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今回のお悩みはこちら。
神奈川県の内申点の計算方法と内申点対策について教えて下さい?
わかりました。
今回は神奈川県の内申点の計算方法と内申点対策について説明するよ!
神奈川県の内申点の計算方法って気になりませんか?
神奈川県では、公立高校の入試において内申点がとても大切な役割を果たすって、知ってました?
実は、この記事で紹介する「神奈川県の内申点の計算方法│完全ガイド!内申点を上げる7つのコツ」を読むと、神奈川県の公立高校の内申点の計算方法がわかる内容になっています。
この記事では、神奈川県の内申点の計算方法や合否判定の仕組み、効果抜群の内申点対策を具体的に紹介しています。
記事を読み終えると、神奈川県の内申点の計算方法や内申点対策がわかります。
ポイント
神奈川県の公立高校入試に必要な内申点の基礎知識
神奈川県の公立高校入試:内申点の計算方法
神奈川県の公立高校入試で合否が決まる仕組み
誰にでもできる内申点対策7つ
参考記事:森塾の料金は高い?塾経験者が他の個別指導塾と森塾の料金を比較した結果は?
Contents
神奈川県の公立高校入試に必要な内申点の基礎知識
神奈川県の公立高校入試に必要な内申点の基礎知識について解説します。
- 高校受験に必要な内申点とは
- 調査書とは
- 通知表とは
- 内申書と調査書の違い
神奈川県の高校受験に必要な内申点とは
内申点とは、中学校や高校において、生徒の学業成績や態度を学校が評価し、点数で表したものです。
これは、高校受験において非常に重要な要素の一つで、お子さんの学力や態度がどれだけ評価されるかを示す指標です。
内申点は通常、9教科の成績を評定(5、4、3、2、1など)で示し、それぞれの評定に対応する点数が割り振られます。
また、お子さんの態度や授業への参加度、出席率、特別な活動への参加なども内申点に影響を与える要因となります。
高校受験では、内申点が合格や進学校の選択に大きな影響を与えます。保護者としては、お子さんの学業や態度をサポートし、内申点を高めるための取り組みをサポートすることが重要です。
内申点はお子さんの将来へのステップに影響を与えるため、注意深く対処する必要があります。
参考記事:高校の学校説明会に参加して志望校を決める7つのポイントを紹介!
調査書とは
調査書は、学校などの教育機関が学生や生徒に関する情報をまとめた文書です。
高校受験では、中学校から高校へ進学する際に、中学校から高校への推薦や受け入れに関する情報を含む文書を指します。
主に以下の情報が調査書に含まれます。
- 生徒の基本情報:生徒の氏名、生年月日、住所などの基本情報が含まれます。
- 学業成績:生徒の学業成績や評定、特に内申点に関する情報が提供されます。これには各教科の成績や評定が含まれます。
- 態度と振る舞い:生徒の授業態度、学校生活での振る舞い、協調性、責任感などに関する評価が含まれます。
- 出席状況:生徒の出席率や遅刻、欠席の記録が記載されます。
- 特別な活動:生徒が学校内外で行った特別な活動や貢献度に関する情報が含まれることがあります。これは部活動、ボランティア活動、学外の賞などを指します。
調査書は、高校受験において内申点と共に受験校に提出され、生徒の学力や態度、特別な活動に関する評価が記載されています。
これにより、受験生の総合的な評価が行われ、合格判定に影響を与える要因の一つとなります。
通知表とは
通知表は、学校教育において生徒の学業成績や学習状況、出席状況、活動履歴などをまとめた文書。
通常、学期ごと(例: 春学期、秋学期)に発行され、生徒とその保護者に対して配布されます。
通知表は学生の学業の進捗状況や振る舞いを把握し、学校と家庭とのコミュニケーションを円滑にする役割を果たします。
通知表には一般的に以下の情報が含まれます、
- 学業成績:各教科ごとに成績が評定や点数で示されます。評定は一般的に5、4、3、2、1などのレベルで示され、定期テストの点数も併記される場合もあります。
- 出席状況:生徒の出席日数、遅刻や欠席の回数、遅刻時間などが記録される。
- 活動履歴:生徒が学校内外で参加したクラブ活動、部活動、特別なイベントなどの情報が含まれることがあります。
- 教師からのコメント:教師が生徒の学習態度や振る舞いに関するコメントを記入。これにより、生徒の様子や進捗状況がより詳細に伝えられます。
通知表は生徒の学業状況を家庭に報告し、保護者と教育機関との協力を促進する重要な手段です。
また、高校受験などの進路決定においても、学業成績は重要な要素となるため、通知表はその一部として進路選択に影響を与えることもあります。
内申書と調査書の違い
調査書と内申書は実際には同じものを指します。
正確に言うと、調査書(内申書)という表現が使われ、高校受験において中学校から高校に提出される資料です。
この文書には生徒の学業成績、態度、出席状況、特別な活動などが記載され、受験校によっては家庭環境や学習環境に関する情報も含まれることがあります。
通知表は、中学校での学期ごとの成績や出席状況、生徒の活動などを記録したもので、通常は生徒と保護者に対して配布されます。
しかし、高校受験の際には、通知表の中身が調査書(内申書)の一部として提出されます。
要するに、調査書(内申書)は高校受験において学校から提出される文書で、通知表は中学校での成績を生徒と保護者に通知する文書です。
同じ情報が含まれることがあるため、呼び方が異なることがありますが、実質的には同じ文書を指しています。
【神奈川県】公立高校入試での内申点の計算方法
神奈川県の公立高校の入試に必要な内申点の計算についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- 神奈川県は「各教科の学習の記録」が内申点のもとになる
- 神奈川県の内申点の計算は簡単
- 内申点を上げる仕組みを理解
神奈川県は「各教科の学習の記録」が内申点のもとになる
ポイント
神奈川県の公立高校入試では、中学2年生と中学3年生の内申点が評価される!
生徒の中学校での成績や学校生活を点数化したものが、内申書(調査書)です。
中学校の先生が作成して、受験する高校に提出。
この内申書の、「各教科の学習の記録」の欄に記載される成績(※通知表)が「内申点」になり、高校入試の合否の判定資料になります。
学力検査が実施される主要な五教科「英語、数学、国語、理科、社会」だけでなく、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科も内申点の対象となります。
神奈川県では特に注意が必要なのが、中学2年生の内申点も高校入試に影響する点です。
内申書の評定(内申点)は中学2年生と中学3年生の9教科の成績を5段階評価(中学3年生の成績は2倍)して点数化し、計135点満点となります。
また、令和6年度からは、選考の資料として、調査書の評定や必要に応じて観点別学習状況の評価を活用するとともに、実施したすべての検査の結果を用いるものとすると書かれています。
(神奈川県:調査書見本)
【神奈川県】高校受験内申点の計算方法は簡単
神奈川県の内申点の計算方法は、中学2年生と中学3年生の9教科の成績を5段階評価(中学3年生の成績は2倍)して点数化します。
計135点満点となります。
ただし、神奈川県の一部の高校・学科では3教科の内申点を2倍まで特定の教科を重点化する場合があります。
また、神奈川県の共通選抜の第二次選考では、中学3年生の「主体的に学習に取り組む態度」の評価が数値化され、合否の選考資料となります。
【神奈川県共通選抜内申点の計算方法】
学年 | 内申点の計算方法 |
中学1年生 | 内申点は評価されない |
中学2年生 | 9教科5段階の評定 9×5=45点満点 |
中学3年生 | 9教科5段階の評定を2倍 9×5×2=90点満点 |
内申点の合計点 | 135点 |
ポイント
中学2年生と中学3年生の9教科の成績を5段階評価(中学3年生の成績は2倍)を点数化し、計135点満点となります。
神奈川県の内申点の計算例
・中学2年生:オール3の場合
教科 | 内申点 |
英語 | 3 |
数学 | 3 |
国語 | 3 |
理科 | 3 |
社会 | 3 |
保健体育 | 3 |
技術・家庭 | 3 |
音楽 | 3 |
美術 | 3 |
内申点の合計 | 27点・・・① |
・中学3年生:主要5教科がオール4、実技4教科がオール3の場合
教科 | 内申点 |
英語 | 4 |
数学 | 4 |
国語 | 4 |
理科 | 4 |
社会 | 4 |
保健体育 | 3 |
技術・家庭 | 3 |
音楽 | 3 |
美術 | 3 |
内申点の合計 | 64点・・・② |
この生徒の場合、①の27点と②の64点を足して、91点が内申点になります。
※神奈川県の内申点の計算方法の詳細については、神奈川県の教育委員会のホームページをご確認願います。
参考記事:中学生向けオンライン塾人気ランキングTOP20|入会金・月謝を徹底比較
神奈川県の公立高校入試は内申点がとても重要
神奈川県の公立高校入試で内申点がとても重要な理由について解説します。
- 神奈川県は2年間の内申点が評価される
- 神奈川県の公立高校入試で内申点が重要な理由
神奈川県は2年間の内申点が評価される
神奈川県の内申点が重要な理由として、「2年間の内申点が評価される」ことです。
神奈川県の公立高校入試では、中学3年生の成績だけが評価されるのではなく、中学2年生と3年生の2年間にわたる内申点が、高校入試の合否に直接影響を与えるということです。
神奈川県の公立高校入試で合格の可能性を高めるためには、中学2年生から計画的に内申点対策を考慮して勉強に取り組む必要があります。
なぜなら、中学3年生になってから一生懸命に勉強に取り組もうと思っても、手遅れになる可能性があるからです。
神奈川県では、2年間の評価が基準となるため、内申点対策が重要と言えるのです。
神奈川県│公立高校入試は内申点で合否が決まる!
神奈川県の公立高校入試では、内申点と学力検査を総合的に判断して合否が決まるため、内申点が重要な役割を果たしています。
そのため、内申点が悪いと、試験をいくら頑張っても合格できない可能性があるのです。
また、内申点が低いと、志望校の選択肢が少なくなることが考えられます。
つまり、神奈川県の公立高校入試では、内申点が高いほど合格の可能性が高まります。
内申点は、学力だけでなく、学校生活や態度などの総合評価も反映されるため、学校の行事にも積極的に参加し、アピールすることが重要です。
親ができるサポートとしては、子どもが良い成績を残せるための環境を整えたり、アドバイスをすることが重要です。
また、学校とのコミュニケーションを大切にし、子どもの勉強や成長もサポートしましょう。
神奈川県の公立高校入試においては、内申点が大きな割合を占めるため、定期テスト対策はもちろんのこと提出物や宿題なども大切です。
内申点についてもっと知りたい方、内申点の付け方がわかる|知っておきたい内申点の仕組みや決め方
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参考記事:【トウコベ】口コミ・評判を徹底解説!知っておきたい口コミの真実
内申点を上げるコツ7つ!神奈川県の公立高校入試を突破する!
内申点を上げるコツを7つ紹介します。
覚えておくと内申点対策になります。
- 内申点の評価項目を理解する
- 定期テストを頑張る
- 小テストを頑張る
- 実技4教科をおろそかにしない
- 授業に積極的に参加する
- 提出物は必ず提出する
- 忘れ物をしない
内申点対策①:評価項目を理解する
内申点の評価項目を理解しておくと、内申点対策になります。
内申点の評価項目
・「知識・技能」
・「思考力・判断力・表現力など」
・「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」
「知識・技能」 | 教科等を通して身につける、知識や技能のこと、例えば、国語の知識や計算の技能など |
「思考力・判断力・表現力など」 | 知識や技能を活用して、自ら考え、判断し、表現する力、例えば、論理的思考力、創造力、コミュニケーション力など |
「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」 | 主体的に学習に取り組む態度、例えば、探究心、粘り強さ、協調性など、学びに向かう力や人間性 |
上記の3つの観点から、中学生の内申点がつけられています。
この3つの観点は、単に知識や技能を習得するだけでなく、それらを活用しながら、自ら学び続ける力を身につけることが、大きな目標となっているのです。
参考記事:内申点の付け方がわかる|知っておきたい内申点の仕組みや決め方
内申点対策②:定期テストを頑張る
内申点を上げる一番のポイントは、定期テストで良い結果を出すことです。
なぜなら、定期テストの成績は内申点に直結するため、良い成績を取ることで内申点を上げることができるからです。
親ができるサポートとしては、子どもが定期テストに向けて効果的な学習計画を立てるアドバイスや、学習環境の整備、モチベーションアップをサポートをすることが大切です。
また、定期テストで良い点数を取るために、学習塾、家庭教師、オンライン塾、タブレット教材の利用を検討するのも良い方法です。
参考記事:【中学生向け】定期テスト対策に強い!オンライン塾おすすめ13選
内申点対策③:小テストを頑張る
内申点を上げるコツとして、小テストを頑張ることは非常に重要です。
なぜなら、小テストの成績は日々の学習の結果であるため、内申点を上げるための大きな要素となります。
具体的には、漢字テスト、単語テスト、計算テストで良い点数を取ることです。
親ができるサポートとしては、子どもが小テストで良い結果を出すためのサポートをすることが重要です。
内申点対策④:実技4教科をおろそかにしない
内申点対策として、実技4教科をおろそかにしないことは非常に重要です。
なぜなら、実技4教科の定期テストは、テスト範囲も多くなく、暗記中心なので、良い点数が取りやすいからです。
もちろん、実技なので、能力や技術を評価されるため、授業にも積極的に取り組まないといけません。
実技4教科の定期テストは、一生懸命に取り組む姿勢が評価されるため、決しておろそかにしてはいけません。
参考記事:体育・音楽・美術・技術家庭の実技4教科の内申点を上げる!
内申点対策⑤:授業に積極的に参加する
授業に積極的に参加することは、内申点対策としてとても重要です。
理由は、内申点の評価項目である、「学習に取り組む態度」に直結しているからです。
具体的には、授業に積極的に参加し、授業中に質問をしたり、話し合いに参加したりすることが重要です。
積極的な姿勢を見せることで、教師からの評価が高まります。
良い印象
・積極的に手を挙げる
・先生の説明にうなずく
・他の生徒の発表を真剣に聞く
悪い印象
・あくび
・私語をする
・話し合いに参加しない
内申点対策⑥:提出物は必ず提出する
学校からの宿題、プリントなどの提出物は必ず期限内に提出してください。
提出物を出すことは内申点を上げるためのポイントです。
提出物が期限内に提出されない場合、評価されないため、内申点が下がる可能性があるでしょう。
親としては、提出物のスケジュールをカレンダーにメモしたりして、サポートすることが大切です。
期限を守り、丁寧に取り組むことで、内申点アップにつながります。
参考記事:中学生が提出物を出さないとどうなる?リアルな影響!親ができるサポート
内申点対策⑦:忘れ物をしない
忘れ物をしないことも、内申点対策のポイントの一つです。
定期テストの点数が良くても、忘れ物が多いと内申点が下がってしまいます。
特に実技4教科においては、体操服、リコーダー、絵の具、裁縫セットなどを忘れると、授業に参加できません。
親としては、チェックリストを作り、毎朝、忘れ物がないかしっかりと確認することが大切です。
忘れ物をなくすための対策を立て、実践することで、内申点の向上につなげることができます。
特に自分の弱点となっている教科の忘れ物には気をつけましょう。
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神奈川県の公立高校入試で内申点が合否を決める仕組み
神奈川県の公立高校入試で内申点が合否を決める仕組みについて解説します。
ちょっと難しいので、わかりやすく解説します。
- 内申点が合否を決めるA値、B値、C値、D値とは?
- 神奈川県公立高校入試:一次選考
- 神奈川県の公立高校入試:二次選考
内申点が合否を決めるA値、B値、C値、D値とは?
神奈川県の公立高校入試では、A値、B値、C値、D値を換算して、合否が決められます。
ポイント
A値:内申点、B値:学力検査の得点、C値:主体的に学習に取り組む態度、D値:(特色検査)※一部の高校で実施
【A値とは?内申点を換算】
A値の求め方は、中学2年生の9教科の内申点(45点満点)と中学3年生の9教科の内申点(90点満点)×2=合計135点満点を、100点満点に換算します。
具体的には、中学2年生の内申点が27点、中学3年生の内申点が64点の場合、内申点の合計は91点、91点÷135点×100=67.4点(小数点以下切り捨て)となり、a値は67点です。
ただし、高校によっては、内申点が3教科で2倍の範囲内で傾斜配点される場合があります。
【B値とは?学力検査の得点を換算】
B値の求め方は、5教科の学力検査(500点満点)の合計得点を100点満点に換算します。
具体的には、5教科の合計点が300点だった場合、300点÷500点×100=60点となり、b値は、60点です。(※小数点以下切り捨て)
ただし、学力検査は、2教科以内で2倍の範囲内で傾斜配点される場合があります。
また、学力検査の実施教科は、特色検査を実施する場合3〜4教科の場合があります。
【C値とは?主体的に学習に取り組む態度を換算】
C値は、中学3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価について、評価Aは3点、評価Bは2点、評価Cは1点に換算した合計、9科目×3段階=27点満点で点数化されます。(※中学3年生の12月の成績)
具体的には、「主体的に学習に取り組む態度」の合計点が18点の方は、18点÷27点×100=66.6点となり、c値は、66点です。(小数点以下切り捨て)
【D値とは?特色検査の観点を換算】
神奈川県の一部の高校で実施される特色検査では、観点ごとに100点満点に換算します。
具体的には、特色検査の点数が120点満点中80点だった場合、80点÷120点×100=66,6点となり、d値は、66点です。(小数点以下切り捨て)
A値(内申点) | 67点 |
B値(学力検査) | 60点 |
C値(主体的に取り組む態度) | 66点 |
D値(特色検査) | 66点 |
神奈川県公立高校入試:一次選考
A値、B値、C値、D値が求められたら、次は神奈川県の各高校の配点比率の係数を掛けて、S1値を求めます。
神奈川県の公立高校入試の第一次選考では、数値S1により募集人員の90%までを選考します。
ポイント
S1=(a)×f+(b)×g (f、gは合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)
※特色検査を実施した場合は、S1=(a)×f+(b)×g+(d)×i (iは1以上5以下の整数)
【配点比率がa値:4、b値:6、d値:2の場合】
特色検査を実施している神奈川県の公立高校入試の一次選考で用いる数値は、a値(内申点)、b値(学力検査)、d値(特色検査)です。
項目 | 換算点 | 配点比率 | S1値 |
a値(内申点) | 67点 | 4(f) | 67×4=268 |
b値(学力検査) | 60点 | 6(g) | 60×6=360 |
c値(主体的に取り組む態度) | 66点 | ー | ー |
d値(特色検査) | 66点 | 2(i) | 66×2=132 |
S1値合計 | 760点 |
上記の公式に当てはめて、S1値を求めると、この生徒のS1値は760点となります。
神奈川県の公立高校入試:二次選考
神奈川県の公立高校入試では、一次選考で定員の90%が決まり、残りの定員は二次選考で決まります。
二次選考は、S2値を求めて合否の判定がなされます。
ポイント
S2=(b)×g'+(c)×h' (g'、h'は合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)
(注)特色検査を実施した場合は、S2=(b)×g'+(c)×h'+(d)×i' (i' は1以上5以下の整数)
【二次選考:配点比率がa値:4、b値:6、d値:2の場合】
特色検査がある神奈川県の公立高校入試の二次選考では、b値(学力検査)c値(主体的に取り組む態度)、d値(特色検査)が用いられます。
項目 | 換算点 | 配点比率 | S1値 |
a値(内申点) | 67点 | ー | ー |
b値(学力検査) | 60点 | 8(g) | 60×8=480 |
c値(主体的に取り組む態度) | 66点 | 2(h) | 66×2=132 |
d値(特色検査) | 66点 | 2(i) | 66×2=132 |
S2値合計 | 744点 |
上記の公式に当てはめて、S2値を求めると、この生徒のS2値は744点となります。
以上、神奈川県の公立高校入試の合否の判定の方法について解説しました。
令和7年度:神奈川県の公立高校入試日程の確認
令和6年度の神奈川県の公立高校入試についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- 令和6年度:神奈川県の公立高校入試日程
- 神奈川県の公立高校の学区について
令和6年度:神奈川県の公立高校入試日程
出願受付日 | 令和7年1月23日(木曜日)から29日(水曜日)まで |
志願変更日 | 令和7年2月4日(火曜日)から6日(木曜日)まで (連携型中高一貫教育校連携募集を除く。) |
共通検査(学力検査等)の期日 | 令和7年2月14日(金曜日) |
[面接及び特色検査の期日] | 令和7年2月14日(金曜日)、17日(月曜日)及び18日(火曜日) (連携型中高一貫教育校連携募集は2月17日(月曜日)のみ インクルーシブ教育実践推進校特別募集においては、2月17日(月曜日)及び18日(火曜日) のうち、当該高等学校長の定めた期日) |
追検査日 | 令和7年2月20日(木曜日) |
合格発表日 | 令和7年2月28日(金曜日) |
詳細については、神奈川県の教育委員会のホームページをご確認ください。
神奈川県の公立高校のおける学区について
神奈川県に住んでいる生徒ならばどこの学校でも受験可能です。
神奈川県公立高校(県立高校)の入試は、学区制ではないからです。
神奈川県は以前、学区制でしたが現在は学区制が撤廃されて、神奈川県内で一学区制となっています。
しかし、学区制がなくなり、神奈川県内のどの学校も受験できるため、人気校には志願者が集中し、倍率が高くなる傾向があります。
おすすめ塾
参考記事:【そら塾の口コミ・評判】ひどい?塾経験者が徹底調査した結果は?
神奈川県の公立高校入試の概要
神奈川県の公立高校入試の概要について解説します。
- 神奈川県の公立高校入試の概要
- 神奈川県:第一次選考と第二次選考の違いを理解
- 神奈川県の公立高校の学力検査
- 神奈川県の公立高校の面接
- 神奈川県の「特色検査」
神奈川県の公立高校入試の概要
神奈川県の公立高校の入試は、入学試験(学力検査)の1回だけです。
ただし、合否判定は一次選考と二次選考の2回に分けて行われます。
また、神奈川県高校入試は、推薦入試は実施されていません。
神奈川県の公立高校の入試は「共通選抜」と呼ばれ、全日制・定時制・通信制では、一斉にテストを受けるのが特徴です。
共通選抜は、全日制と定時制は「学力検査(3教科〜5教科)」、通信制は「作文」となります。
参考記事:神奈川県全県模試の偏差値を上げるための効果的な勉強法
神奈川県:第一次選考と第二次選考の違いを理解
大きなポイントは、合否判定に使う資料が違います。
第一次選考で募集人員の90%の合格が決まり、第二次選考で残りの10%の合格が決まります。
内申書(調査書)、学力検査、面接、特色検査(実施した場合)をもとに合格を決める第一次選考に対して、第二次選考では調査書(内申書)を判定に使用しません。
ただし、どちらの選考でも各資料の比率は学校ごとに決められるので、志望校の比率をしっかりと確認して対策してください。
また、内申書(調査書)で3教科まで、学力検査で2教科まで、それぞれ2倍以内の範囲で傾斜配点して重点化する学校もあるので、インターネットなどで学校の情報を収集しておくことが大切です。
参考記事:中学生向け|月謝が安い!オンライン家庭教師おすすめ17選
神奈川県の公立高校の学力検査
実施教科:国語・数学・英語・社会・理科。
神奈川県の試験問題は、全校、同じ内容の共通問題を使用し、思考力・判断力・表現力を問われる、難しい内容の試験で記述問題も多いのが特徴です。
※原則5教科ですが、特色検査する学校では3~4教科の場合もある。
※各100点満点だが、2教科まで各2倍以内の範囲で傾斜配点をつける学校もある。
神奈川県の公立高校の面接
受験生1人につき、10分程度の個人面接が実施されます。
面接官の教員は2名以上で、出願時に、志望理由や自分自身のよいところなどを記入した面接シートを提出し、その面接シートと内申書(調査書)の内容を参考にして実施されます。
面接シートは参考資料としての扱いで、得点化はされない。
面接の評価ポイントは、主に以下の2つの観点に分けられます。
①共通の観点
「入学希望の理由」、「中学校での学習意欲」や「学習以外の活動に対する意欲」など、面接シートの内容を参考に、すべての学校で質問される項目。
②学校ごとの観点
高校に入学してからの学習意欲や将来の夢、自分の長所・特性についてなど、質問内容は学校・学科によって異なります。
参考記事:最低限知っておきたい高校受験の面接を具体的にアドバイス
神奈川県の「特色検査」
学校によって自己表現検査または実技検査が行われ、難関校を中心とする17校が自己表現検査を実施しています。
特色検査の内容は各高校が決めています。
内容は、決まったテーマでのスピーチ、グループ討論、中学校までの学習を総合的に活用する教科横断的な記述問題など難問が出題されます。
各校の特色に応じた適性を見るために実施されるので、受験校のホームページや先輩の話を聞くのも効果的です。
実技検査は美術系学科ではデッサン、英語系学科では英問英答、音楽系では独唱や演奏などがあります。
高校によって、内申書(調査書):学力検査:面接の比率が変わってきますので必ずチェックしてください。
上位校ほど学力検査の結果を重視する傾向が強い。
第一次選考で合格者が決まったあと、第二次選考を実施します。
第二次選考では内申書(調査書)を合否の判定材料に用いません。
第二次選考では、内申点を使わないので当日の試験が良ければ合格する可能性もあります。
しかし、第二次選考は募集人数の10%しか合格者の枠がないという狭き門なので、第一次選考で合格するのがセオリーとなります。
したがって、第一次選考で合格するためには、内申点(調査書点)はとても重要になるのです。
ポイント
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参考記事:【そら塾】中学生の料金は高い?他のオンライン塾と料金比較してみた!
まとめ:神奈川県の内申点の計算方法│完全ガイド!内申点を上げる7つのコツ
「神奈川県の内申点の計算方法│完全ガイド!内申点を上げる7つのコツ」について説明しました。
神奈川県の内申点の計算方法について理解できました。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
詳細については、神奈川県の教育委員会のホームページをご確認下さい。
以上、「神奈川県の内申点の計算方法│完全ガイド!内申点を上げる7つのコツ」でした。
まとめ:神奈川県の内申点の計算方法│完全ガイド!内申点を上げる7つのコツ
まとめ
中学生の内申点対策は、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
・定期テストで高得点を取る
内申点は、定期テストの成績で決まります。そのため、定期テストで高得点を取ることが、内申点アップの近道です。
定期テストで高得点を取るためには、以下のことに取り組みましょう。
・授業中は、積極的にノートを取って、授業内容を理解する
・定期テストの過去問を解いて、出題傾向を把握する
・定期テスト直前に、復習と演習をしっかりと行う
・提出物を提出する
提出物を提出しないと、内申点が下がってしまうので、注意が必要です。
提出物を提出するためには、以下のことに取り組みましょう。
・提出物の期限を守る
・提出物は、丁寧に仕上げる
・提出物に誤りがないか、必ず確認する
授業態度や部活動などの活動を評価する
授業態度や部活動を評価する際には、教師が生徒の様子をよく観察しています。
授業態度や部活動を評価してもらえるようにするためには、以下のことに取り組みましょう。
・授業中は、積極的に手を挙げて発言する
・部活動では、積極的に取り組む
部活動や学校行事などで、リーダーシップを発揮する
また、内申点アップのためには、以下のことにも注意しましょう。
・遅刻や欠席をしない
・授業中は、携帯電話を触らない
・部活動や学校行事などに積極的に参加する
内申点は、高校受験において重要な要素です。上記のポイントを押さえて、内申点アップを目指しましょう。
以下に、内申点アップに効果的な具体的な取り組みをいくつかご紹介します。
・定期テスト対策アプリやWebサイトを活用する
・学習塾や家庭教師の利用を検討する
・学校の先生や先輩に相談する
自分に合った方法を見つけて、内申点アップに取り組みましょう。
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