こんにちは、塾オンラインドットコム「合格ブログ」のGOGOです。
小学生と中学生向けに、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
学科の選び方が分からない
どんな学科があるのか知りたい
今回は、高校の学科と高校の種類について説明します。
高校受験に向けて高校の学科選びに迷っていませんか?
「学科が多すぎてよく分からない」と言ったご質問を多く、この記事で紹介する「【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイント」を読めば誰でも理解できる内容となっています。
なぜなら、進路アドバイザーの立場として保護者様に説明していた内容だからです。
この記事では、高校の学科の種類と特徴についてまとめています。
記事を読み終わると、高校の学科についての理解が深まるとても参考になる記事です。
※この記事には一部PRが含まれます。
読み終えるとわかること
高校の学科の選び方
高校のいろいろな学科の種類と特徴をまとめてみました
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Contents
【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイント
最初の章では、高校の学科の選び方について記事にしてみました。
学科を選ぶポイントを4つまとめてみました。
- 高校卒業後の進路で学科を決める
- やりたいことのある学科を選ぶ
- 専門的な技術を学べる学科を選ぶ
- 偏差値で学科を選ぶ
高校卒業後の進路で学科を決める
中学生が志望校選びをする時には、どこの学校どの学科を選択したら良いのか真剣に悩みます。
なぜなら、中学生の多くが将来の夢や、やりたいことが明確になっていないからです。
将来の夢や、やりたいことが明確になっている場合は、その実現のために必要な学科を選択することをおすすめします。
しかし、まだ決まっていないようであれば、将来の選択肢を増やす選択することが大切です。
大学に進学を考えているのか、それとも、就職を考えているのか?この2つに絞って選択するのも学科選びの大きなヒントになります。
参考記事:高校受験で志望校が決まらない人【必見】志望校の決め方と決まらない時の解決法
やりたいことのある学科を選ぶ
例えば、具体的に将来なりたい職業がある場合などは、それに必要な資格や知識を調べる必要があります。
その職業に就くには、どんな資格が必要なのか?どんな知識が必要なのか?を調べてください。
そうすると自分の行きたい学科が見えてくる可能性があります。
具体的な例として、将来、看護師になりたいので、看護科がある高校に進学を希望する。
あるいは、美術系の職業に興味があるため、美術科が設置してある学校を志望するなどがあります。
参考記事:内申点の付け方がわかる|知っておきたい内申点の仕組みや決め方
専門的な技術を学べる学科を選ぶ
高校でのやりたいことが、学業よりも専門的な技術を身につけたいと思う生徒もいます。
そういった場合は、工業系の学科や商業系の学科に行くことで、機械の知識や簿記の知識などを学校で学べます。
高校によっては、在学中に資格を取ることを推奨している学校も多くあります。
卒業後は、高校で得た専門的な知識を生かしてすぐに社会で活躍できるようになります。
参考記事:【高校受験】面接対策の必勝ポイント!これで安心です。
偏差値で学科を選ぶ
学科選びで偏差値を参考にする場合は、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
【偏差値はあくまでも目安】
偏差値は、高校入試の難易度を示す指標ですが、あくまでも目安です。偏差値が高いからといって、必ずしも自分に合った学科とは限りません。
【自分の学力や目標に合わせる】
偏差値は、あくまでも自分の学力と比較して考えましょう。自分の学力よりも偏差値の高い学科を目指すと、勉強が難しすぎて挫折してしまう可能性もあります。
【学校の特色やカリキュラムもチェック】
偏差値だけでなく、学校の特色やカリキュラムもチェックしましょう。偏差値が高いからといって、自分の興味や関心に合った学科とは限りません。
【学校見学や説明会に参加する】
偏差値だけでなく、実際に学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめましょう。
学科選びで偏差値を参考にする場合は、上記のポイントを押さえて、自分の学力や興味に合った学科を選ぶようにしましょう。
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【高校受験】学科選びの流れについて
具体的に学科を選ぶ場合には、以下の流れで学科選びを進めるとよいでしょう。
1.自分の学力や目標を明確にする
まずは、自分の学力や目標を明確にしましょう。国語や数学、英語など、どの教科の成績が得意なのか、将来はどんな職業に就きたいのかなどを考えてみましょう。
2.偏差値を参考にして、志望校を絞る
自分の学力や目標を踏まえて、偏差値を参考にして、志望校を絞りましょう。偏差値表や学校のホームページなどで、各校の偏差値や特色、カリキュラムなどを調べてみましょう。
3.学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめる
志望校が絞れたら、学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめましょう。実際に学校を訪れて、授業や部活動の様子を見たり、先生や在校生と話をしたりすることで、より具体的なイメージができるでしょう。
上記の3つのステップを踏まえて、志望校を決定しましょう。
偏差値だけでなく、自分の学力や興味、学校の特色やカリキュラムなどを総合的に考慮して、自分に合った学科を選びましょう。
学科の選び方!普通科系の学科の特徴
普通科系学科の特徴
普通科は、幅広い教養を身につけることを目的とした学科。
国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語(英語)、保健体育、家庭、芸術、情報、理数および総合的な探究の時間を履修し、基礎的な知識や技能が身につきます。
また、学年が上がると、文系・理系などの類型に分かれ、自分の興味や進路に合わせて学習できます。
2022年度(令和4年度)から、普通科以外の学科でも普通教育を主とする学科を設置できるようになりました。
SDGsやSociety5.0、地域社会など、現代社会が抱える課題を解決に導く人材を育成するための学科が新設されています。
普通科単位制は、学年制の高校と異なり、学年ごとに履修する科目が決まっていないのが特徴です。
生徒は、自分の興味や関心、進路希望に合わせて、学年を超えて多様な科目を選択して学べます。
参考記事:【高校受験生】中学3年生の受験までの1年間のスケジュールを確認する!
普通科単位制の特徴
普通科高校は、学年制と単位制の2種類があります。
学年制の高校では、学年ごとに履修する科目が決まっていますが、単位制の高校では、必履修科目を中心に、自分の興味や関心、進路希望に合わせて、学年を超えて多様な科目を選択できます。
単位制の高校の特徴は、以下の3つが挙げられます。
自分の興味や関心を深く学べる
単位制の高校では、生徒は自分の興味や関心に合わせて、科目を選択できます。そのため、自分の好きなことや得意なことに集中して学べ、学びを深められます。
進路の選択肢を広げられる
単位制の高校では、幅広い科目を学べるため、進路の選択肢が広がります。大学進学や就職など、自分の将来の夢や目標に合わせて、必要な科目が学べます。
主体性や自律性を養える
単位制の高校では、生徒は自分の学習計画を自分で立て、学習を進めていく必要があります。そのため、主体性や自律性を養えます。
単位制の高校は、生徒一人ひとりの個性や能力を伸ばし、将来の活躍を応援する教育システムです。
国際系・外国語系学科・理数系学科の特徴について
学科の選び方!国際系・外国語系学科の特徴について
グローバル化が進む中、国際社会で活躍できる人材の育成が求められています。
そこで、国際系・外国語系学科では、英語力や異文化理解力を身につけ、グローバルな視野で物事を考えられる人材を育成することを目指しています。
具体的な取り組みとしては、以下のようなものが挙げられます。
英語教育の強化
英語を積極的に使用した授業や、ネイティブスピーカーの教員による授業など、英語力を向上させるための取り組みが盛んです。
異文化理解教育
海外研修や国際交流などの機会を積極的に設け、異文化理解を深める取り組みが進められています。
国際的な視野の育成
国際問題やグローバル社会の課題について学ぶことで、国際的な視野を養う取り組みが行われています。
国際系・外国語系学科は、グローバル化が進む現代社会において、将来の活躍につながる学びを提供する学科です。
理数系学科の特徴
理数系学科は、理科と数学の学習を重視する学科です。
理科では、物理学、化学、生物学、地学などの基礎的な知識と実験・観察の技能を身につけ、数学では、論理的な思考力や問題解決力を養います。
理数系学科の特徴は、以下の3つが挙げられます。
理科と数学の学習を重視する
理科と数学は、自然科学や工学、情報科学などの基礎となる学問です。理数系学科では、これらの学問を深く学ぶことで、将来の進路に有利になります。
実験・観察や演習を重視する
理科では、実験・観察や演習を通じて、理論と実践の両方を学びます。数学では、演習を通じて、論理的な思考力や問題解決力を養います。
思考力や表現力を養う
理科と数学は、論理的な思考力を養う学問です。また、理科では、実験・観察の結果をまとめるなどの表現力も養います。
理数系学科は、理科や数学が好きで、将来理系の分野で活躍したいと考えている人に向いています。
理数系学科を卒業すると、大学の理系学部や工学部、情報学部などに進学する人が多い。
また、理数系学科は、論理的思考力や問題解決力、表現力など、将来のあらゆる分野で役立つ能力が身につきます。
高校の専門性の高い学科の特徴を紹介
高校の学科の特徴について記事にしてみました。
以下の学科についてまとめてみました。
- 普通科の特徴
- 工業学科の特徴
- 商業学科の特徴
- 農業学科の特徴
- 看護学科の特徴
- 美術・音楽学科の特徴
普通科の特徴
大学の進学を目指すのであれば普通科が一般的です。
普通科とは、国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報という「各学科に共通する各教科・科目」を主に学習する学科です。
高校1年生の時は全員が同じ科目の授業を受け、2年生からは「類型」などに分かれて学ぶ学校が多くあります。
「類型」とは、文系・理系のことで、高校に入学した後、自分の興味や関心、進路希望などに応じてじっくりと考えて選べます。
参考記事:高校の学校説明会に参加して志望校を決める7つのポイントを紹介!
工業学科の特徴
工業科では、「ものづくり」 の現場で必要とされる工業に関する知識や技術・技能などを、工業の各分野に関する専門の科目について学びます。
工業教育に力を入れている高校・学科は、将来工業系の大学などに進みたい人、工業系の職業に就きたい人などに向いています。
工業技術者として、自ら創意工夫できるとともに、技術者として求められる安心・安全な製品をつくることに考えを深め、ものづくり産業を支える実践的な技術・技能をあわせもった技術者になれるでしょう。
工業系の学科は就職率が高いのが特徴です。
参考記事:【中学生】オンライン個別指導塾おすすめ15選!忙しい中学生も頑張れる!
商業学科の特徴
商業科での主な学習内容は商業科目を学ぶ点が特徴となっております。
商業科目には、商業の基礎を学ぶ「ビジネス基礎」、企業の取引を記録する「簿記」、パソコンでデータ処理を行う「情報処理」など、社会に出てから必要となる実学(実践力)を身に付けるられる。
商業教育に力を入れている高校・学科は、将来商業系の大学などに進みたい人、商業系の職業につきたい人などに向いています。
商業科も就職率が高いのが特徴です。
農業学科の特徴
農業経営者や農業技術者、または農業関連産業の従事者となる人に必要な、農業に関する専門的な知識や技術、経営技術などを学ぶことを、おもな目標としています
農業科の中でも、細かく学科が分かれていて、農業・林業・畜産・園芸などがあります。
各学科ともその分野の知識と技術を身につけるために必要な授業が多く、それぞれの実験や実習にも力を入れています。
また、最近ではバイオテクノロジー、食品の安全、都市園芸など、人気のある社会のニーズに対応した内容を学べる高校・学科も増えてきました。
さまざまな技術や資格を取得して、直接将来につなげていけることが農業学科の魅力です。
看護学科の特徴
看護師になるには、いろいろなルートがあります。
一般的には看護系の大学や短大を卒業して国家試験を受けるのが最近の主流ですが、高校の看護科・衛生看護科など看護系の専門学科に入って専門技術や知識を身につけ、卒業後に看護師資格を得る道もあります。
高等学校衛生看護科は、看護師養成の制度上、准看護師養成課程として位置付けられ、また、その専攻科は看護師養成課程(2年課程)として位置付けられています。
高等学校の看護に関する学科での教育は、最も早く看護師の資格が取得できるため、高等学校進学時に将来の目標がはっきり定まっている人には最適のコースといえます。
参考記事:中学生におすすめ!タブレット学習教材9選|入会金・料金比較
音楽・美術の学科の特徴
音楽科では、音楽の広い範囲における基礎的な知識を習得できます。
音楽科の3年間では、一般教科のほか、学校の授業の中で専攻や副科の個人レッスン、ソルフェージュ、音楽理論、音楽史、アンサンブル等、音楽家になるために必要な科目が、学べるカリキュラムが組まれています。
美術科は、広く美術全般にわたって基礎的な知識・技能に習熟するとともに、進学できる力も養い、作家や美術職業人として必要な豊かな人間性を養い、現代社会の要求に応えることのできる人材の育成を目指しています。
音楽科も美術科も設置している学校が少ないのが現状です。
参考記事:【英語塾】中学生におすすめ!個別指導塾&オンライン塾|英語の成績アップ
国際系の学科の特徴
国際系の学科を設置する目的は、「国際的に活躍できる人材を養成するため」「国際的に通用する教養を涵養し、国際的な見地をもつための教育を行うため」とされています。
普通科における教育内容と比較して、英語を中心とする語学教育が強化されています。
高校によっては、第二外国語教育や留学をカリキュラムに組み込むこともあります。
また、帰国生徒や留学生の受け入れ先としての機能も果たしています。
理数系学科の特徴
科学技術系の人材を育成する目的で、理科や数学を重点的に学べる高校・学科があります。
理数科は、その名の通り、理系を勉強する学科となります。
学習内容は、理科・数学の授業が普通科の約2倍と多く、実験・観察を重視した内容で、進度も速い。
特に私立高校では、「理系特進コース」などと位置づけて大学の進学に力を入れているところがあります。
学科別生徒数
最後の章では、高校の学科別生徒数を見てみましょう。
学科別生徒数
普通科 | 2,198,699 | 73.32% |
工業学科 | 220,357 | 7.35% |
商業学科 | 171,088 | 5.70% |
総合学科 | 163,539 | 5.45% |
農業学科 | 72,566 | 2.42% |
理数学科 | 24,810 | 0.83% |
看護学科 | 13,226 | 0.44% |
音楽・美術学科 | 11,022 | 0.37% |
外国語学科 | 10,593 | 0.35% |
その他の学科 | 113,030 | 3.77% |
2,998,930 |
文部科学省:「令和3年度学校基本調査」(全日制・定時制)高等学校 小学科別生徒数(本科)より。
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参考記事:【そら塾の口コミ・評判】ひどい?塾経験者が徹底調査した結果は?
まとめ:【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイント
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、「【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイント」 は参考になりましたでしょうか?
高校の学科と種類について理解できました。
以上、【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイントでした。
まとめ:【高校受験】学科選びで失敗しないための4つのポイント
まとめ
高校受験の学科選びは、高校生活や将来の進路に大きく関わる重要な選択です。自分に合った学科を選ぶためには、以下のポイントを押さえましょう。
自分の学力や興味・関心を把握する
まずは、自分の学力や興味・関心を把握しましょう。国語や数学、英語など、どの教科の成績が得意なのか、将来はどんな職業に就きたいのかなどを考えてみましょう。
学校の特色やカリキュラムを調べる
自分の学力や興味・関心を把握したら、学校の特色やカリキュラムを調べましょう。偏差値表や学校のホームページなどで、各校の偏差値や特色、カリキュラムなどを調べてみましょう。
進路指導の先生に相談する
自分の学力や目標がわからない場合は、進路指導の先生に相談しましょう。先生は、生徒一人ひとりの学力や適性などを把握しているので、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
学校見学や説明会に参加する
学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめましょう。実際に学校を訪れて、授業や部活動の様子を見たり、先生や在校生と話をしたりすることで、より具体的なイメージができるでしょう。
偏差値だけでなく、自分の学力や興味、学校の特色やカリキュラムなどを総合的に考慮して、自分に合った学科を選ぶ
偏差値はあくまでも目安です。偏差値が高いからといって、必ずしも自分に合った学科とは限りません。自分の学力や興味、学校の特色やカリキュラムなどを総合的に考慮して、自分に合った学科を選びましょう。
また、学科選びで迷ったら、進路指導の先生に相談したり、学校見学や説明会に参加したりして、情報収集を進めましょう。また、自分に合った学科を選ぶためには、早めに学科選びを始めることが大切です。
具体的な流れとしては、以下のとおりです。
自分の学力や目標を明確にする
まずは、自分の学力や目標を明確にしましょう。国語や数学、英語など、どの教科の成績が得意なのか、将来はどんな職業に就きたいのかなどを考えてみましょう。
偏差値を参考にして、志望校を絞る
自分の学力や目標を踏まえて、偏差値を参考にして、志望校を絞りましょう。偏差値表や学校のホームページなどで、各校の偏差値や特色、カリキュラムなどを調べてみましょう。
学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめる
志望校が絞れたら、学校見学や説明会に参加して、学校の雰囲気や先生の様子などを確かめましょう。実際に学校を訪れて、授業や部活動の様子を見たり、先生や在校生と話をしたりすることで、より具体的なイメージが膨らみます。
上記の3つのステップを踏まえて、志望校を決定しましょう。偏差値だけでなく、自分の学力や興味、学校の特色やカリキュラムなどを総合的に考慮して、自分に合った学科を選びましょう。
学科選びは、高校生活や将来の進路に大きく関わる重要な選択です。自分に合った学科を選ぶために、早めに情報収集を始め、じっくりと検討しましょう。
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