国語・理科・社会それぞれの具体的な方法を、ここで一気に確認しておきましょう。
- 英語は単語と文法を固めてから長文に進む
- 数学は頻出の解法パターンを体で覚える
- 理社は用語の暗記と問題演習をセットで行う
英語:単語→文法→長文の順で「読む力」を作る
英語の基礎固めは、この順番で進めます。
- 単語:1日20〜30語を繰り返し暗記する
- 文法:現在・過去・未来形、比較、受動態、関係代名詞などを一通り確認する
- 長文:単語と文法が固まってから取り組む
単語→文法→長文読解の順番を絶対に守ることが重要です。
単語力がなければ文法も読解も機能しません。
長文は「全部分かる」状態になってから取り組むと、驚くほど解けるようになります。

数学:典型問題の解法パターンを覚える
数学の基礎固めは「解法パターンの暗記」から始めることが有効です。
高校入試の数学は、大問序盤の基本問題や標準的な図形・関数の問題において、一定の解法パターンの組み合わせで解けるものが大半です。
一次方程式・連立方程式・二次方程式・関数・図形の証明など、頻出パターンを1つずつ確実に解けるようにしていきましょう。
上位校を目指す場合は、解法を覚えるだけでなく「なぜこの解法を使うのか」が自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深めることが必要です。

国語:漢字・語彙+読解のルールを身につける
国語の基礎固めは2段階です。
まず漢字と語彙(言葉の意味)を毎日コツコツ暗記すること、次に説明文・物語文それぞれの読解ルールを覚えることです。
読解は「感覚」で読むのではなく、「設問に対して本文のどこを根拠にするか」を論理的に考える訓練をしてください。
記述問題は「主語+理由+結論」の型で書く練習をするだけで、大幅に点数が上がります。

理科:用語暗記と計算問題をセットで対策する
理科は「暗記分野(生物・地学)」と「計算・思考分野(物理・化学)」に分かれます。
暗記分野は一問一答形式で用語を覚え、計算分野は公式を覚えてから問題演習を繰り返すことが必要です。
用語と計算を別々に対策するのではなく、単元ごとにセットで仕上げていくことが、効率よく得点を上げるコツです。

社会:流れ理解と一問一答で得点力を上げる
社会は、歴史・地理・公民の3分野に分かれます。
特に歴史は、単に用語を暗記するだけでなく、「なぜその出来事が起きたか」という流れを理解することで、記述問題にも対応できる力がつきます。
地理は地図やグラフとセットで覚え、公民は時事問題と組み合わせて理解を深めましょう。
一問一答形式の問題集を繰り返し解くことで、暗記の定着を確認できます。
【厳選】高校受験の基礎固めにおすすめの問題集【教科別】

問題集選びを間違えると、いくら勉強しても成績は上がりません。
ここでは、実際に多くの受験生に使われており、基礎固めに効果的な問題集を教科別に厳選して紹介します。
- 8割解ける難易度の解説が詳しい教材を選ぶ
- 1カ月程度で終わる薄いものを選んで達成感を得る
- 教科書準拠や入試基礎に特化したシリーズを使う
問題集選びで失敗しない3つのポイント
問題集を選ぶときは、この3点だけ確認してください。
- 8割解ける難易度を選ぶ(難しすぎると挫折、簡単すぎると意味がない)
- 解説が丁寧なものを選ぶ(なぜその答えになるかが分かること)
- 1〜2ヶ月で終わる量を選ぶ(薄くてもやり切れる1冊が最強)
中学生向け基礎固め問題集の選び方
書店で問題集を選ぶ際は、必ず中身を開いて「解説のページ数が多いかどうか」を確認してください。
解説が充実しているほど、一人で自習するときに詰まりにくくなります。
「中学3年間の復習」「高校受験対策基礎」などと明記されているものが、入試の出題範囲をカバーしていて使いやすいです。
英語のおすすめ問題集
- 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研):文法の基礎をゼロから丁寧に確認できる。英語が苦手な人の最初の1冊に最適。
- 『高校入試 でる順ターゲット 中学英単語1800』(旺文社):入試頻出の英単語が出る順に並んでおり、効率よく語彙を増やせる。
- 『全国高校入試問題正解 分野別過去問 英語』(旺文社):基礎が固まったら取り組む、全国の入試問題を分野別に収録した問題集。
数学のおすすめ問題集
- 『高校入試 数学をひとつひとつわかりやすく。』(学研):解説が非常に丁寧で、数学が苦手な人でも1人で進められる。
- 『高校入試「解き方」が身につく問題集 数学』(文英堂):典型的な解法パターンが体系的に学べ、解き方の引き出しを増やすのに最適。
- 『中学 自由自在問題集 数学』(受験研究社):中学数学の全範囲を網羅しており、基礎から標準レベルへの橋渡しになる。
国語のおすすめ問題集
- 『高校入試 超効率問題集 国語 (シグマベスト) 』(文英堂):文法を基礎から体系的に確認できる。
- 『高校入試 合格でる順 国語』(旺文社):出題率の高い順に効率的に学習できる。
- 『出口式 中学国語 新レベル別問題集』(水王舎):読解の論理的な考え方を身につけるのに特化した問題集。感覚でなくルールで読む力がつく。
理科のおすすめ問題集
- 『中学 自由自在 理科』(受験研究社):理科の全分野をカバーした辞書的な参考書。苦手分野を調べながら学習できる。
- 『高校入試 でる順ターゲット 中学理科』(旺文社):頻出の用語・計算が効率よくまとまっており、直前期の総まとめにも使える。
- 『わかるを作る 中学理科問題集』(Gakken):書き込み式で進めやすく、確認しながら基礎を固めたい人に向いている。
社会のおすすめ問題集
- 『中学 自由自在 社会』(受験研究社):歴史・地理・公民の3分野を1冊で網羅。流れの確認に最適。
- 『高校入試 でる順ターゲット 中学社会』(旺文社):頻出キーワードが一問一答形式でまとまっており、暗記の定着チェックに使える。
- 『全国高校入試問題正解 分野別過去問 社会』(旺文社):基礎が終わったら取り組む実践問題集。全国の入試問題を分野別に解ける。
学校のワークを失くした・使えない時の最短リカバリー法

学校のワークを失くしてしまった場合や、書き込み済みで使えない状態の場合でも、焦る必要はありません。
代替手段はしっかりあります。
すぐに行動できるリカバリー方法を確認しておきましょう。
- 学校の先生に予備がないかまず相談してみる
- 代替案として市販の教科書準拠問題集を活用する
- 悩む時間を捨てて新しい教材で即座に再開する
学校の教材がない場合の代替手段
担任の先生や教科担当の先生に相談してみましょう。
学校によっては予備のワークを配布してもらえる場合もあります。
難しい場合は、市販の「教科書準拠問題集」を使うことが最も有効な代替手段です。
「教科書ワーク」シリーズ(文理)は、お使いの教科書の出版社に対応した版があり、学校のワークと同等の内容で学習を進めることができます。

市販の問題集をワーク代わりに使う方法
市販の問題集をワーク代わりに使う場合は、学校の教科書と対応した「教科書準拠版」を選ぶことがポイントです。
書き込み式のものより解答用紙が別になっているものを選ぶと、繰り返し解き直しができて便利です。
問題集は書店で購入できますが、急ぎの場合はAmazonや楽天などのオンラインショップでも翌日には届きます。
迷っている時間があれば、すぐに動き出すことを優先してください。
基礎固め中の勉強時間は?1日の理想スケジュール

「何時間勉強すればいいのか」は、受験生から最もよく聞かれる質問の一つです。
時期や状況によって異なりますが、ここでは目安となる時間とスケジュールを具体的に示します。
- 平日3時間と休日6時間を目標に時間を確保する
- 夏休みは1日8時間を目標に基礎を詰め込む
- スキマ時間を活用して暗記の総量を積み上げる
高校受験は1日何時間勉強すべきか
中学3年生の場合、平日は最低2〜3時間、休日は5〜6時間の学習時間を確保することが目標です。
夏休みは1日6〜8時間を目指してください。
私たちが指導してきた生徒の合格実績データを見ると、志望校に合格した生徒の多くは、受験本番の半年前から1日平均3〜4時間以上の自習時間を確保していました。
「頑張っている気持ち」と「実際の学習時間」を混同しないよう、勉強時間を毎日記録することをおすすめします。
平日と休日の理想的な勉強時間
| 時期 | 勉強時間の目安 |
|---|---|
| 平日 | 2〜3時間 |
| 休日 | 5〜6時間 |
| 夏休み | 6〜8時間 |
平日は学校の宿題を最初に終わらせ、残りの時間を基礎固めの問題集に充てるのが現実的なスケジュールです。
休日は朝9時から勉強を始めることを習慣化するだけで、勉強の総量が大きく変わります。
部活がある人の効率的な時間の使い方
部活が忙しく、まとまった勉強時間が取れない場合は、「スキマ時間の積み重ね」が勝負です。
登下校の電車・バスの時間(15〜20分)、昼休み(10〜15分)、部活が終わって帰宅後の30分、就寝前の15分。これを合計するだけで1日1〜1.5時間になります。
この時間に英単語や一問一答の暗記を集中して行うことで、部活と受験勉強を両立することは十分可能です。
高校受験の基礎固めでよくある失敗

正しいやり方を知っていても、陥りやすい失敗があります。
これから挙げる3つの失敗パターンを事前に知っておくことで、時間と努力をムダにしないようにしてください。
- 実力に見合わない難しい問題から手を出す
- 1冊を終える前に別の教材に浮気してしまう
- 知識を覚えるだけで終わらせ演習を疎かにする
難しい問題から手を出してしまう
基礎ができていないうちに応用問題や難問に取り組んでも、ほとんど意味がありません。
「難しい問題が解けるようになれば、簡単な問題も解ける」という考えは間違いです。
基礎問題が確実に解けない状態で難問に挑戦しても、解法が定着しないまま時間だけが過ぎていきます。
まず基礎を固め、その上に応用を積み上げるという順序を守ることが、遠回りのようで最も確実な方法です。

1冊をやり切らない
少し解いて「飽きた」「もっと良い問題集があるかも」と思って別の問題集に切り替えてしまうパターンは、成績が伸びない受験生に非常によく見られます。
問題集を何冊も揃えることに安心感を覚える人もいますが、実力は問題集の冊数ではなく、1冊をどれだけ完璧に仕上げたかで決まります。
1冊選んだら、最低3周するまで他の問題集は開かないと決めてください。

暗記だけで終わってしまう
英単語や社会の用語などを暗記することは大切ですが、暗記だけで満足してはいけません。
覚えた知識が実際の問題で使えるかどうかを確認する「問題演習」が必ずセットで必要です。
暗記した後に一問一答や実際の入試問題形式で確認することで、「覚えたつもりで使えない」という状態を防げます。
知識は使ってみて初めて本当に定着します。
【Q&A】高校受験の基礎固めに関するよくある質問

保護者の方や受験生から特によく寄せられる質問をまとめました。
気になる疑問をここで解決してください。
Q.基礎固めのために何をすればいいですか?
まず学校のワークを使って、自分が解けない単元を特定することから始めてください。
その後、苦手な単元に対応した薄い問題集を1冊選び、3周繰り返します。
英語は単語と文法から、数学は典型パターンの解法を覚えることを最優先にしてください。
最初の一歩は「どこが分からないかを把握すること」です。

Q.高校受験の基礎固めはいつまでに終わらせるべきですか?
理想は中学3年生の夏休み終了(8月末)まで、遅くとも10月末までに終わらせることが目標です。
9月以降は過去問演習や実践的な問題演習に集中する時期に入るため、基礎固めが残っていると大きなハンデになります。
今から逆算して、月ごとの目標を設定しておくことをおすすめします。

Q.高校受験は1日何時間勉強すればいいですか?
中学3年生であれば、平日2〜3時間、休日5〜6時間、夏休みは6〜8時間が目安です。
重要なのは時間の長さより、集中して取り組んでいるかどうかです。
スマートフォンを手の届かない場所に置き、25分勉強・5分休憩のサイクル(ポモドーロ・テクニック)を活用すると、集中力を維持しながら学習時間を確保しやすくなります。

Q.受験生が一番伸びる時期はいつですか?
中学3年生の夏休み(7〜8月)が、最も成績が伸びる時期です。
この時期は授業がなく、まとまった学習時間を確保できるからです。
正しい方法で取り組んでいることが前提です。
夏休みに基礎固めを集中して終わらせた生徒が、9〜10月の模試で大きく成績を伸ばすケースは多く、私たちの調査でも繰り返し確認されています(※伸び幅は元の成績や模試の母集団によって異なります)。
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まとめ:高校受験の基礎固めは正しいやり方と問題集で決まる

高校受験の基礎固めについて、やり方・スケジュール・問題集・教科別の具体策をすべて解説しました。
最後に要点を整理します。
- 基礎固めのゴールは「自力で解ける」状態にすること
- やること3つ:基礎問題を解く→解き直す→レベルを上げる
- 完了時期の目安は夏休み終了(8月末)、遅くとも10月末
- 問題集は1冊に絞って最低3周繰り返す
- 英語は単語→文法→読解の順番を守る
- 数学は解法パターンの暗記から始め、上位校は理解まで深める
- 平日2〜3時間、休日5〜6時間の学習時間を確保する
「基礎固めって結局何をすればいいの?」という疑問に、この記事がはっきりと答えられていれば幸いです。
27年以上の教育現場での経験から断言できますが、基礎を丁寧に積み上げた受験生は、必ず秋以降に成績が伸びます。
難しく考えず、今日から1つずつ始めてください。あなたの合格を、心から応援しています。
執筆者のプロフィール
【執筆者プロフィール】

【執筆・監修】塾オンラインドットコム編集部
塾オンラインドットコム編集部は、学習塾業界で27年以上の指導経験を持つ専門家が中心となって運営しています。これまでに800以上の教室を調査・分析し、オンライン塾の運営経験も持つ実務家チームです。記事は、公式サイト・最新パンフレット・担当者取材などの一次情報を確認のうえ執筆し、必要に応じて内容を更新しています。小学生・中学生とその保護者が安心して判断できるよう、不安をあおらず、事実を整理する編集方針を大切にしています。(※情報確認基準:2026年2月時点)
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