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今回のお悩みはこちら。

高校受験を控えている受験生です。
偏差値について教えて下さい。
偏差値の仕組みを知ると高校受験が有利に!
今回は、偏差値とは?偏差値の仕組みについて説明します。

偏差値って聞いたことありますよね?
今回紹介する「【高校受験】偏差値とは?偏差値の仕組みを5分で理解!」を読めば、偏差値のことがわかります。
なぜなら、偏差値って意外に簡単に理解できるからです。
この記事では、偏差値について具体的に紹介しています。
記事を読み終わると、偏差値の仕組みが理解できる内容になっています。
読み終えるとわかること
偏差値とは
偏差値を正しく理解
偏差値の活用法
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参考記事:【高校受験】志望校を下げるな!行きたい高校を選ぶ!20のチェックポイント
参考記事:【高校受験生】中学3年生の受験までの1年間のスケジュールを確認する!
Contents
【高校受験】偏差値とは?偏差値の仕組みについてわかりやすく5分で解説


偏差値とは?偏差値について説明します。
以下ポイントです。
- 偏差値とは?
- 偏差値の分布図
- 偏差値の注意点
【高校受験】偏差値とは
偏差値とは、「テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるか」を表す数値このこと。
自分の成績を相対的に確認するためのものです。
あなたの点数が平均点であれば、偏差値は必ず50になります。
平均点より低い点数を取ると偏差値は50以下となり、平均点より高い点数を取ると偏差値は50以上です。
偏差値を上手に活用すれば、点数や順位に左右されず、集団内での自分の立ち位置を客観的に把握できます。
自分の偏差値を知ることで、志望校選択の指標となるのです。
偏差値の分布図
偏差値の分布図を表にしてみました。
偏差値75であれば上位0.62%に位置していて、偏差値50であれば上位50%に位置していることになります。
偏差値45、55、65の位置も確認できます。
【偏差値 】上位成績者からの割合
偏差値 | 偏差値上位成績者からの割合 |
80 | 0.13% |
75 | 0.62% |
70 | 2.28% |
65 | 6.68% |
60 | 15.8% |
55 | 30.85% |
50 | 50% |
45 | 69.15% |
40 | 84.13% |
偏差値の注意点
偏差値には注意点があります。
偏差値は「そのテストを受けた母集団」によって変わるのです。
学校の実力テストの偏差値はその学校内での生徒の点数のみから算出されることが多いので、全国偏差値などと比べると偏差値が変わってくる可能性があります。
偏差値は、「平均点との差」と「得点のばらつき」の両方を踏まえたうえで、自分がどの程度の位置にいるのかを表した数値ですが、テストを受けた人数が少ない場合は、利用する価値が低くなりますので、できる限り母集団の多い模擬試験の偏差値を参考にすると良い。
受験生は定期的に模擬テストを受けて、自分がどのくらいの位置にいるのか知っておきましょう。
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参考記事:【東京都】内申点の計算方法と内申点対策!さらには志望校を決めるポイントを10分で理解する!
参考記事:英語の偏差値を上げたい中学生はこれを実践するだけ!
偏差値を正しく理解する


偏差値について正しく理解してください。
以下ポイントです。
- 偏差値を理解:平均点との差
- 偏差値を理解:点数のばらつき
- 偏差値を理解:平均点は偏差値50
偏差値を理解:平均点との差
例えば学校の定期テストで「英語のテスト:70点、数学のテスト:60点」どちらのほうが成績優秀でしょうか?
70点取れた英語の方がよい気がします。
しかし、「英語のテストは平均点が70点、数学のテストは平均点が50点」
この場合はどうでしょうか?
英語は平均点と同じ、数学は平均点より10点高い。
そうすると、平均点より10点高い数学のほうが良い成績というのがわかります。
テストの平均点を理解すると、平均点との差がわかり、成績が明確になるのです。
偏差値を理解:点数のばらつき
次の例として「平均50点の英語のテストで70点、平均50点の数学のテストで70点」どちらのほうがが成績優秀でしょうか?
「英語は50点~60点の間の人が一番多くいた」
「数学は90点以上と40点以下に分かれた」
この場合、英語のテストは、多くの人が60点を越えられなかったのに、70点も取れました。
数学のテストは、90点を越える人が多くいたのに、あなたは70点しか取れませんでした。
このテスト結果を比較すると、英語のテストのほうが良い成績というのがわかります。
これは点数の分布というばらつきを理解することで、成績がいいのか悪いのかわかるのです。
平均点との差と点数のバラつきは、成績が全体のどれくらいの位置にあるのかをわかりやすくしてくれます。
ただ、得点や平均点だけでは成績の良し悪しがわからないため偏差値を使うのです。
偏差値は、平均点との差と得点のバラつきの両方を考慮して、あなたの成績を数値化してくれるのです。
偏差値を理解:平均点は偏差値50
偏差値は50を基準として、平均からどれくらいの差があるかを表した数値です。
そのため自分の得点が平均点と同じであれば、偏差値は必ず50に。
また、偏差値は、一般的なテストでは通常25-75の範囲に収まりますが、計算上は偏差値100以上や、0を下回りマイナスになる場合も。
偏差値は、試験の点数を正規分布図に当てはめて数値を算出します。
正規分布とは、中央が一番高く、両側に向かってだんだん低くなっていく左右対称の型のこと。
偏差値は中央の一番高い場所を「50」に固定しています。
そのため、平均点を取ると偏差値は必ず「50」になります。

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高校受験で偏差値を活用


高校受験において偏差値の活用法について説明します。
以下ポイントです。
- 模試を受けて偏差値を知る
- 偏差値を気にしすぎない
- 偏差値の上げ方
模試を受けて偏差値を知る
偏差値を知るためには、各都道府県で実施されている模試を受けるのがおすすめ。
なぜなら、模試の判定結果に偏差値が表示されるからです。
つまり、模試の判定結果には教科単位の偏差値が載っています。
また、出題された分野別の理解度を分析した結果も把握できるのです。
志望校を選ぶためにも、偏差値はとても大切な指標。
中学校の三者面談では、模試の結果を持参するように指示されているケースもあります。
志望校合格に近づくために、模試を頻繁に受験して、自分の偏差値を理解してください。
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参考記事:中学生は模試の活用でグングン成績が伸びる
参考記事:神奈川全県模試の偏差値と活用ポイントが読めばわかる
参考記事:【都立高校入試対策】V模擬の活用ポイントをまとめた記事
偏差値を気にしない
偏差値は自分の実力を知るための重要な指標ですが、偏差値を気にしないことも大切。
なぜなら、偏差値は、模試を受験した時の自分の実力だからです。
例えば、受験1年前に偏差値が40だとしても、受験までに時間があれば偏差値はグングン上がります。
また、志望校の合格判定がA判定だとすると、逆に勉強しなくなる可能性もあります。
中学3年生の場合、受験本番に近づくにつれて、偏差値が上がるケースは多いです。
つまり、模試の結果に一喜一憂せずに自分のペースで自分を信じて勉強を進めることが大切。
偏差値の上げ方
受験までに時間がたっぷりある場合は、基礎の勉強を継続的に学習することで偏差値は上がるでしょう。
しかし、受験までに時間がない場合は、塾に行くことも考えなければなりません。
理由は、勉強の専門家に任せることで、効率よく偏差値を上げることができるからです。
塾は成績を上げるためにあるものです。
成績を上げるためのノウハウを持っているからです。
ただし、子どもにあった学習塾を選ぶことがポイントです。
無料体験授業などを受講して、子どもにあった学習塾を選ぶことをおすすめいたします。
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参考記事:【中学生の国語】定期テスト対策は国語の勉強法を知ると得点アップ
参考記事:数学が苦手な中学生を克服する4つのステップ【すぐに使える】
まとめ:【高校受験】偏差値とは?偏差値の仕組みを5分で理解!


最後までご覧いただきありがとうございます。
偏差値とは?偏差値の仕組みについて理解できましたでしょうか?
偏差値について理解しました。

以上、【高校受験】偏差値とは?偏差値の仕組みを5分で理解!でした。
まとめ
偏差値とは
偏差値を正しく理解
偏差値の活用法
都立高校入試関連情報
都立高校の受験に役立つ情報を以下にまとめてみました。
参考にしてください。
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