
こんにちは、塾オンラインドットコム「合格ブログ」のGOGOです。
小学生と中学生向けに、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。

中学校の数学って難しいの?
数学の成績が伸びない
数学がわからなくなった時はどうする?
中学生になったら数学は大切!
算数と数学の違いについて説明します。

これから中学生になる皆様、中学生の数学って心配じゃないですか?
この記事で紹介する「算数と数学の違いは「学習の目的」!5分でわかりやすく算数と数学について解説」を読めば、算数と数学の違いを理解して、数学が得意になるかも。
なぜなら、数学嫌いの生徒にわかりやすく説明していた内容だからです。
この記事では、算数と数学の違いを説明して、数学の苦手克服の方法も具体的に紹介しています。
記事を読み終えると、算数と数学の違いを理解して、苦手意識のある数学を克服できる可能性があります。
また、記事の終わりにいろいろな小学生の勉強法を紹介しています。参考にしてください。
読み終えるとわかること
小学校の算数と中学生の数学の違い
中学数学の苦手や伸び悩みの原因とは
中学生の数学がわからなくなった時の勉強法
あわせて読みたい
参考記事:中学1年生は数学の教科書を勉強して成績と内申点を上げる!
参考記事:数学が苦手な中学生を克服する4つのステップ【すぐに使える】
Contents
算数と数学の違いは「学習の目的」!5分でわかりやすく算数と数学について解説


算数と数学の違いについてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- 算数と数学の違い
- 小学生の算数とは
- 中学生の数学とは
算数と数学の違い
小学生の算数では具体的な数だけの計算式を取り扱っていましたが、中学生の数学では文字を含む文字式を使うようになります。
また、数学では関数や空間図形など想像しにくい問題も出てきます。
複雑な空間図形は、具体的なイメージが難しくなることで、苦手意識をもってしまうこともあるでしょう。
内容が算数よりも高度になっているため、そこでつまずく子どもが多いのです。
また、基本的な問題はできるけど、難しくなると途端にできなくなることが出てきます。
これは、問題の難易度そのものが小学校の時と比べて上がっているため、応用問題がむずかしくなっているからです。
小学生の算数とは
文部科学省が出している小学校学習指導要領において、小学生の算数は、「日常の事象を数理的に処理する技能を身に付けるようにする」ことが、学習目標として定められています。
また、「算数」という言葉を辞書で調べると、「数をかぞえること。計算すること。
また、その結果得られた数」となっています。(goo国語辞典)
算数とは、簡単に言うと「計算して答えを出す」教科。
身のまわりにある具体的な数や形についての、計算の仕方や扱い方を学びます。
つまり、算数は、実用的な計算力を養う教科ということ。
算数で勉強する内容は、たし算・ひき算・かけ算・わり算といった基本的な計算方法、実用的な買い物のお金の計算、速さや距離の計算、図形の面積など。どれも、いつもの生活に必要な計算が中心。
算数で勉強する計算力は、普段の生活でも使う場面が多いため、実用的な計算力を養うのが小学生の算数です。
身近な数を正しく計算して正しい答えを出す。これが算数の考え方です。

中学生の数学とは
文部科学省の中学校学習指導要領において、中学生の数学は、「事象を数学化したり,数学的に解釈したり,数学的に表現・処理したりする技能を身に付けるようにする」ことを学習目標と定めています。
また、「数学」という言葉を辞書で調べると、「数量および空間図形の性質について研究する学問。
算術・代数学・幾何学・解析学・微分学・積分学などの総称」(goo国語辞典)
つまり、数学は、ものごとの意味合いやプロセスを、数字や記号を用いて論理的に説明する力を養う教科。
算数と比べると難しい表現で数学を説明していますが、数学は、「なぜそうなるのかを追求する」学問。
答えを出すことより、答えを出すためのプロセスに注目しています。
中学生の数学は、問題の答えを導き出すための過程を勉強する教科であり、論理の正確性が数学では重要視されます。
算数と比較すると学習内容が複雑になり、難易度もまして、論理的に説明する力を養うのが中学生の数学です。
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参考記事:数学が嫌いな中学生は必見!数学嫌いを克服する勉強法の紹介
参考記事:中学生の準備講座【数学編】先取り学習する単元はこれだ!
算数と数学の目的の違いを理解する


算数と数学の目的を違いについて説明します。
目的の違いを理解すると、算数と数学の違いがわかります。
- 小学生の算数の目的
- 中学生の数学の目的
- 小学生の算数と中学生の数学:目的の違い
小学生の算数の目的
学習指導要領では、算数の目標を次のように定めています。
“数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え、表現する能力を育てるとともに、算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き、進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。”
「学習指導要領:第2章・各教科・第3節・算数」より引用
つまり、「学んだ知識を日常の生活に落とし込んで考え、実際に活用すること」が、小学生の算数の目的です。

中学生の数学の目的
学習指導要領では、数学の目標を次のように定めています。
“数量や図形などに関する基礎的な概念や原理・法則についての理解を深め、数学的な表現や処理の仕方を習得し、事象を数理的に考察し表現する能力を高めるとともに、数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し、それらを活用して考えたり判断したりしようとする態度を育てる。”
「学習指導要領:第2章・各教科・第3節・算数」より引用
つまり、「数学的な観点で物事を考え、それらを表現したうえで、さまざまな判断ができるようになること」が、中学生の数学の目的です。

小学生の算数と中学生の数学:目的の違い
算数と数学の目的を紹介しましたが、算数と数学の違いは理解できましたか?
わかりやすく言うと、算数と数学では学ぶ「目的」が違います。
算数は、計算力を上げて、計算力を身につけるための教科と言えます。
つまり、算数の目的は、日常生活で困らないような計算力を養うこと。
ですから、小学生で扱う問題は具体的で、生活に密着したものが中心。
小学生の算数のテストは、「計算の正確性」「答えの正確性」を確認する問題が多い。
小学生の算数は、数を正しく計算できることが目的です。
一方、中学生の数学は、答えを出すプロセスを学ぶための教科といえます。
数学を学ぶ目的は、ものごとを論理的に考える力を養うこと。
「なぜそうなるのか」という公式を理解して、抽象的な数も多く学習します。
数学のテストは、記述問題や、「その答えになる理由」を答える証明問題などが出題。
ものごとの仕組みについて、数を使って理解すること、論理的に説明することが、数学の目的です。
上記の通り、算数と数学は学ぶ目的がまったく違うのです。
目的を理解して勉強に取り組むと、成績アップ間違いなしです。

中学生になったら数学が苦手にならないように


数学が苦手になってしまう中学生多い。
以下の4つのポイントを参考に数学に取り組んでみてください。
- 算数と数学は違うもの
- 数学は予習と復習を忘れない
- 数学の公式は理解して暗記
- 間違えた単元に戻って学習
算数と数学は違うもの
先程も説明しましたが、算数とは数学の目的は大きく異なります。
それを理解せずに、数学を算数の延長線だと思っていると、中学生になって数学が苦手になることも。
繰り返しになりますが、「算数は計算力を養う」「数学はプロセスを考える」という違いを理解してください。
勉強の目的が違うと、勉強の仕方も違うということを理解してください。
算数と数学の違いを理解すると、数学の勉強が苦手にならずに勉強に励めるはずです。

数学は予習と復習を忘れない
数学は、「予習」「復習」「問題演習」を繰り返し学習することで、成績アップにつながります。
数学の予習は、勉強内容を予め確認すること、復習は、学習内容を振り返って学習すること、問題演習は、学習した内容を理解しているかどうかチェックすること。
数学においては、予習を意識して学習するのがおすすめ。
なぜなら、授業で学習する範囲を事前に学習して、わからない箇所をチェックしておくと、数学の授業に集中して、理解しやすくなるからです。
数学の予習で、これから学習する内容、よくわからない点を整理しておくだけで、数学の授業が格段に理解できるようになります。

数学の公式は理解して暗記
数学の公式は、暗記が必要ですが、公式を理解して暗記することが大切。
なぜなら、数学の公式は、覚えなければならないものだからです。
具体的には、公式の丸暗記で、公式の役割や意味を理解していないと、応用問題に対応できなかったり、公式が使いこなせなこともあります。
そうなると、「数学の公式は覚えたのにテストの結果が悪い」と苦手意識を抱く原因になる可能性も。
公式を学習する際には、その公式の各項目が何を表しているのか、どうしてその公式が成り立つのかを、しっかりと理解したあとで、暗記してください。

間違えた単元に戻って学習
数学は、「積み上げ式の教科」と言われています。
積み上げ式の教科とは、以前に学習した内容をベースにして、学習内容が高度になっていくこと、学んだことが積み上がっていくのです。
つまり数学は、以前に学習した内容を理解していないと、これから学習する内容が理解できないのです。
数学の土台となる基礎ができていないと、数学がどんどん苦手になって行く可能性も。
数学を学ぶ基本は、一つひとつの単元を確実に理解して、基礎を固めることが重要。
もし、数学でつまづいたならば、一度立ち止まって、「どこの単元を理解していないのか」を確認しましょう。
これを無視してどんどん先に進むと、数学は理解できなくなります。
数学では、わからない問題は放置せずに、以前学習した単元にさかのぼって復習することが重要です。

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中学生の数学の苦手や伸び悩みの原因とは


中学生が数学で伸び悩む原因についてまとめてみました
以下のポイントについて説明しています。
- 数学の内容を理解していない
- 数学の内容の正しい理解とは
- 数学の問題の体系的な解き方とは
中学生の数学の内容を理解していない
数学が苦手という子の多くは、数学の内容がそもそも分かっていないことが多いのです。
学校の授業は聞いているが、その内容を正しく理解しているわけではない。
それが積み重なっていくと徐々についていけなくなってしまい苦手意識をもってしまう。
そんなことがよくあります。
また、数学が伸び悩んでいる子も同じように正しい理解が出来ていないことが多いのです。
何となく基本の問題を解けているけれども、なぜこの式を使うのかわからない、なぜこの条件が出てくるのかわからない、といった場合がよくあります。
この場合も内容を正しく理解していないことが多いように思います。
さらに、理解が曖昧だから、解法も曖昧になり、なんとなく問題を解いてしまうということが原因となっていることが多い。
そのため、数学の苦手や伸び悩みを克服するために必要なのは、内容の正しい理解とそれに基づく問題の体系的な解き方です。

中学生:数学の内容の正しい理解とは
先ほど数学が苦手な子や伸び悩んでいる子は正しい理解が出来ていないことが多いと述べましたが、内容の正しい理解とは、基本的な定義や論理に基づいた理解。
そもそも関数とは何か、確率とは何か、その分野の根幹をなしている考えを理解しそこから考えていくこと。
問題の体系的な解き方とは
内容の正しい理解が重要だとさきほど述べましたが、難しい問題を解くには、体系的な解き方が必要。
一つの問題に対してさまざまなアプローチが考えられるような問題では、なぜ、その解き方を選んだのかということが重要。
特に難しい問題では、複数の解法のうちから、適切なことを用いることが必要になる場合も。
そのため、解法を体系的に理解することが重要となります。
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参考記事:小学生と中学生の勉強の違いを分かりやすくポイントにまとめて徹底解説!
参考記事:【小学生】の算数を復習するポイント、中学生になるための準備編
中学生の数学がわからなくなった時の勉強法


中学生の数学がわからなくなって時の対処法についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
- わからなくなった原因を調べる
- 一つ前の単元を学習する
- 基本問題を繰り返し行う
分からなくなった原因を調べる
中学生の数学が分からなくなった場合、どの単元が分からないのか?原因を把握する必要があります。
なぜなら、分からない単元によって対処法が違うからです。
中学生の数学がわからなくなる原因として、「計算が分からない」、「図形が苦手」、「文章問題や応用問題が苦手」といったことがあげられます。
原因をしっかりと分析することで、やり直す単元がわかるでしょう。
場合によっては、小学生の算数からやり直す必要があるかもしれませんが、今後のことを考えると必要なこと。
まずは、数学が苦手と感じたら原因を分析してみましょう。
一つ前の単元を学習する
中学生の数学は、積み上げ式の傾向があるので、どこか一つでもできない単元があると、そのあとすべての学習がわからなくなってしまいます。
したがって、一つ前の単元からやり直すことで理解を深められるでしょう。
例えば、一次関数が苦手なら方程式から勉強をもう一度勉強したり、または、小学生の比例と反比例から勉強すると効果的。
一つ前の単元は、難易度が優しくなっていますので苦手克服には良い方法。
試してみてください。

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基本問題を繰り返し行う
中学生の数学で基本問題を繰り返し行うのは、基本中の基本の勉強法となります。
理由は、数学は解き方を覚えたら、次は、繰り返し基本問題を解いて、解き方を学び学力として定着させるためです。
学校などで配布されているプリントやワークなどで、同じ問題を繰り返し解くのが効果的。
基本問題が解けるようになってから、応用問題に挑戦してください。
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参考記事:中学1年生の英語文法こうすれば英語の成績がグングン伸びる!
参考記事:中学生数学の勉強法をわかりやすくポイントをまとめた記事
まとめ:算数と数学の違いは「学習の目的」!5分でわかりやすく算数と数学について解説


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、算数と数学の違いは「学習の目的」!5分でわかりやすく算数と数学について解説は参考になりましたでしょうか?
算数と数学に違いがわかりました。

以上、算数と数学の違いは「学習の目的」!5分でわかりやすく算数と数学について解説でした。
まとめ
小学校の算数と中学生の数学の違い
中学数学の苦手や伸び悩みの原因とは
中学生の数学がわからなくなった時の勉強法
小学生の勉強法の紹介
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