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小学生と中学生向けに、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。

高校入試の面接が心配。
今回は、面接のポイントや面接時の質問について説明します。

高校受験の面接って気になりますよね?
今回紹介する「【高校受験】面接対策の必勝ポイント!面接の質問対策もこれで安心!」を読めば、面接対策がわかります。
なぜなら、多くの生徒に面接指導してきた内容だからです。
この記事を読み終わると、高校受験における、面接対策ができる内容になっています。
面接時の具体的な質問についても紹介しています。
この記事を読めば以下の内容がわかります。
読み終えるとわかること
メラビアンの法則
高校受験の面接:事前準備編
面接で想定される質問対策
面接時の態度に気をつける
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Contents
高校受験の面接対策「メラビアンの法則」


高校受験における面接対策についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- メラビアンの法則とは?
- 面接で第一印象を決める時間
- 面接で最も大切なポイント3つ
メラビアンの法則とは?
面接は、「第一印象が大事」とよく言います。
なぜ、大事なのでしょうか?
ちゃんとした理由があるからです。
これらを理解して面接に挑むのと知らないので挑むのでは、結果が大きく違ってきます。
では、その理由について説明いたします。
メラビアンの法則は、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者である、アルバート・メラビアンが提唱した概念です。
「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証したもので、その割合が示されました。
面接で第一印象を決める時間
第一印象はどの位の時間で決まるかご存知ですか?
実は人の第一印象は3秒で決まる、と言われています。
メラビアンの法則では、「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱されているのです。
話の内容はなんとたったの7%!
いかに第一印象や見ためが大事かがわかりますね。
面接時に大きな声で挨拶するのは、基本中の基本です。
面接で最も大事なポイント3つ
あなたのイメージが決まる最初の3秒、大事なポイントは3つだけ!
この3つのポイントをきちんと抑えて、「不安と緊張の初対面」をクリアしましょう。
1.身だしなみを整える
2.表情や姿勢に気をつける
3.声のトーンや話し方に気を付ける
以上のポイントから、面接に挑む時。
「面接は第一印象が大事だよ」と教わった人は多いと思います。
それは、「メラビアンの法則」があるからです。
メラビアンの法則を正しく理解しておけば、面接で面接官に良い印象を与えられ、気持ちの良いコミュニケーションができるようになります。
私が教室の現場にいた時は、3つのポイントを徹底的に繰り返し、練習して本番に備えます。
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【高校受験】面接の事前準備


高校受験の面接の事前準備についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
面接のタイプを知る
1.個人面接
2.集団面接
3.グループ討論
面接のタイプを知る
何事も事前の準備は重要です。
高校受験の面接においても同じことが言えます。
では、どんな事前準じをしたら良いのかをみていきましょう。
高校受験で行われる面接の基本となる3タイプを押さえておきましょう。
面接は大きく分けて「個人面接タイプ」「集団面接タイプ」「グループ討論タイプ」の3つのタイプに分けられます。
志望校の面接がどのタイプなのかを確認し、それに合わせた準備しましょう。
学校によっては、グループ討論と個人面接の両方を実施し、2回以上の試験が行われることもあります。
高校受験の面接:1.個人面接
高校受験において最も多くの学校で行われている面接スタイル。
出願時に提出した志望理由書にもとづいた質問も多く、志望理由はしっかり頭に入れておくのがポイント。
面接官が1人〜3人に対して生徒が1人で行うことが多い。
個人面接では、入室して退出するまでの態度や話し方などがみられています。
特に態度は、面接官からの質疑応答の際の表情や声、姿勢などです。
ハキハキと明るい表情で返答することで、好印象を印象づけられます。
また、自分が話すときだけでなく、面接官の話を聞くときの態度にも気をつけてください。
面接官の話を無表情で聞くよりも、適度に相づちを打ったり返事をしたりすると印象がよくなるのです。
高校受験の面接:2.集団面接
集団面接方式も高校受験では、よく行われる方式。
質問内容も様々で他の受験生と同じ質問を順番に答えてくこともあれば、違う質問をされることもあります。
面接官1人〜3人、生徒3人〜5人で行うことが多い。
全員に対して同じ質問が投げかけられることが多く、自己PRや中学生時代に頑張ったことなど定番の質問が多い傾向。
個人面接と大きく違うところは、他の中学生の前で受け答えをする点。
集団面接の対策ポイントは他の中学生と比較されることを理解しておいてください。
高校受験の面接:3.グループ討論
5人から10人くらいまでのグループで、課題として与えられたテーマに沿ってディスカッション。
面接官はその様子を観察します。
個人面接や集団面接と大きく違うところは、面接官の質問に答えて直接PRをするのではなく、議論や発表の様子を通じてPRをする必要がある点。
この場合、発言をしないと評価されない点に注意してください。
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【高校受験】面接の想定質問対策

面接官の想定質問についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
面接の質問:1.志望動機
面接の質問:2.高校に入学してやりたいこと
面接の質問:3.高校卒業後の夢や進路
面接の質問:4.中学校で頑張ったこと
面接の質問:5.自分の長所は?
面接の質問:6.自分の短所は?
面接の質問:7.最近のニュース
面接の質問:1.志望動機
初めての高校受験で面接を受ける中学生は、不安や疑問に感じることがたくさんあります。
質問を想定して、事前に準備しておけば本番で力を発揮できるでしょう。
想定問答対策としては、必ず答えを原稿に書くことです。
書いて自分の言葉で覚えることが大切です。
高校受験で多い質問と模範解答をみてみましょう。
「志望動機」この質問は、必ず聞かれます。
面接官も最初に聞いてくる質問で特に知りたい項目になります。
自分の回答をしっかりと考えておきましょう。
模範的な志望動機の回答は、面接官に入学したいという思いを感じさせることが重要です。
積極性のない答えは避けて下さい。
必ず、具体的な内容にして下さい。
<模範解答例>
「私は高校で演劇したいので、演劇部の活動が活発な貴校を志望しました」
「私は高校で甲子園を目指したいので、野球部が強い貴校を志望しました」
面接の質問:2.高校に入学してやりたいこと
高校受験の面接で質問として、「高校に入学したらやりたいこと」も、最近では多い傾向にあります。
面接官は「入学後の高校生活」を重要としています。
「まだ、決めていません」などの後ろ向きな答えはやめて、必ず、前向きな答えを考えて下さい。
<模範解答例>
「私はアメリカの文化に興味があり、将来はアメリカで仕事をしたいので、高校では英語の勉強を頑張りたいです」
「私は野球が得意なので、野球部の活動に徹底的に取り組みたいと考えています」
面接の質問:3.高校卒業後の進路、将来の夢
卒業後の進路や将来の夢についても高校受験の面接では多い質問です。
こちらの回答も消極的な答えはやめて、積極的な答えを用意しましょう。
<模範解答例>
「私は、IT関係の仕事がしたいと思っています。そのため、高校を卒業したらITの技術を学べる大学に進学を希望しています」
「私は、高校の教師を目指しています。そのため、大学では、教育学部に進学して夢を実現したいです」
面接の質問:4.中学校で頑張ったことは?
高校受験の面接では、「中学校で頑張ったこと」も多く質問されます。
この質問の意図は、ただ単に頑張った内容や結果を知りたいからではなく、その努力の過程であなたが何を学んだのかを知るためです。
努力した過程を具体的に伝えると印象が良くなるでしょう。
<模範回答例>
「漢字が大好きなので、毎日30分漢字の勉強に取り組みました。その結果漢検の○○級に合格しました。」
「部活と勉強の両立です。勉強の計画を作成して取り組み、部活で疲れて帰宅しても計画通りに実行できました。」
面接の質問:5.自分の長所は?
「自分の長所」を問う質問は、高校受験の面接では必ず聞かれる質問。
自分が長所と思うことについて、恥ずかしがらずに正直に答えましょう。
事前に長所を洗い出して、エピソードを加えて話すと好印象です。
<模範回答例>
「私の長所は明るいところです。クラスの落ち込んでいても、みんなを笑わせて、クラスを明るい雰囲気に変えられるからです。
「私の長所は、素直なところです。成績が上がったのも、担任のアドバイスに従って勉強した体と思っています。」
面接の質問:6.自分の短所は?
長所の次は短所。
こちらも必ず聞かれる質問。
ネガティブにならずに、短所を改善している努力をしている話をすると印象が良くなるでしょう。
<模範回答例>
「私の短所は、授業中の落ち着きがないことです。しかし、それではいけないと思い、授業中は先生の話に耳を傾け集中できるようになりました。」
「私の短所は、人のアドバイスを聞かないことです。最近は、アドバイスをしてもらったら、素直に受け止めて、アドバイスを受け入れるようになりました。」
面接の質問:7.最近のニュースについて
「最近のニュースで気になったものは何か」「なぜそのニュースが気になったのか」という質問。
普段からニュースを気にかけていないと、答えることができません。
日常的に報道番組や新聞などを見て、ニュースに関心を持つようにしましょう。
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【高校受験】面接時の態度


面接時の態度についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- 面接の控室での態度
- 入室する時の態度
- 面接時の態度
- 退室する時の態度
控室から面接、退室まで気を緩めずに。
当日は学校に着いた時から始まり、門を出るまで続いているつもりで態度に気をつけて下さい。
身だしなみ、服装やマナー、態度も注意が必要。
いつ誰に見られても大丈夫なように、礼儀正しさを忘れず慎重に臨んでください。
面接の控室での態度
控室では、雑談などをしないで、志望動機を頭の中でイメージして下さい。
身だしなみを整えることも忘れずに。
できるだけリラックスし、自分の順番まで、姿勢よく静かに待ちましょう。
緊張したら深呼吸すると落ち着きます。
入室する時の態度
名前を呼ばれたら「はい」とはっきり返事します。
面接室のドアをノックし、室内から返事があったら静かにドアを開けて入室。
その時に必ず、両手で静かにドアを閉めます。
面接官の方へ向き直り、姿勢を正して「失礼します」と言ってからおじぎをします。
名前や受験番号を確認されたらはっきりと答え、「おかけください」と促されてから、一礼して静かに着席。
面接時の態度
「志望理由」などの基本的な質問を聞かれます。
面接官の顔(眉間あたり)をしっかりと見て話を聞き、答えるときは相手の目を見て答えましょう。
言葉遣いに注意し、面接官との受け答えをして下さい。
退室する時の態度
面接は最後まで気を抜かないことが大切。
理由は、退室の態度の良し悪しで印象が変わってくるからです。
終了したら、「ありがとうございました」とお礼を言ってから、丁寧におじぎをします。
出口のドアまで背筋を伸ばし歩きます、ドアの前で面接官のほうへ向き直る。
「失礼します」と言ってから一礼して退室しましょう。
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まとめ:【高校受験】面接対策の必勝ポイント!これで安心です。


以上、記事を読んでいただきありがとうございました。
まとめ、面接対策は事前準備が最も大切です。
親子で一緒になって、できるだけ練習してください。
練習に比例して、面接も上手になるはずです。
高校受験の面接について理解できました。

以上、「【高校受験】面接対策の必勝ポイント!面接の質問対策もこれで安心!」でした。
まとめ
高校受験の面接対策は第一印象が大切。
面接の事前準備をしっかりと。
想定される質問を考えて準備する。
面接は家を出てから、帰宅するまで慎重に。