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「自分の勉強時間って、もしかして少ないのかな…」と感じたことはありませんか?
部活が終わって帰宅すると時間はあまり残っておらず、宿題をやるだけで1日が終わる。
周りの友達が「毎日2時間以上やっている」と聞くと、「このままで大丈夫なのか」と不安になる人も多いと思います。
実際、これまで多くの中学生を見てきた中でも、勉強時間についての悩みはとても多いテーマです。
勉強時間は「長ければいい」という単純なものではなく、平均・理想・目標によって考え方が変わるため、余計に分かりにくくなっています。
この記事では、中学2年生の勉強時間について、平均や目安をもとに、自分の時間が少ないのかどうかを判断する基準を整理していきます。
読み終えるころには、「自分はこのままでいいのか」「どれくらい増やせばいいのか」が、はっきり見えてくるはずです。
記事のポイント
中2の平均勉強時間は「平日90分・休日2時間」
偏差値65以上の目標なら「平日2時間」が合格ライン
「時間」だけでなく「英・数の基礎」を最優先にする
中2の冬から3月までの動き出しで中3の成績が決まる
Contents
- 1 結論|中学2年生の勉強時間はこれが目安(平日・休日・テスト前)
- 2 中学2年生の平均勉強時間はどれくらい?平均90分は少ない?
- 3 中学2年生の理想の勉強時間(目標・レベル別)
- 4 平日・休日・テスト期間の勉強時間の考え方
- 5 長期休み・時期別で変わる勉強時間(夏休み・冬休み・春休み・3月)
- 6 あなたの勉強時間は少ない?ケース別に判断
- 7 学年順位・成績別に見る勉強時間の目安
- 8 勉強時間が少ないとどうなる?中3で差がつく理由
- 9 中2からでも間に合う?巻き返しの現実と対策
- 10 勉強時間を増やすためのコツ(短時間でできる工夫)
- 11 【Q&A】よくある質問|中学2年生の勉強時間の疑問を解決
- 12 まとめ|中学2年生の勉強時間は「比較して判断」が正解
- 13 執筆者のプロフィール
結論|中学2年生の勉強時間はこれが目安(平日・休日・テスト前)

中学2年生が確保すべき勉強時間の全体像を、平日・休日・テスト前のシーン別にまとめました。
まずは標準的な基準を知り、今の自分の学習習慣と比較することから始めてみましょう。▶中学生の勉強時間の全体像はこちら
- 平日は90分から120分を確保するのが標準
- テスト2週間前からは平日2時間以上に引き上げる
【一覧表】平日・休日・テスト期間の勉強時間目安
中学2年生の勉強時間の目安は、平日90〜120分・休日3〜4時間・テスト2週間前から平日2〜3時間です。
まずは全体像を表で確認してみましょう。
| 時期 | 平均(実態) | 目安(標準) | 上位層の目安 |
|---|---|---|---|
| 平日(通常期) | 約90分 | 90〜120分 | 2〜3時間 |
| 休日(通常期) | 約2時間 | 3〜4時間 | 4〜6時間 |
| テスト1〜2週間前 | 約2時間 | 2〜3時間 | 3〜5時間 |
この表はあくまで「目安」です。
大切なのは、今の自分がどの位置にいるかを確認して、何をどう変えるかを考えることです。
いきなり上位層と同じ時間を目指す必要はありません。
まず「自分の今」を把握することから始めましょう。
中学生は1日何時間勉強すればいいですか?学年別の違い
中学生の理想の勉強時間は、学年が上がるにつれて増やしていくのが基本です。
学年別の目安は以下のとおりです。
- 中学1年生:平日60〜90分・休日2〜3時間
- 中学2年生:平日90〜120分・休日3〜4時間
- 中学3年生:平日2〜3時間・休日5〜8時間(受験期はさらに増加)
中1から中2にかけて、学習内容がぐっと難しくなります。
英語では不定詞・動名詞、数学では一次関数など、暗記だけでは対応できない単元が増えてきます。
中1のときと同じ勉強時間のままでは、少しずつ追いつかなくなっていくのが正直なところです。
▶文部科学省:新学習指導要領
中学2年生の平均勉強時間はどれくらい?平均90分は少ない?

多くの中学2年生が実際にどれくらい机に向かっているのか、最新の調査データを基に平均時間を紹介します。
周りの実態を知ることで、自分の今の立ち位置を客観的に把握できます。
- 中2の平日平均は90分だが成績層によって大きな差がある
- 休日の平均は2時間程度だが全くやらない層も含まれる
- 塾に通っている友達とは自宅学習以外の合計時間で比較する
中学2年生の平日勉強時間の平均
中学2年生の平日の平均勉強時間は、約90分(1時間30分)です。
ベネッセ教育総合研究所が実施した「学習基本調査(第5回・2015年)」によると、中学2年生の平均的な学習時間は1日90分前後という結果が出ています。
これは「全体の平均」です。
成績上位層と下位層では、実態に大きな差があります。
学習塾での指導経験において、「毎日コツコツ90分やっている生徒」と「ほとんどやらない日もある生徒」が混在していて、平均値だけを見ると実態がわかりにくい、ということを何度も感じてきました。
「平均90分だから自分も90分でいい」とは必ずしも言えません。
目標や志望校によって、必要な時間は変わってきます。

中学2年生の休日勉強時間の平均
中学2年生の休日の平均勉強時間は、約2時間程度です。
土日は部活や習い事がある子も多く、平日より勉強できる子とできない子の差が大きくなります。
実際、休日に全く勉強しない中学生も一定数いるため、平均値は低めに出る傾向があります。
休日は「まとまった時間が取れるチャンス」でもあります。
平日にできなかった復習や、苦手単元の整理に使えると、週全体の学習効率がぐっと上がります。

周りと比較して「少ない」と感じる理由
周りと比べて勉強時間が少ないと感じるのは、実際に差がある場合と、見え方の問題である場合の両方があります。
少ないと感じる理由は主に3つあります。
- 塾に通っている人と比べている
- 「3時間やっている人」の話を真に受けている
- 勉強時間の"中身"を見ていない
塾に通っている友達は、塾での学習時間も含めると1日2〜3時間になっていることがあります。
自宅学習だけで比較すると差は小さくても、トータルでは差が開いているケースは少なくありません。
「あの子は毎日3時間やってる」という話も、実際には集中できていない時間が含まれていることもあります。
大切なのは「何時間机に向かったか」より「何をどれだけ理解できたか」です。
ただ、不安を感じているなら、それは「もう少し増やしたほうがいいサイン」かもしれません。▶中学生の平均勉強時間の詳しい解説はこちら
中学2年生の理想の勉強時間(目標・レベル別)

志望校のレベルや目指す偏差値によって、確保すべき時間は異なります。
平均点を目指す層から難関校を狙う上位層まで、目標達成に必要な理想の学習時間をレベル別に詳しく解説します。
- 偏差値50から60なら宿題プラス30分の復習を習慣にする
- 偏差値65以上を目指すなら中2のうちに平日2時間を定着させる
- 上位層はテスト前だけでなく日常的に高い学習量を維持している
偏差値50〜60を目指す場合の勉強時間
偏差値50〜60を目指すなら、平日90〜120分・休日3〜4時間が目安です。
偏差値50以上の層は、学校の授業内容をしっかり理解して、定期テストで平均点以上を安定して取ることが基本になります。
宿題+予習復習で90分は確保したいところです。
保護者の方からよく相談を受けるのが「子どもが宿題しか勉強していない」というケース。
宿題だけでは60〜70分で終わることが多く、残り20〜30分を苦手科目の復習に充てるだけでも、積み重ねると大きな差になります。
テスト前2週間は、この時間を平日2時間以上に引き上げることを意識してみましょう。

偏差値65〜70を目指すならいつから勉強を増やすべき?
偏差値65〜70を目指すなら、中学2年生の段階から平日2時間以上を習慣化することが必要です。
偏差値65以上になると、学校の勉強をこなすだけでは届きません。
応用問題への対応力や、単元をまたいだ理解が求められるため、時間の量と質の両方が必要になります。
中3になってから急に増やそうとしても、新しい学習内容との両立が難しくなります。
中2のうちに「2時間勉強する習慣」を作っておくことが、中3でスムーズにギアを上げるための土台になります。

上位層が中2で確保している勉強時間
成績上位層(偏差値65以上)の中学2年生は、平日2〜3時間・休日4〜6時間を確保していることが多いです。
| レベル | 平日 | 休日 |
|---|---|---|
| 平均 | 90〜120分 | 3〜4時間 |
| 上位層 | 2〜3時間 | 4〜6時間 |
私たちが現場で関わってきた上位層の生徒を見ていると、特別な勉強法よりも「毎日の時間を確実に確保していること」が共通点として挙げられます。
上位層の特徴は、テスト前だけ急に頑張るのではなく、普段の学習量が「そもそも多い」ことです。
平均的な生徒が90分のところ、上位層は2時間以上をコンスタントに積み上げています。
この差が、じわじわと成績に表れてきます。
平日・休日・テスト期間の勉強時間の考え方

部活動との両立が忙しい平日と、まとまった時間が取れる休日では戦略が異なります。
テスト期間を含め、それぞれの時期に合わせた効率的な時間の使い方のポイントを整理しました。
- 平日は毎日同じ時間帯に始めることでルーティン化する
- 休日は平日の遅れを取り戻すための復習日として活用する
- テスト期間は覚える作業を早めに終えて演習時間を最大化する
平日の勉強時間の目安
平日の勉強時間の目安は、90〜120分(1時間30分〜2時間)です。
平日のポイントは次の2つです。
- 毎日同じ時間に勉強する
- 最低90分は確保する
部活がある日は帰宅が遅くなりますが、それでも夕食後に集中できる時間を確保することが大切です。
「完璧にやろう」とすると続かないので、まずは「毎日必ず90分はやる」というラインを守ることから始めましょう。
勉強する時間帯は、できるだけ固定するのがおすすめです。
「21時〜22時30分は勉強の時間」と決めておくと、習慣になりやすくなります。

休日の勉強時間の目安
休日の勉強時間の目安は、3〜4時間(午前と午後に分けて)です。
休日は次のように分けるのがおすすめです。
- 午前:2時間
- 午後:1〜2時間
休日は長時間まとめて取ろうとすると、なかなか始められないことがあります。
午前と午後に分けて取り組むほうが、実際には集中しやすくなります。
休日は「平日の遅れを取り戻す日」として使うのが理想です。
平日に理解しきれなかった内容や、テストで間違えた問題の見直しに充てると効果的です。

テスト前・テスト期間の勉強時間
テスト2週間前からは、平日2〜3時間・休日5〜6時間に引き上げることを目安にしてください。
テスト直前の1週間になると、覚えることよりも「確認と定着」に時間を使う段階に入ります。
テスト期間中の時期に初めて教材を開くのでは間に合わないことが多く、2週間前から計画的に動くことが重要です。
私たちが現場で多くの生徒を見てきた中で感じるのは、「テスト前に頑張れる生徒」より「テスト2週間前から動き出せる生徒」のほうが、安定して成績を伸ばしているという事実です。
長期休み・時期別で変わる勉強時間(夏休み・冬休み・春休み・3月)

夏休みや冬休みなどの長期休暇は、学力を大きく伸ばすチャンスです。
特に「新中3」を目前に控えた3月の過ごし方を含め、季節ごとの最適な学習時間の目安をアドバイスします。
- 夏休みは1学期の苦手を克服するために3時間から5時間確保する
- 冬休みは短い期間で2学期の重要単元を集中して復習する
- 3月は新中3の意識を持ち受験準備をスタートさせる
夏休みの勉強時間
中学2年生の夏休みの勉強時間の目安は、1日3〜5時間です。
夏休みにやるべきことは以下です。
- 1学期の復習
- 苦手単元のやり直し
夏休みは学校がない分、まとまった時間を確保できる数少ない機会です。
「なんとなく過ごしてしまいやすい」時期でもあります。
1日のスケジュールをあらかじめ決めておかないと、気づいたら夏が終わっていた、ということになりがちです。
午前中に勉強を集中させる習慣をつけると、午後を有効に使いやすくなります。

冬休みの勉強時間
中学2年生の冬休みの勉強時間の目安は、1日2〜4時間です。
冬休みは夏休みより短いですが、2学期の復習と3学期(中3への準備)を意識した学習ができます。
特に、数学・英語は2年生の内容が3年生の学習の基礎になるため、苦手を残さないようにしたい時期です。
年末年始は気が緩みやすいですが、2〜3日でもしっかり勉強できると、冬休み明けのスタートが違ってきます。

春休みの勉強時間
中学2年生の春休みは、1日2〜3時間を目安に中3の予習を始めるのが理想です。
春休みは「中2から中3への切り替え期間」です。
春休みの時期に少しでも中3の内容を先取りしておくと、4月以降の授業理解がスムーズになります。
特に英語の文法と数学の計算力は、春休み中に強化しておく価値があります。

中学2年生の3月(新中3前)の勉強時間
3月は、平日2時間・休日4〜5時間を目標に、受験を意識した学習を始める時期です。
中2の3月は、実質的に「受験準備のスタートライン」です。
多くの中学生がまだのんびりしているこの時期に動き出せると、中3になったときに大きなアドバンテージを持てます。
私たちの現場経験の中でも、「中3の春から本気を出したけど間に合わなかった」という声は少なくありません。
中2の3月にどれだけ動けるかが、志望校選択の幅を左右することがあります。
あなたの勉強時間は少ない?ケース別に判断

「毎日1時間だとやばい?」「2時間やっていれば安心?」といった具体的な疑問に答えます。
現在の学習時間が、中2として十分なのか、それとも改善が必要なのかをケース別に判定します。
- 毎日1時間は平均より少なく成績を上げるには上積みが必要
- 1時間から2時間は平均的だが上位を狙うなら質が重要になる
- 2時間以上なら十分なベースがあるため内容の吟味に注力する
毎日1時間の勉強は少ない?
毎日1時間の勉強は、中学2年生としては平均より少なめです。
判断の目安は以下です。
- 平均より少なめ
- 成績の維持は可能
- 成績アップは難しい
1時間だと、宿題をこなすだけで終わってしまうことが多く、復習や苦手単元への対策まで手が回りにくい状態です。
定期テストで平均点前後を維持することはできますが、成績を上げるには物足りない時間量と言えます。
「今は1時間しかできていない」という場合、まず15〜30分だけ増やすことを目標にしてみてください。
急に2〜3時間に増やそうとすると続かないことが多いので、少しずつ積み上げる方が現実的です。

毎日1〜2時間の勉強は平均?
毎日1〜2時間の勉強は、中学2年生の平均的な範囲に入ります。
判断の目安は以下です。
- 平均的な水準
- 授業についていくことは可能
- 上位を目指すには時間の「質」がカギ
1〜2時間であれば、学校の授業についていけるレベルは維持できます。
上位を目指すには少し物足りない時間帯です。
この範囲にいる場合は、「どう時間を使っているか」が成績を左右します。
ダラダラ2時間やるより、集中して1時間30分のほうが効果が出ることもあります。
時間の「量」と「質」の両方を意識してみましょう。

毎日2時間以上なら安心?
毎日2時間以上であれば、中学2年生としては平均より上の水準です。
判断の目安は以下です。
- 平均より上の水準
- 学習習慣として十分なベース
- あとは「何をどう勉強するか」が重要
2時間以上を毎日続けられているなら、学習習慣として十分なベースがあります。
あとは「何を・どの順番で・どう勉強するか」を意識することで、成績に反映されやすくなります。
2時間やっていても「ただ問題を解いているだけ」では伸び率が鈍くなることがあります。
理解できているかの確認や、間違えた問題の原因分析も合わせて取り組みましょう。▶勉強しているのに成績が上がらない原因はこちら
学年順位・成績別に見る勉強時間の目安

今の学年順位を維持したいのか、あるいは下位から一気に巻き返したいのか。
それぞれの成績層が実際に取り組んでいる時間の目安と、逆転合格のために必要な基準を公開します。
- 上位層は部活で忙しい日でも最低ラインを必ず死守している
- 中位層は宿題だけで終わらせず自習時間を30分追加する
- 下位層は背伸びせず中1の基礎固めに時間を充てるのが近道
上位(偏差値65〜70)の勉強時間
偏差値65〜70の上位層は、平日2〜3時間・休日4〜6時間を確保しています。
この層は、普段の授業から丁寧に取り組み、わからないことをその日のうちに解消する習慣を持っていることが多いです。
テスト前だけ頑張るのではなく、日常的に高い水準で学習を続けています。
特徴的なのは、「学習時間の安定感」です。
部活が忙しい日でも、最低1時間30分は確保するようにしている生徒が多く見られます。

中位(平均層)の勉強時間
偏差値45〜60の平均層は、平日90〜120分・休日2〜3時間が実態です。
平均層の特徴は次の通りです。
- 宿題中心の勉強になっている
- テスト前に詰め込む勉強スタイルになりがち
定期テスト前に詰め込む勉強スタイルでは、点数が安定しない傾向があります。
平均層が成績を上げるためには、テスト前だけでなく「普段の学習時間を少しずつ増やすこと」が効果的です。
平日に30分増やすだけでも、1ヶ月で約10時間の差になります。

下位から巻き返すための勉強時間
成績下位から巻き返すには、まず平日90分・休日3時間を目標に設定することから始めましょう。
いきなり上位層と同じ時間を目指すのは現実的ではありません。
それより「今より30分増やす」「休日は必ず2時間やる」という小さな目標を達成することが、継続につながります。
特に、基礎的な内容(中1の復習や計算練習)に時間を使うことが先決です。
応用問題に取り組む前に、土台を固めることで勉強時間が成績に結びつきやすくなります。
勉強時間が少ないとどうなる?中3で差がつく理由

中2での学習不足は、中3になってから「取り返しのつかない差」として現れます。
定期テストや内申点への具体的な影響を知り、受験期に後悔しないためのリスク管理について学びましょう。
- 定期テストの準備不足が直接内申点の低下につながる
- 中3になってから急に学習量を増やすのは非常に困難である
定期テスト・内申点への影響
勉強時間が少ないと、定期テストの点数が安定せず、内申点に影響が出やすくなります。
影響が出やすいポイントは以下です。
- 定期テストの点数
- 提出物の完成度
- 授業理解
高校入試では、多くの都道府県で中学校の内申点が評価に使われます。
特に中学2年生の内申点を選抜資料に含める都道府県も多く、この時期の成績は後から取り戻せないものになります。
「テストで失敗したから内申が下がった」というご相談は、保護者の方から非常によく受けます。
定期テストは範囲が決まっているぶん、準備次第で点数が大きく変わります。
勉強時間が少ないと、この「準備」が間に合わなくなります。

中3で一気に差が広がる理由
中2で勉強習慣がついていないと、中3になったとき、学習量を急に増やすことが難しくなります。
中3は新しい学習内容が増えながら、受験対策も並行して行う必要があります。この状況で「習慣がない状態から毎日3時間」は、非常にハードルが高くなります。
中2から勉強習慣が身についている生徒は、中3になっても無理なく学習時間を伸ばせます。
差がつくのは「中3の頑張り」ではなく、「中2までの積み上げ」によるところが大きいのです。
中2からでも間に合う?巻き返しの現実と対策

今からでも遅すぎることはありません。成績を劇的に伸ばして逆転する人の特徴や、今日から最低限クリアすべき学習ラインを紹介します。
焦りを具体的な行動に変えるためのヒントを伝えます。
- 今すぐ行動を変えられる人は中2の秋からでも逆転が可能
- 完璧主義を捨ててまずは今より30分増やすことから始める
巻き返せる中学生の特徴
中2からでも十分に巻き返せます。
「今から変えよう」と動き出せる人が、実際に成績を伸ばしています。
私たちがこれまで関わってきた生徒の中でも、中2の秋から本気で取り組んで、中3の入試で第一志望に合格したケースは珍しくありません。
巻き返せる生徒に共通しているのは、「焦りを行動に変えられること」です。
具体的には、以下の特徴があります。
- 毎日の勉強時間を少しずつでも増やし始める
- 苦手科目から逃げずに向き合う
- テスト結果を振り返って次に活かす

今からやるべき最低ライン
今から始めるなら、「平日60分→90分に増やすこと」を最初の目標にしてください。
いきなり完璧を目指す必要はありません。
まず「今より少し増やす」を継続することが、長期的な成績向上につながります。
特に英語と数学は毎日触れることが重要です。
英語と数学の2教科は積み上げ型の科目なので、短い時間でも毎日続けることで力がついてきます。
勉強時間を増やすためのコツ(短時間でできる工夫)

勉強時間を増やすために大切なのは、「やる気が出るのを待たない」ことです。
やる気は行動した後についてくることがほとんどです。まず机に向かう、教科書を開く、という最初の一歩を仕組みとして作ることが大切です。
取り組みやすい工夫をいくつか挙げます。
- 勉強する時間帯を固定する:毎日同じ時間に始めることで、習慣になりやすい
- スマートフォンを別の部屋に置く:通知が来るだけで集中が途切れる
- まず5分だけやると決める:始めてしまえば続けられることが多い
- 得意科目から始める:最初の15〜20分で「勉強モード」に入りやすくなる
勉強法やルーティンの詳細は、別の記事で詳しく解説しています。
ここでは「まず時間を確保すること」を最優先に考えてみてください。▶勉強ルーティンの作り方はこちら
【Q&A】よくある質問|中学2年生の勉強時間の疑問を解決

偏差値70を狙う高度な悩みから、教科ごとの時間配分まで、中学2年生や保護者の方からよく寄せられる質問に一挙回答します。
疑問を解消して、迷いなく日々の学習に取り組みましょう。
Q.偏差値70を目指すならいつから勉強を始めるべき?
偏差値70を目指すなら、中学2年生の段階から本格的に学習時間を確保することが理想です。
偏差値70は全体の上位約2〜3%に相当する水準です。
偏差値70の領域に達するには、中3からではなく中2のうちから平日2時間以上の学習を習慣にしておくことが、現実的な近道になります。

Q.偏差値65を目指すには1日何時間勉強すればいい?
偏差値65を目指すなら、平日2時間・休日4時間程度が一つの目安です。
目安は以下のとおりです。
- 平日:2時間
- 休日:4時間
時間の長さと同時に「何を勉強するか」も重要です。
教科書の基本内容を確実に理解したうえで、応用問題にも取り組む時間を確保できると、偏差値65の水準に近づきやすくなります。

Q.中学生で一番難しい教科は?勉強時間の配分はどうする?
難しいと感じる教科は人それぞれですが、数学と英語はつまずくと後の学習に影響しやすいため、優先的に時間を確保することをおすすめします。
全体の勉強時間のうち、数学・英語で半分以上を占めるようにすると、基礎力が安定しやすくなります。
理科・社会は暗記でカバーできる部分も多いため、テスト前にまとめて確認する形でも対応できます。

Q.中学生は結局1日何時間勉強すればいい?
中学2年生であれば、平日90〜120分を基本ラインとして、テスト前は2〜3時間に引き上げるのが現実的な目安です。
大切なのは「毎日続けること」です。週に1回3時間やるよりも、毎日90分のほうが学力は定着しやすいとされています。
まず毎日の習慣をつくることを最優先に考えてみてください。▶学年別の勉強時間はこちら
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まとめ|中学2年生の勉強時間は「比較して判断」が正解

この記事でお伝えしてきた内容を整理します。
- 中学2年生の平均勉強時間は平日約90分・休日約2時間
- 標準的な目安は平日90〜120分・休日3〜4時間
- 偏差値65以上を目指すなら平日2時間以上の習慣化が必要
- テスト2週間前からは平日2〜3時間・休日5〜6時間に引き上げる
- 1時間は少なめ・1〜2時間は平均・2時間以上は平均より上の水準
- 中2からでも巻き返しは十分に可能
「自分の勉強時間が少ないかどうか」は、平均と比べて判断するのが一番わかりやすい方法です。
今の自分がどこにいるかを確認して、「あと30分だけ増やしてみる」という小さな一歩を踏み出すことが、半年後・1年後の成績につながっていきます。
不安を感じているなら、それはすでに「変わろうとしている証拠」です。
今日から少しだけ、自分のペースで前に進んでみてください。
執筆者のプロフィール
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【執筆・監修】塾オンラインドットコム編集部
塾オンラインドットコム編集部は、学習塾業界で27年以上の指導経験を持つ専門家が中心となって運営しています。これまでに800以上の教室を調査・分析し、オンライン塾の運営経験も持つ実務家チームです。記事は、公式サイト・最新パンフレット・担当者取材などの一次情報を確認のうえ執筆し、必要に応じて内容を更新しています。小学生・中学生とその保護者が安心して判断できるよう、不安をあおらず、事実を整理する編集方針を大切にしています。(※情報確認基準:2026年2月時点)
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