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国語の文章問題は、センスだけで解くものではありません。
本文中の根拠を探し、設問に合う形で答えるコツを知れば、中学生でも点数を上げられます。
この記事では、国語の文章問題が苦手な中学生と保護者に向けて、次のことをお伝えします。
- 文章問題で点数が取れない4つの理由
- 設問を先読みしてから本文を読む正しい手順
- 書き抜き・選択・記述など設問パターン別の解き方
- 定期テスト・高校受験で使える時間配分のコツ
- 間違えた問題の正しい復習方法
読み終えると、「次のテストから何をすればいいか」が具体的にわかります。▶文部科学省の中学校学習指導要領解説・国語編
| 悩み | 解決のコツ |
|---|---|
| 何を読めばいいかわからない | 設問を先に読む |
| 答えが見つからない | 傍線部の前後を見る |
| 選択問題で迷う | 本文と違う部分を消す |
| 記述が書けない | 本文の言葉を使う |
| 復習方法がわからない | 根拠に線を引く |
記事のポイント
「自分の頭」ではなく「本文中の根拠」を探すゲームと捉える
必ず「設問」を先に読んでから本文の宝探しをスタートする
設問パターン(書き抜き・選択・記述)ごとの型を守って答える
丸付け後、間違えた原因を3つに分類して3日後に解き直す
Contents
- 1 中学生の国語文章問題はコツを知れば解けるようになる
- 2 なぜ解けない?中学生が国語の文章問題で苦戦する4つの理由
- 3 国語の文章問題は全部読む?それとも先読み?正しい解き方の手順
- 4 【設問パターン別】国語の文章問題を解く具体的なテクニック
- 5 【ジャンル別】中学国語の文章問題を攻略する読み方のコツ
- 6 高校受験・定期テストで長文読解の時間が足りないときの対策
- 7 国語の点数が上がらない中学生がやってはいけない勉強法
- 8 間違えた模試や過去問が得意に変わる国語の正しい復習方法
- 9 【Q&A】中学生の国語文章問題の解き方のコツに関するよくある質問
- 10 まとめ:中学生の国語文章問題は解き方と復習法を知れば克服できる
- 11 執筆者プロフィール
中学生の国語文章問題はコツを知れば解けるようになる

国語の文章問題に苦手意識を持つ中学生は多くいますが、実は解き方にはルールがあります。
そのルールを知るだけで、点数は確実に変わります。
- 点数アップにはセンスではなく解き方のルールを知る
- 読解問題は本文の中から客観的な答えを探すゲーム
- 正しい手順を学べば誰でも再現性をもって正解できる
国語の文章問題は本文中の根拠を探す問題
国語の文章問題は、感想を書くテストではありません。
定期テストや高校受験の読解問題は、本文の中に書かれた情報を正確に読み取る問題です。
多くの読解問題では、答えの根拠は本文の中にあります。
ただし、自身の意見を問われる作文問題などは除きます。
私がこれまで学習塾で中学生を指導する中で、国語を苦手とする中学生に共通していたのは「答えを自分の頭の中で考えてしまう」という点でした。
正しくは、答えは本文の中にあるものを見つける作業です。
この認識を切り替えるだけで、多くの生徒が次のテストから点数を伸ばしています。

センスに関係なく読解問題の点数を上げられる理由
国語の点数は、生まれ持ったセンスや読書量だけでは決まりません。
テストで高得点を取るために必要なのは、設問のパターンに応じた解き方を覚えることです。
テスト問題は、誰が採点しても同じ答えになるよう作られています。
つまり、客観的な根拠を探す手順を学べば、再現性をもって正答を出せます。
国語の読解力は、正しい方法で練習すれば鍛えられる技術です。
なぜ解けない?中学生が国語の文章問題で苦戦する4つの理由

点数が取れない生徒には、共通した4つのパターンがあります。
まず自分がどのパターンに当てはまるかを確認してください。
- 要点や段落のつながりを意識せずなんとなく読んでいる
- 主人公の気持ちを自分の主観や経験で判断している
- 指定文字数や文末の指定など設問の条件を落としている
- 教科書や入試に出る抽象的な言葉の語彙力が足りない
理由1:文章を最初から最後までなんとなく読んでいる
文章をただ文字として追うだけでは、読み終えた後に内容が残りません。
要点や段落のつながりを意識せずに読んでいると、何が大切な部分かわからないまま設問に進んでしまいます。
このタイプの生徒には、まず音読を試してもらいます。
声に出して読むことで、内容の理解度が上がります。
読んだ内容を一言で言い直せるか確認しながら読む習慣も、能動的な読み方を身につける第一歩です。

理由2:自分の感情や経験で答えてしまう
国語の失点で最も多い原因が、自分の主観を答えに使ってしまうことです。
「こういう状況なら怒るはず」「普通はこう思う」という自分の感覚で解答すると、本文の内容とズレた答えになります。
例えば、主人公が「うんざりした」という場面で「悔しい」「怒っている」と答えてしまうのが典型例です。
答えは本文の言葉や描写から読み取るものであり、自分の感情を投影してはいけません。

理由3:設問の条件や文末のルールを見落としている
設問には「本文から〇文字で書き抜きなさい」「理由を説明しなさい」など、必ず条件が書かれています。
この条件を読み飛ばすと、答え方が合っていても点数になりません。
理由を問う問題では文末を「〜だから。」「〜ため。」で揃える必要があります。
名詞で終わるよう指定されているのに動詞で終えてしまうミスも頻繁に見られます。
設問の条件を守れるかどうかは、読解力とは別のルールの問題です。

理由4:中学国語に必要な語彙力が不足している
語彙力が不足すると、文章の意味を正確につかめません。
中学の教科書や入試問題には「中庸」「葛藤」「懐疑的」といった抽象度の高い言葉が多く出てきます。
こうした言葉の意味を曖昧なまま読み進めると、文脈を誤解したまま解答してしまいます。
語彙力は一朝一夕には身につきませんが、間違えた問題で出てきた言葉を一つずつ意味と一緒にメモしておくだけでも、着実に蓄積されていきます。
国語の文章問題は全部読む?それとも先読み?正しい解き方の手順

本文から先に読み始めるのは、実は非効率な解き方です。
正しい手順を身につけることで、読む時間を短縮しながら正答率を上げられます。
| 手順 | やること |
|---|---|
| STEP1 | 設問を先に読む |
| STEP2 | 接続詞・指示語に印をつける |
| STEP3 | 傍線部の前後から根拠を探す |
| STEP4 | 設問の条件と答え方を確認する |
ステップ1:まず設問を先に読み、読解のゴールを決める
本文を読む前に、必ず設問を先に確認してください。
何を問われているかを知ってから本文を読むと、答えに関係する部分に自然と注意が向きます。
逆に、何も知らないまま本文を読み始めると、どこが重要かわからないまま全体を読むことになります。
設問を先に読むだけで、本文を読む目的が明確になり、重要な箇所を見つけやすくなります。

ステップ2:本文を読むときは接続詞・指示語・くり返し出る言葉に印をつける
本文を読む際は、ペンを持って重要な箇所に印をつけながら読んでください。
印をつけるべき場所は次の3つです。
- 接続詞:「しかし」「だが」など逆接は△、「つまり」「なぜなら」などは□で囲む
- 指示語:「これ」「それ」「その」には下線を引き、指す内容を意識する
- くり返し出る言葉:同じ言葉や同じ意味の表現は丸で囲む(文章のテーマに直結する)
印をつけることで、文章の構造が視覚的に整理され、答えを探しやすくなります。

ステップ3:答えの根拠は傍線部の前後から探す
答えの根拠は、ほとんどの場合、傍線部の前後1〜2文の中にあります。
遠く離れた場所から探す必要はありません。
「なぜか」と問われたら傍線部の前(原因・理由)を確認し、「どういうことか」と問われたら傍線部の後(具体化・言い換え)に注目します。
傍線部の周辺を丁寧に読めば、ほとんどの問題で根拠を見つけられます。

ステップ4:最後に設問の条件と答え方を確認する
答えが決まったら、必ず設問の条件に照らし合わせて確認してください。
文字数制限・文末の形式・指定されたキーワードの有無をすべてチェックします。
確認作業を習慣にするだけで、ケアレスミスによる失点をほぼなくせます。
答えの内容が合っていても、条件を満たしていなければ点数になりません。解答後の確認は、得点を守る最後の砦です。
【設問パターン別】国語の文章問題を解く具体的なテクニック

設問の種類ごとに、使うべき解き方が異なります。パターンを覚えておけば、初めて見る問題でも対応できます。
| 設問パターン | 解き方のコツ |
|---|---|
| 書き抜き問題 | 一字一句そのまま抜き出す |
| 選択問題 | 間違いの根拠を見つけて消す |
| 記述問題 | 本文の言葉を組み合わせる |
| 指示語問題 | 直前の内容を探す |
| 接続詞問題 | 前後の関係を見る |
| 心情問題 | 行動・会話・表情を見る |
国語の書き抜き問題のコツ:一字一句と句読点まで本文通りに抜き出す
書き抜き問題は、本文の文字を一字一句、句読点まで正確に写すことが鉄則です。
自分なりに言葉を変えたり、句読点を省いたりすると、それだけで不正解になります。
書き抜き前に「何文字か」「どんな語尾で終わるか」という条件を問題用紙上で丸で囲んでから探し始めてください。
答えが見つからない場合は、いったん飛ばして最後に戻ると時間のロスを防げます。

選択問題のコツ:本文と違う部分を消して考える
選択問題は「正しいものを探す」のではなく、「間違っている箇所を見つけて消していく」方法で解いてください。
正しそうな選択肢を探すより、間違いを見つける方が確実です。
消すべき選択肢には3つのパターンがあります。
- 本文に書いていないこと
- 本文と逆のことを言っている
- 「常に」「すべて」など言い過ぎている表現が含まれるもの
2択で迷ったときは、選択肢の記述と本文を一語ずつ比べてください。

記述問題の答え方:本文の言葉を組み合わせ、指定の文末でそろえる
記述問題は、本文中のキーワードを組み合わせて答えを作る問題です。
自分の言葉だけで書こうとせず、本文の言葉を活用してください。
記述問題の採点は「必要な要素が含まれているか」で点数が加算される方式です。
完璧な文章でなくても、根拠となるキーワードが一つでも含まれていれば部分点を取れます。
文末は「〜から。」「〜ため。」など設問の指定に合わせて揃えることも忘れないでください。

指示語問題のコツ:「これ・それ」の前にある内容を探す
「これ」「それ」「その」などの指示語が指す内容は、必ず指示語の直前に書かれています。
指示語が出てきたら、その直前の一文を確認してください。
答えを作る際は、文末を「〜こと。」につながるよう名詞化して整えます。
例えば「SNSの普及により現代人が手軽に他者と繋がれるようになったこと」のように、内容を名詞化してまとめると自然な答えになります。

接続詞問題のコツ:前後の文の関係を考える
接続詞を選ぶ問題は、前の文と後の文の関係を考えることが出発点です。
接続詞の種類は、逆接(しかし・だが)・順接(だから・したがって)・言い換え(つまり・すなわち)の3つを押さえれば大半の問題に対応できます。
前の文がプラスの内容で後の文がマイナスの内容なら「逆接」、前の文の結果が後の文に来るなら「順接」です。
感覚で選ばず、必ず前後の意味を確認してから選ぶ習慣をつけてください。
| 接続詞の種類 | 代表的な言葉 | つなぐ意味と役割 |
|---|---|---|
| 逆接(ぎゃくせつ) | しかし、だが、けれども、ところが | 前の文章と反対・逆の内容を後ろに続ける。(※筆者の本音が来やすい最重要ポイント) |
| 順接(じゅんせつ) | だから、したがって、そのため、そこで | 前の文章が「原因・理由」となり、後ろに「結果・結論」が来る。 |
| 言い換え・総括 | つまり、すなわち、要するに | 前の文章を分かりやすく整理したり、一言でまとめたりする。 |
| 例示(れいじ) | たとえば | 前の文章に対する具体的な例を後ろに挙げる。 |
| 添加(てんか) | また、さらに、そのうえ、しかも | 前の内容に、新しい情報をプラスして付け足す。 |
| 選択(せんたく) | あるいは、それとも、または | 前後の内容を比べて、どちらかを選ぶ関係にする。 |
心情問題のコツ:行動・会話・表情から気持ちの変化を読む
登場人物の心情は、本文に書かれた行動・会話・表情の描写から読み取ります。
「きっとこう感じているはず」という想像ではなく、本文に書かれた客観的な事実を根拠にしてください。
心情変化の問題では、
- 変化前の行動や表情
- 変化のきっかけとなった出来事
- 変化後の行動や表情
3つを順番に本文から抜き出します。
この3点を揃えて組み合わせると、心情の変化を正確に説明できます。
【ジャンル別】中学国語の文章問題を攻略する読み方のコツ

文章のジャンルによって、どこに注目して読むかが変わります。
ジャンル別の読み方を知ることで、問題を解くスピードと精度が上がります。
- 説明文は話題と具体例とまとめを分けて読み進める
- 論説文は筆者が最も主張したいこととその理由を追う
- 物語文は時間や場所の変化に注目して心情変化を追う
中学国語の説明的な文章のコツ:話題・具体例・まとめを分けて読む
説明的な文章は「話題提示」「具体例」「まとめ」の3層構造で書かれています。
読む際はこの3つを意識して分けながら読み進めてください。
設問で問われるのは「筆者の言いたいこと」であり、それは「まとめ」の段落に集中しています。
具体例はあくまで理解を助ける部分なので、そこに時間をかけすぎないことが大切です。

論説文の読み方:筆者の主張と理由を見つける
論説文では、「筆者の主張」と「その理由・根拠」をセットで見つけることが重要です。
筆者は何が言いたいのか、そしてなぜそう言えるのかを常に意識して読んでください。
「なぜなら」「その理由は」という言葉が出てきたら、必ずその後に理由が続きます。
主張と理由をペンで線で結びながら読むと、文章の論理的な流れが整理されます。

物語文・小説の読み方:場面の変化と心情の変化を追う
物語文では、場面の転換と登場人物の心情の変化を同時に追うことが大切です。
「翌朝」「放課後」など時間や場所の変化が起きた段落に境界線を引いてください。
場面が変わるたびに登場人物の気持ちがどう変わっているかを確認します。
場面転換と心情変化を一緒に整理しておくと、心情問題のほとんどに対応できます。
高校受験・定期テストで長文読解の時間が足りないときの対策

時間が足りなくなる原因の多くは、時間管理への意識不足です。
試験開始前から戦略を立てておくことが重要です。▶高校受験国語の勉強法はこちら
- 試験開始の1分間で各大問の時間配分を決定する
- 10秒考えて解法が浮かばない問題は迷わず飛ばす
- 記述問題は完璧を目指さず部分点狙いでキーワードを書く
- 配点が高く得点源になりやすい作文の時間を残す
大問ごとの時間配分を決めてから解き始める
試験が始まったら、最初の1分間で全体の時間配分を決めてください。
行き当たりばったりで解き始めると、気づいたときには残り時間が足りなくなります。
50分の試験であれば、漢字・文法5分、古文10分、小説10〜15分、論説文15分、作文5〜10分が目安です。
特に配点の高い記述・作文の時間を最後に必ず確保しておくことが、得点を守るポイントです。

解ける問題から先に解いて失点を防ぐ
問題冊子の最初から順番通りに解く必要はありません。
10秒考えても解き方が浮かばない問題は、即座に飛ばして次へ進んでください。
試験の後半に簡単な問題が配置されているケースもあります。
全体を一度見渡してから取りかかることで、確実に点数を取れる問題を先に回収できます。

記述問題は空欄にせず部分点を狙う
記述問題を白紙で出すことは、最も避けるべきミスです。
完璧に書けなくても、本文から関連するキーワードを一つでも書けば部分点が取れます。
「完璧に書けないから書かない」という判断は禁物です。
記述問題では、根拠となる語句を含めることで、部分点につながる可能性があります。
不完全でも書き残すことが、記述問題の得点戦略です。

作文がある場合は書く時間を必ず残す
作文は配点が大きく、形式を守れば高得点を狙いやすい問題です。
時間切れで白紙にすることは大きな失点につながります。
都立高校入試など多くの入試では、論説文のテーマと作文のテーマが一致しています。
論説文を読む際に作文の構成も同時に考えておくと、作文にかかる時間を大幅に減らせます。
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国語の点数が上がらない中学生がやってはいけない勉強法

間違った勉強法を続けていると、どれだけ時間をかけても点数は上がりません。
やってはいけない勉強法を知ることも、成績向上に欠かせません。
- 丸付けのあとに正解の答えを書き写して終わりにする
- 消去法などの解法テクニックを学ばず読書量に頼る
- 正しいルールを知らないまま問題の演習量だけ増やす
- 本文の根拠を確認せず直感や感覚で選択肢を選ぶ
答えを見て終わりにする
答え合わせをして赤ペンで正解を書き写すだけの勉強では、読解力は一切伸びません。
「なぜその答えになるのか」「本文のどこが根拠か」を確認しなければ、同じミスを繰り返します。
私が塾の現場で指導してきた中で、成績が上がらない生徒の多くがこの勉強法をしていました。
答えを見た後に本文の根拠を自分の指で指し示せるかどうかを確認する習慣を持つだけで、復習の質が劇的に変わります。

読書だけで国語力や読解力を上げようとする
読書は語彙力や背景知識を養う土台になりますが、それだけではテストの点数には直結しません。
テストで点数を取るためには、選択肢の消去法や要素採点のルールといった「解く技術」が別途必要です。
どれだけ本を読んでいても、記述問題の答え方や書き抜き問題のルールを知らなければ点数は上がりません。
読書(土台)と問題演習(技術)の両方を組み合わせることが必要です。

解き方のルールを覚えずに問題量だけ増やす
解き方を理解しないまま問題だけをこなしても、誤った読み方の癖が強くなるだけです。
量をこなすことよりも、一問一問の解き方が正しいかどうかを確認することの方が大切です。
間違えた問題の根拠を確認し、解き方のどこが間違っていたかを理解してから次の問題に進んでください。
正しい解法のルールを一つずつ定着させることで、初めて演習量が成果につながります。

本文を読まずに感覚で選択肢を選ぶ
「なんとなくこれが良さそう」という直感で選択肢を選ぶ習慣は、国語の点数を安定させる最大の妨げです。
この解き方を続けている限り、点数は問題の難易度や相性によって毎回大きく変動します。
本文に根拠がある選択肢だけを選ぶというルールを守ってください。
直感ではなく根拠で選ぶ習慣が身につくと、点数が安定します。
間違えた模試や過去問が得意に変わる国語の正しい復習方法

国語の復習は、他の教科と方法が異なります。
正しい復習を積み重ねることで、苦手だった問題が得点源に変わります。
- 解説に書かれた正解の根拠を本文の中で指し示す
- ミスの原因を読み落としと条件ミスと語彙不足に分ける
- 選択肢の復習では不正解の選択肢がダメな理由を考える
- 復習した3日後に同じ問題をノーヒントで解き直す
解説を読み、本文中の根拠に線を引く
間違えた問題を復習するときは、解説に書かれた根拠の一文を本文から見つけて線を引いてください。
解説を読むだけで終わらせず、本文上で根拠の場所を確認することが重要です。
その箇所と傍線部がどのように結びついているか(因果関係・言い換えなど)を視覚的に確認することで、次に同じタイプの問題が出たときに根拠を探せるようになります。

間違えた原因を読み落とし・条件ミス・語彙不足に分ける
間違えた原因を曖昧にせず、3つのカテゴリーに分類して記録してください。
- 読み落とし:傍線部の前後を確認せず遠い場所から答えを探した、接続詞を見落とした
- 条件ミス:文字数や文末指定を無視した、句読点を省いた
- 語彙不足:本文や選択肢に出てきた言葉の意味がわからなかった
原因を分類することで、自分がどのタイプのミスをしやすいかが明確になり、重点的に練習すべき内容が見えてきます。

選択問題は不正解の理由まで確認する
復習では、正解の選択肢だけでなく、間違いの選択肢がなぜ不正解かを説明できるようにしてください。
「この選択肢は本文のここと言い過ぎの関係だからバツ」「こちらは因果関係が逆だからバツ」という形で、全選択肢に対して理由を言語化します。
この練習を続けると、選択肢を消去する精度が上がり、2択で迷う状況が大幅に減ります。

3日後に同じ問題をノーヒントで解き直す
復習直後はまだ解き方を覚えているため、3日後に同じ問題をもう一度解き直すことが必要です。
書き込みのない問題用紙を使い、解説を見ずに自力で解いてください。
答えを覚えているかではなく、本文の根拠を自分で指し示せるかどうかを確認することが目的です。
根拠を指し示せれば、その問題タイプは本当に身についたといえます。
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【Q&A】中学生の国語文章問題の解き方のコツに関するよくある質問

中学生の国語文章問題の解き方で、多くの人が迷いがちなポイントをQ&A形式でまとめました。
「やってはいけない勉強法」や「国語力を効率よく伸ばすコツ」など、日々の学習に今すぐ役立つ疑問に答えます。
Q.中学生がやってはいけない勉強法は?
中学生がやってはいけない勉強法は、答えを見て終わりにする勉強です。
国語の文章問題は、なぜその答えになるのかを本文から確認することで初めて力がつきます。
解き方のルールを学ばずに問題量だけ増やすことや、本文を根拠にせず感覚で選択肢を選ぶことも、成績の伸びを妨げる原因です。

Q.中学生が国語力を伸ばす方法は?
中学生が国語力を伸ばすには、主観を捨て、本文中の根拠だけを答えの証拠として使う練習を積み重ねることです。
日頃から接続詞や指示語に印をつけながら文章を読み、設問を解く際は必ず「根拠となる一文を本文から指し示せるか」を確認する習慣を続けてください。
正しい解き方を一つずつ身につけることが、最も確実な方法です。

Q.小学生のうちにやっておくべき国語の文章問題のコツはありますか?
小学生のうちにやっておくべきことは、主語と述語の関係を意識して短い文章を正確に読む練習です。
読んだ本や文章を「一言でどんな話か」と要約する習慣も効果的です。
小学生のうちは本を楽しんで読むことを大切にし、中学生になってから「筆者の主張と客観的事実を分けて読む」技術を学ぶという順序が、国語力を着実に育てます。

Q.数学の文章問題のコツが知りたい中学生にも国語力は関係ありますか?
数学の文章問題が解けない場合、計算力よりも問題文を正確に読む国語力が原因であるケースが多くあります。
数学の文章問題は、問題文の条件を正確に読み取って式を組み立てる作業です。
問題文の読み方が曖昧だと、どれだけ計算が得意でも正しい式を立てられません。
国語の読解力を鍛えることは、数学の文章問題の得点向上にも直接つながります。
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まとめ:中学生の国語文章問題は解き方と復習法を知れば克服できる

国語の文章問題は、センスや読書量だけで決まるものではありません。
解き方と復習法を正しく知ることで、誰でも点数を伸ばせる教科です。
この記事でお伝えしたポイントを振り返ります。
- 多くの読解問題では、答えの根拠は本文の中にある
- 設問を先読みしてから本文を読む
- 書き抜き・選択・記述はパターン別に解き方が違う
- 間違えた問題は「読み落とし・条件ミス・語彙不足」で原因を分類する
- 3日後に同じ問題をノーヒントで解き直す
「本文の根拠を見つけて、設問の条件通りに答える」というシンプルなルールを徹底すれば、国語は安定して点数を取れる教科になります。 今日から一つずつ、実践してみてください。
執筆者プロフィール

※この記事は、学習塾で国語指導を長年担当してきた田中彩乃が担当しています。
小説文・論説文・古文・漢文・作文対策まで幅広く指導し、読解力を伸ばす実践的な学習法を発信しています。
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