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今回のお悩みはこちら。

学科の選び方が分からない
どんな学科があるのか知りたい
今回は、高校の学科と高校の種類について説明します。

高校受験に向けて高校の学科選びに迷っていませんか?
「学科が多すぎてよく分からない」と言ったご質問を多く、この記事で紹介する「高校の学科と種類をわかりやすく専門家が解説」を読めば誰でも理解できる内容となっています。
なぜなら、進路アドバイザーの立場として保護者様に説明していた内容だからです。
この記事では、高校の学科の種類と特徴についてまとめています。
記事を読み終わると、高校の学科についての理解が深まるとても参考になる記事です。
今回は以下の悩みを解消する記事となっています。
読み終えるとわかること
高校の学科の選び方
高校のいろいろな学科の種類と特徴をまとめてみました
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Contents
高校の学科と種類をわかりやすく専門家が解説


最初の章では、高校の学科の選び方について記事にしてみました。
学科を選ぶポイントを3つまとめてみました。
- 高校卒業後の進路で学科を決める
- やりたいことのある学科を選ぶ
- 専門的な技術を学べる学科を選ぶ
高校卒業後の進路で学科を決める
中学生が志望校選びをする時には、どこの学校どの学科を選択したら良いのか真剣に悩みます。
なぜなら、中学生の多くが将来の夢や、やりたいことが明確になってないからです。
将来の夢や、やりたいことが明確になっている場合は、その実現のために必要な学科を選択することをおすすめします。
しかし、まだ決まってないようであれば、将来の選択肢を増やす選択をすることが大切です。
大学に進学を考えているのか、それとも、就職を考えているのか?この2つに絞って選択するのも学科選びの大きなヒントになります。
やりたいことのある学科を選ぶ
例えば、具体的に将来なりたい職業がある場合などは、それに必要な資格や知識を調べる必要があります。
その職業に就くには、どんな資格が必要なのか?どんな知識が必要なのか?を調べてください。
そうすると自分の行きたい学科が見えてくる可能性があります。
具体的な例として、将来、看護師になりたいので、看護科がある高校に進学を希望する。
あるいは、美術系の職業に興味があるため、美術科が設置してある学校を志望するなどがあります。
専門的な技術を学べる学科を選ぶ
高校でのやりたいことが、学業よりも専門的な技術を身につけたいと思う生徒もいます。
そういった場合は、工業系の学科や商業系の学科に行くことで、機械の知識や簿記の知識などを学校で学べます。
高校によっては、在学中に資格を取ることを推奨している学校も多くあります。
卒業後は、高校で得た専門的な知識を生かしてすぐに社会で活躍できるようになります。
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高校のいろいろな学科の特徴を紹介


高校の学科の特徴について記事にしてみました。
以下の学科についてまとめてみました。
- 普通科の特徴
- 工業学科の特徴
- 商業学科の特徴
- 農業学科の特徴
- 看護学科の特徴
- 美術・音楽学科の特徴
普通科の特徴
大学の進学を目指すのであれば普通科が一般的です。
普通科とは,国語,地理歴史,公民,数学,理科,保健体育,芸術,外国語,家庭,情報という「各学科に共通する各教科・科目」を主に学習する学科です。
高校1年生の時は全員が同じ科目の授業を受け,2年生からは「類型」などに分かれて学ぶ学校が多くあります。
「類型」とは,文系・理系のことで、高校に入学した後,自分の興味や関心,進路希望などに応じてじっくりと考えて選ぶことができるものです。
工業学科の特徴
工業科では、「ものづくり」 の現場で必要とされる工業に関する知識や技術・技能などを、工業の各分野に関する専門の科目について学びます。
工業教育に力を入れている高校・学科は、将来工業系の大学などに進みたい人、工業系の職業に就きたい人などに向いています。
工業技術者として、自ら創意工夫をすることができるとともに、技術者として求められる安心・安全な製品をつくることに考えを深め、ものづくり産業を支える実践的な技術・技能をあわせもった技術者になることができます。
工業系の学科は就職率が高いのが特徴です。
商業学科の特徴
商業科での主な学習内容は商業科目を学ぶ点が特徴となっております。
商業科目には、商業の基礎を学ぶ「ビジネス基礎」、企業の取引を記録する「簿記」、パソコンでデータ処理を行う「情報処理」など、社会に出てから必要となる実学(実践力)を身に付けることができます。
商業教育に力を入れている高校・学科は、将来商業系の大学などに進みたい人、商業系の職業につきたい人などに向いています。
商業科も就職率が高いのが特徴です。
農業学科の特徴
農業経営者や農業技術者、または農業関連産業の従事者となる人に必要な、農業に関する専門的な知識や技術、経営技術などを学ぶことを、おもな目標としています
農業科の中でも、細かく学科が分かれていて、農業・林業・畜産・園芸などがあります。
各学科ともその分野の知識と技術を身につけるために必要な授業が多く、それぞれの実験や実習にも力を入れています。
また、最近ではバイオテクノロジー、食品の安全、都市園芸など、人気のある社会のニーズに対応した内容を学べる高校・学科も増えてきました。
さまざまな技術や資格を取得して、直接将来につなげていけることが農業学科の魅力です。
看護学科の特徴
看護師になるには、いろいろなルートがあります。
一般的には看護系の大学や短大を卒業して国家試験を受けるのが最近の主流ですが、高校の看護科・衛生看護科など看護系の専門学科に入って専門技術や知識を身につけ、卒業後に看護師資格を得る道もあります。
高等学校衛生看護科は、看護師養成の制度上、准看護師養成課程として位置付けられ、また、その専攻科は看護師養成課程(2年課程)として位置付けられています。
高等学校の看護に関する学科での教育は,最も早く看護師の資格が取得できるため,高等学校進学時に将来の目標がはっきり定まっている人には最適のコースといえます。
音楽・美術の学科の特徴
音楽科では、音楽の広い範囲における基礎的な知識を習得することができます。
音楽科の3年間では、一般教科のほか、学校の授業の中で専攻や副科の個人レッスン、ソルフェージュ、音楽理論、音楽史、アンサンブル等、音楽家になるために必要な科目が、学べるカリキュラムが組まれています。
美術科は、広く美術全般にわたって基礎的な知識・技能に習熟するとともに、進学できる力も養い、作家や美術職業人として必要な豊かな人間性を養い、現代社会の要求に応えることのできる人材の育成を目指しています。
音楽科も美術科も設置している学校が少ないのが現状です。
国際系の学科の特徴
国際系の学科を設置する目的は、「国際的に活躍できる人材を養成するため」「国際的に通用する教養を涵養し、国際的な見地をもつための教育を行うため」とされています。
普通科における教育内容と比較して、英語を中心とする語学教育が強化されています。
高校によっては、第二外国語教育や留学をカリキュラムに組み込むこともあります。
また、帰国生徒や留学生の受け入れ先としての機能も果たしています。
理数系学科の特徴
科学技術系の人材を育成する目的で、理科や数学を重点的に学べる高校・学科があります。
理数科は、その名の通り、理系の勉強をする学科となります。
学習内容は、理科・数学の授業が普通科の約2倍と多く、実験・観察を重視した内容で、進度も速いです。
特に私立高校では、「理系特進コース」などと位置づけて大学の進学に力を入れているところがあります。
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学科別生徒数


最後の章では、高校の学科別生徒数を見てみましょう。
学科別生徒数
普通科 | 2,198,699 | 73.32% |
工業学科 | 220,357 | 7.35% |
商業学科 | 171,088 | 5.70% |
総合学科 | 163,539 | 5.45% |
農業学科 | 72,566 | 2.42% |
理数学科 | 24,810 | 0.83% |
看護学科 | 13,226 | 0.44% |
音楽・美術学科 | 11,022 | 0.37% |
外国語学科 | 10,593 | 0.35% |
その他の学科 | 113,030 | 3.77% |
2,998,930 |
文部科学省:「令和3年度学校基本調査」(全日制・定時制)高等学校 小学科別生徒数(本科)より
まとめ:高校の学科と種類をわかりやすく専門家が解説


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、高校の学科と種類をわかりやすく進路アドバイザーが解説 は参考になりましたでしょうか?
高校の学科と種類について理解できました。

以上、高校の学科と種類をわかりやすく専門家が解説でした。
まとめ
高校の学科の選び方
高校のいろいろな学科の種類と特徴をまとめてみました